えりも町郷土資料館ほろいずみ水産の館のBlogです。

襟裳岬やえりもの様子や資料館ほろいずみの活動を紹介しています。

行楽の必須アイテム~水筒

2016年09月28日 13時21分44秒 | 郷土資料
皆さんこんにちは(*^▽^)ノ
行楽シーズン真っ只中ですが、いかがお過ごしでしょうか?
今回ご紹介するのは、行楽には欠かせない水筒です(*^_^*)


水筒の歴史は古く、紀元前3000年頃には、動物の皮をなめして袋状にしたものが、中国やヨーロッパで使われていました。
また、瓢箪は天然の素材を利用した水筒として重宝され、世界各地で使われており、日本には縄文時代前期には伝播していたとされています。
東アジアを中心とする国々では、竹を利用したものも使われており、日本でもよく使われていました。現在の水筒の原型になったといわれています。
江戸時代になると、瓢箪や竹の水筒に、漆を塗って装飾したり、家紋を入れるなどの華やかな水筒が登場します(★▽☆)
画像のようなアルミ製の水筒がつくられるようになったのは、明治30年前後のことでした(゜∀゜*)
戦後、プラスチック製やステンレス製の水筒が登場しますが、この頃の保温機能のある水筒はガラス製Σ(゜□゜)
現在ほどの保温性はなく、朝に入れた飲み物が、お昼に飲む頃にはぬるくなっていたそうです(´□`;;)

現在では保温性・保冷性も高く、おしゃれな水筒が多く出回っています。
ペットボトルは手軽ですが、たまには水筒やタンブラーを持ってお出かけも素敵ですね(((o(≧▽゜)o)))

(幌岩京子)

岬小学校が来館学習にきました☆彡

2016年09月15日 12時12分16秒 | 来館学習・学芸員派遣事業
皆さん、こんにちは(*^-^)ノ
今日は岬小学校の生徒さんが学習に来てくれましたよ((((o(゜▽゜*)o)))

海と山の関係を模型を使って学んだり、


コンブを切る道具を見て「うちにも同じのあるよ!」と教えてくれたり、


磯の生き物の名前を覚えたり、


標本を見せてもらったり、


新聞スクラップファイルから、過去のえりもの出来事も知ることができました(^_^)♪


アイヌ民族のおもちゃ、「ウコニアシ」の遊び方も覚えて、高木隊員と対戦(☆▽★)負けるなp(^-^)q


( 幌岩 京子 )

旅の必需品~行李~

2016年09月03日 14時32分46秒 | 郷土資料
皆さんこんにちは(*^-^)ノ
昨日から町民体育館で開かれている「伊能大図フロア展」は、本日16:00までです!
皆さん行きましたか?

さて、伊能忠敬も測量の旅にはこれを持ってきていたのでしょうか?(・_・)
本日ご紹介するのは「行李」です!

柳や藤、竹などを編んで作られた、ふた付きの箱です。
もともとは単なるかごであったものが、ふた付きになり、室町時代には「舌切り雀」でお馴染みの、「葛籠(つづら)」として普及しました(☆▽☆)
麻縄や締め皮などで、ふたが外れないように結ぶこともあります。
衣類や書物、身の回りの物を入れて、押し入れや納戸にしまったり、旅の荷物をいれて運んだりしました。
行李は風通しもよく、安価であったため、今でいうところの収納ボックスや、旅行鞄として、庶民の生活を支えていました(v^-゜)♪

(幌岩 京子)