えりも町郷土資料館ほろいずみ水産の館のBlogです。

襟裳岬やえりもの様子や資料館ほろいずみの活動を紹介しています。

もうすぐ春ですね。

2018年03月31日 12時40分52秒 | 日記
この数日、えりもでも暖かい日が多くなり、春の声が聞こえてきます。


資料館の周りではフキノトウが花を咲かせてはじめています。
フキノトウはアイヌ語で「パッカイ(子を・背負っている)」フキノトウが雪の間から丸く花を背負うようにして出てくる様子からそう呼ばれているそうです。花が開いたフキノトウはアイヌ語で「マカヨ」と呼ぶそうです。



資料館の庭の桜の木の芽も膨らんできています。

もうすぐ春ですね。


ゼニガタアザラシ学習観察会

2018年03月25日 17時18分30秒 | 来館学習・学芸員派遣事業
日高振興局主催の「親子ゼニガタアザラシ学習観察会」が、襟裳岬風の館で開催され、アザラシの生態やアシカとの違いなど、お話してきました。


写真は環境省の近藤アクティブレンジャーのお話の様子。えりも町でのアザラシと人(漁業)との共生について、みんなで学びました。


望遠鏡を使っての観察。昼食後は先端の展望台で・・・



アザラシの「トランクキット」(科学系博物館・図書館の連携による実物科学教育の推進〜CISE (Community for Intermediation of Science Education)製作~日高振興局が借り受けて展示)などで、アザラシについて、親子で学んでいました。

積極的な親子さんばかりで、盛り上がりました。

(中岡利泰)


鳥類の剥製、届きました。

2018年03月25日 17時12分19秒 | 日記
郷土資料館で発注していた鳥類の仮剥製。
届きました。


仮剥製とは、本剥製とは異なり、目にガラス玉の目を入れず、形を「きよつけ」体勢にしたもので、研究などに取り扱いしやすいように、羽を直接持たなくてもいいように、棒がつけてあります。

非常にきれいに作っていただき感謝!

(中岡利泰)

豊似湖事業報告会を開催しました。

2018年03月12日 17時30分12秒 | 報告(イベント・事業等)
3月11日、豊似湖事業報告会をえりも町目黒生活館で開催しました。

昨年度に引き続き、豊似湖の利用者数調査や森と湖の里ふれあい館、豊似湖ヘリコプター遊覧飛行事業についての報告と、

今年は目黒の女性部と老人クラブの方々の協力で目黒の郷土食(イモ団子、けんちん、タコ飯)の試食会もおこないました。



試食会では、参加者は懐かしい味に舌鼓。食後のアンケートでは、懐かしむ声や、おいしかったなどの感想もあり満足していただけたようです。他にも、試食したもの以外のえりもの郷土食だと思う物や、けんちん(汁)の具材を地区ごとに違いがあるか調べてみてくださいなどの貴重な意見もいただきました。



報告会会場では、豊似湖や目黒の生物や、森と湖の里ふれあい館、目黒の昔に関する写真をパネル展示。
特に、目黒の昔の写真を見て、参加者は昔話に花を咲かせていました。



その後の報告会では、各事業について参加者から積極的に質問や意見が出ていました。





侵入雑草・外来植物駆除フォーラムに参加してきました。

2018年03月12日 12時31分15秒 | 草木花(野の花他)
3月10日(土)に札幌で開催された「侵入雑草・外来植物駆除フォーラム」において、えりも町郷土資料館の取り組みを報告してきました。

平取、盤渓、南幌、雲竜沼、石狩浜、円山公園の事例報告もありました。



それぞれの地区によって、駆除の対象となる植物種、理由、駆除方法や駆除団体なども異なり、課題が多いことに気づかされました。
行政とのタイアップ、企業参加、継続の難しさと大切さを考えさせられる内容でした。

えりも町においてもオオハンゴンソウが幅を利かせ始めており、襟裳岬草原、豊似湖において、早期発見駆除にこれからも取り組んでいきたいと考えております。

多くの方々のご理解とご協力をお願いします。

(中岡利泰)