えりも町郷土資料館ほろいずみ水産の館のBlogです。

襟裳岬やえりもの様子や資料館ほろいずみの活動を紹介しています。

博物館相当施設に指定されました

2022年10月31日 18時48分19秒 | 資料館紹介
 10月7日(金)、これまでの活動が認められ「えりも町郷土資料館・水産の館」が、博物館法に基づき「博物館に相当する施設」に指定されました。

 施設展示の一部を紹介します。

〇郷土資料館

※木造船「ほろいずみ丸」

 
※えりも町の紹介


※先住の人々


※黄金道路

〇水産の館

※旧幌泉灯台のレンズ


※日高管内のミツイシコンブ


※昭和20~30年代(1950年前後)の漁家(復元)

 紹介したほかにも、色々な展示がありますので、ぜひご来館ください。

町指定文化財「不動明王」

2022年10月30日 15時14分54秒 | 資料館紹介
 「不動明王」は、本町:法光寺の境内にある石碑の一つで、町指定文化財第4号(平成14年(2002年)3月20日)に指定されたものです。
 法光寺には、本町内各地から移設された石碑があり、この不動明王も、元来の設置場所から移設されたものと考えられます。
 不動明王の碑文は、裏に文化十年癸酉三月 施主 高田屋と刻まれています。
 文化九年(1812年)、のちの幌泉場所請負人 高田屋嘉兵衛は国後島においてロシアに捕らえられ、カムチャツカに移送されました。
 嘉兵衛がロシアに捕らわれたことを知った高田屋は、嘉兵衛の出身地である淡路島や兵庫で、嘉兵衛と水主(船を操る人)たちの無事帰還を祈願する奉納を行いっていました。
 高田屋嘉兵衛が蝦夷地(松前)に帰還したのは、文化十年(1813年)7月17日だと言われています。
 不動明王が奉納されたのは、文化十年であり、その時、嘉兵衛はロシアに拘束されていたことから、幌泉でも嘉兵衛らの帰国を祈願する法要が執り行われていた可能性があります。
 一般に、「不動明王」は、浄菩提心をもって行者の諸願を成就し、諸々の災害を除き、また財富を与える仏尊として、古来より多くの信仰を集めています。
 この「不動明王」は、江戸時代末の幕府、蝦夷地とロシアとの関係、場所請負人:高田屋嘉兵衛と高田屋の信仰と歴史を記録する貴重な文化財です。


※法光寺境内にある「不動明王」

2日目の作業は「形削り」

2022年10月30日 13時52分21秒 | 体験陶芸教室
 体験陶芸教室2日目(10月28日(金))は、初日に作った鉢・お皿の厚みなどを調整する形削り作業を行いました。
 
 削りの作業は「力加減」が難しく、少しでも力を入れ過ぎると、作品を削り過ぎたり、潰れてしまうことがあるため、参加者は慎重に形を整える作業を行いました。

 



 作品はこの後しっかりと乾燥させ、電気窯(窯の温度700°)で素焼きを行います。

 最終日の11月11日(金)には、作品に釉薬(ゆうやく)をかける色付け作業を行います。

体験陶芸教室が始まりました

2022年10月24日 19時43分07秒 | 体験陶芸教室
 体験陶芸教室が、10月21日(金)・28日(金)・11月11日(金)の3日間の計画で始まりました。

 初日は、「お皿」・「鉢」・「人形」などの形づくりを行いました。

 今回は、常連の参加者が多く、手慣れた手つきで作品をつくっていました。

 次回は、形削りを行います。