本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

本蔵院・納めの不動

2019-12-28 10:23:54 | 住職の活動日記

孫と共にご先祖さまの

お墓参り

一年間無事に過ごせたことと

孫たちのこれからの成長を願い

それぞれに光る個性が

素直に伸びてくれることを

ご報告かねて祈りました。

 

 

ふと下に目をやると

どなたかが植えたのでしょう

もみじの小さい葉が

赤く色づいています。

 

本蔵院も最後のお不動様と

年越しの除夜の鐘の準備と

行事が続きます

 

 

門松も整えられ

来年へかけての抱負も込めて

 

 

「人間志をたてるに

 遅すぎるという事はない」

と今月のことばが上がっています

また、時ならず

 

 

つつじの花が一輪二輪と

開花しています

でも今日の冷え込みに

驚いていることでしょう

 

 

その横では来年開くぞ!と

梅の花がもう蕾を膨らませて

いるようです

 

 

いよいよ、今年最後のお護摩です

心静かにお護摩を修したいと思います

 

 

年末は菩提樹苑で除夜の鐘が

撞かれます

 

 

以上のような時間で行われます

参加は自由です

今年一年の感謝と

来年も更に良き年でありますよう

願いを込めて

「洗心一打」

撞かれるのも心あらたまるのでは

ないでしょうか。

 

令和元年が終わり

令和2年が始まる

ただ時が過ぎゆくのではなく

令和元年という年を振り返り

令和2年という年に立って

見直してみる。

人間妙なもので、

卒業してみて初めて

もっとやっておけばよかったと

思うものです

もう少し英語を

やっておけばよかった

国語ももっといろんな本を

読んでおけばよかったのに

と思うものです

卒業して初めてわかる事です

 

そうやって見直してみて

また、初めて出発できると

思います

出発点を見つけることが大事で

ただ、だらだらと時間は流れていく

というものではなく

歳年に区切りをつけ

更なる出発を願うということが

年の区切りではないかと

思うのです。

 

 

お大師様も見守って頂いて

護摩の修法に向かいたいと

思います。

 

 

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