京都新聞にも「除夜の鐘情報」
のお知らせが載っています。
各お寺ではその時間や参拝方法が
掲載されています
そこで気になったのですが、
当院の本山「醍醐寺」も除夜の鐘が
あるようで、記事を見たら
「突く」と書いてあります。
鐘をつくの「つく」は「撞く」では
ないのかな?と思って
他の寺院を見ても
全部、「突く」の字になっています
今はこう書くのかもしれません。
気になり『漢和辞典』を見ると
突く、という字は
「穴」と「犬」から出来たもので
穴の中から犬が飛び出してきた
というのが元の意味のようです。
そこから、
つきだす。つきあたる。
という意味が出てきました。
「突出」とか「突如」「突風」
という漢字があります。
突という読み方の字は
「突」・「舂」(ショウ)・「衝」
「撞」(ドウ)があります。
突は、思いがけない所につきでる
「突入」という字があり、
舂は、うづくと読み、
臼で米をつく「舂碓」(ショウタイ)
春と似ていますが別字で
なかが臼になっています。
衝は、つきあたる「衝突」。
撞は、棒の先で一つ突くこと、
とあり、
「撞球」ビリヤードという熟語が
あるようです。
今までは、
鐘をつくといえば
「撞く」という字を書いたように
思うのですが、
新聞にもあるように
どちらでもOKなのでしょう。
暮れの忙しい時に、
妙なことが気になって
すいません!!
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