えりも町郷土資料館N42°の会主催の米作り体験。ようやく脱穀もみすりを終わらせました。
様似町の田んぼ、小田ファームさんにお世話になって3年目です。親子での参加、「はせがけ」から稲を降ろし、脱穀機で「もみ」と稲を分けます。稲は馬の重要な飼料。脱穀は約1時間30分ほどで終了、その後、「もみすり」に。
機械で「もみすり」するのですが、子供たちは「すり鉢」と「軟式用ボール」で「もみ」をぐるぐるすると「玄米」と「もみがら」にきれいに分かれます。「玄米」を一升瓶に入れてつくと・・・精米です。
大人はすぐに「あきた~」、でも子供たちは一生懸命、中途半端な精米も、「持って帰る!」ということで、みんなで袋に分けて持ち帰りました。きっと、今夜はどこかの家庭ではちょっと玄米の入ったご飯を食べていることでしょう!
えりも町郷土資料館N42度の会では、毎年開催されている「イキイキ森づくり」に参加しました。
昨日22日は横浜国立大学宮脇昭名誉教授の講演、本日は昭和28年から緑化事業が続けられている百人浜での植樹に参加しました。
あいにくの雨模様でしたが、開会式後、宮脇名誉教授から植樹の意義や方法を習いました。参加した小学生(えりも岬小学校・東洋小学校)と関係者の写真撮影。この後、バスに分乗し植樹地へ移動しました。
札幌で栽培されたミズナラ・カシワ・セン・エゾヤマザクラ・アオダモ・クリ・エゾエノキ・エゾイタヤなど9種類、中にはえりもに自生しない樹種もありますが、移ごて2本分の間隔に三角形状に同じ種類が並ばないように植えていきました。
お互いに競争しあい成長していくそうです。
植樹終了後は、「もみじ鍋」(エゾシカ鍋)が振舞われ、冷えた体を温めることができました。
来年は、えりも岬・百人浜緑化60周年です!
今までの緑化事業に関わった人たち、戻ってきた自然、侵入してきた植物に鳥や昆虫にクモ、海のコンブにサケを始めとした海洋資源に感謝です!