本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

『 のぼうの城 』  鑑賞

2012-11-13 18:01:04 | 住職の活動日記

 最近の日本映画  元気ではないでしょうか 

早速、見に行きました。

 『 のぼうの城 』  とてもおもしろかったです。  

この物語がフィクションではなく、事実にあった事というから

驚きです。

 「 野村萬斎 」 とかの踊りの振り付けは

上手に編み出されているとは思うのですが、

とても痛快で、人が心を一つにすると、

不可能なことを可能にしていくという、

なにかしら、今の時代に求められているようにも思いました。

 

 先日見た、  

『 鍵泥棒のメソッド 』  も、とても面白かったです。

 

 また、次回から始まる、

『 カラスの親指 』  も楽しみです。

 両作品とも意外な方がとてもいい演技をしておられる

というところも、驚きでした。

 

 最近は映画離れでしょうか ??

平日の夕方ということもあり、

館内は閑散としていました。

 もっと映画を見て欲しいと思います。

それも映画館で、

そこに集中して見るのがいいのです。

 三浦先生もとても映画が好きな方でした。

夢は 「 映画監督 」 と話しておられました。

多いときは週・一くらいの間隔で連れて行ってもらいました。

そこで、映画の面白さを教えて頂いたのです。

また、撮影所にも連れて行ってもらい、

「 木下恵介監督 」  とか  「 勅使河原宏監督 」  とか

いろんな方にお会いすることができました。

 

 外国映画も好きなんですが、

善悪をつけて、悪をたたくという構図は

うんざりしてくることもあります。

 日本の映画は、別の角度からでしょうか、

私的には、やはりどこか、仏教の考え方のようなものが

感じられるのです。

善悪ではなく、それぞれがそれぞれなんです。

そこが、見終わっても何かほっとしたものが残ります。

 

ところで、

 私の年代になると、 いつ行っても 1000円  というのは

なんとも    です。

 

 

コメント
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