表題の学習会が、襟裳岬「風の館」で3月25日(土)開催され、親子50名の参加がありました。
風がなく天候にも恵まれ、ゼニガタアザラシをじっくり観察することできました。
当資料館からは中岡がゼニガタアザラシと人の関わりについてお話させていただきました。
(写真は環境省えりも自然保護官事務所 近藤さんのお話)
ゼニガタアザラシは、準絶滅危惧種に指定されながらも、局所的(襟裳岬)には生息数が増加し、漁業との軋轢があり、環境省などの関係機関が被害防止対策に取り組んでいます。
襟裳岬でのゼニガタと人々の関わり、被害防止について、また共存について、親子で、皆さんとともに考えていただければと思っております。
昼食後は、資料館所蔵のゼニガタとトドの毛皮を実際に触り、その違いを体験。
オオワシ・オジロワシも観察でき、襟裳岬の豊かな自然を知っていただくことができました。また、子供たちはプラバン・アクセサリー作りに夢中でした。
帰りには、えりも漁業協同組合の直販所に寄っていただけるとのこと、ありがとうございました。
(中岡利泰)