京都の古民家
残すか、再利用するか
新たに生まれ変わらすのか
色々問題もあり
そこには工夫もあるようです
今日訪れた町家
そのままの姿で残っています
この高い天井は
上の窓から朝日が入ってきて
電気もつけずに
炊事が出来たそうです
こういうところにも
先人の工夫が見えます
今日はここが会場で
書道教室があります
おくど(竈)さんです
懐かしい
小学生の頃はこの竈で
ご飯を炊きました
なかなか上手だったのです
というのも
その当時は麦ごはん
白米の美味しいところが
食べたいばっかりに
練習して
ほど良いおこげをつくり
それをおにぎりにして
食べるのが楽しみでした
竈の上には
大黒さんや布袋さんなど
御守護の神々が鎮座されて
いるようです
この段上りも一工夫があって
板にある穴に指を入れて
持ち上げると中は
炭とか焚物とかの収納場所
になっているのです
この石畳と三和土(たたき)
がなんとも好い風情を
出しています
奥には土蔵もあり
これまた立派なもので
保存状態もよく
しかしながら
維持していくのは一苦労
のようです
久しぶりの筆
なかなか思うように運ばず
一苦労
でもまあ
こういう空間で筆を持てる
そういう時間が
有難い
帰りには道筋の
同じ町家を活かした喫茶店
この店は
宇治の家を設計して頂いた
設計士の方が
古民家を外観はそのままで
中は全く新しく作り変えれた
新旧同居したような
佇まいになっています
今日の通りは
御幸町(ごこまち)通り
仏具店や職人さんの多い
町筋です
そういう道筋を上手に
再生しておられるようです
しかし
まだまだこれからも
多くの課題があるようです
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