えりも町郷土資料館ほろいずみ水産の館のBlogです。

襟裳岬やえりもの様子や資料館ほろいずみの活動を紹介しています。

「おたまじゃくし」が「カエル」に

2008年06月30日 15時41分06秒 | 日記

資料館で飼育しているエゾアカガエルの「おたまじゃくし」が、つぎつぎとカエルに変身してきています。写真には、真っ黒くて、まだ後ろ足しかでていない「おたまじゃくし」。前足が出始めて変身途中で色が白っぽく、また骨格がわかるように、凛々しい面構えになってきている個体が写っています。こうなると、水中から陸への移動の時期がもうすぐです。溺死しないよう注意が必要です。

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猿留山道沼見峠妙見神詣り

2008年06月29日 17時03分25秒 | 猿留山道(さるるさんどう、saruru-mountainpath)

6月29日、えりも町郷土資料館N42°の会主催、5年目の猿留山道沼見峠妙見神詣りをとりおこないました。1799年に開削された猿留山道の沼見峠(豊似湖が見下ろせる。右の写真)に立つ二つの石碑、妙見神(左の写真の左:1859)と馬頭歓世音菩薩(左の写真の右:1861)とに、山道の安全、地域の発展と大漁を、日本と世界の平和を御祈願してきました。

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N42°の会・巨木調査

2008年06月22日 17時22分39秒 | N42°の会

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えりも町内の巨木を探して・・・・巨木とは胸の高さの直径(胸高直径)が100cm以上ある木のことです。6月22日、えりも町郷土資料館N42°の会メンバー9人は2台の車に分乗、近浦地区の山林へ、歩くこと10秒で巨木を発見、その後、合計9本の巨木を確認した。ミズナラ4本、シナノキ2本、カツラ2本、ダケカンバ1本であった。一番大きなものは、シナノキで胸高直径170cmであった。

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特別な景色とも出逢える。えりも港湾から歌別の岬を望む。

巨木を探して森を歩くと、たいそう気持ちがいいのである。

木を見るし、なにより森林浴なのである。


わらしゃんど・海岸歩き

2008年06月21日 15時51分19秒 | わらしゃんど・えりもまるごと自然体験

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わらしゃんど・えりもまるごと自然体験(子どもゆめ基金助成事業)の第2回目「海岸歩き」がありました。えりも町字東洋油駒から、襟裳岬近くの手助浜まで歩き、ガケを登り襟裳岬展望台まで歩きました。油駒から出てしばらくすると大潮時の干潮でなければ渡れない、穴岩に到着、写真はその地点の様子です。道なき岩礁と砂浜を歩き、時に磯遊びし、ビーチグラスを拾いました。やませが強く、襟裳岬に近づくにつれ、涼しくなりましたが、標高差約50mのガケを一気に上ると、そこは寒~いガス・やませ、襟裳岬の展望台は白一色でした。冒険心丸出しの一日でした。


雨の猿留山道

2008年06月16日 12時42分35秒 | 猿留山道(さるるさんどう、saruru-mountainpath)

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秋(9月27日28日)に行われる第9回全道フットパス集会のモニターツアーのご一考を案内し、雨の猿留山道を歩きました。豊似湖から入り、急な道を上がり猿留山道へ、沼見峠で江戸時代に建立された馬頭歓世音菩薩と妙見神にお参りし、長い下り坂を目黒(ワラビタイ)へ下りました峠からは豊似湖(カムイトウ・馬蹄湖)は雲の中でしたが、下り道の途中、しばし深緑の湖面を望むことが出来ました。江戸時代の旅人も雨の中を歩いたのでしょう、風がなかったのでゆっくりと雨の森を楽しめました。