当院には昔から代々伝わっている
『 宝船 』 の版木があります。
初不動さまの 「 1月28日 」 に
授与されます。
この宝船が家の中に入ってくるように
玄関にお飾りします。
早速、
お飾りしていただきました。
何時もお世話になっている 『 奥村歯科医院 』
最近は奥様と巡礼も一緒にお参りしています。
玄関の入った一番いいところです。
昔からのいわれで、
宝船が家の中に入って来るように、
お宝を積んだ船が入って来るようにとの願いを込めて
玄関はいった右側に貼るのが慣わしです。
宝船には 回文という
上から読んでも下から読んでも同じ文が書いてあります。
なかきよの
とおのねふりの
みなみさめ
なみのりふねの
おとのよきかな
漢字で書くと、
長き夜の
十の眠りの
皆目醒め
波乗り船の
音の善き哉
となります。
長き夜 とは迷っている無明の闇
十の眠り とは仏教でいう 『 十界 』
地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上・声聞・縁覚・菩薩・仏
波乗り船 とはこの迷いの岸から悟りの岸に渡る船
お釈迦さまの教え
これは、生きとし生けるすべてのものが、
お釈迦さまの教えを聞いて ( 音 )、
迷いの世界から目覚めさせられ、
悟りの世界に渡ることができる、
という意味です。
宝船に乗って、目に見えない財宝がやってくるように
願っています。
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