本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

梅の匂いに誘われて …

2015-03-05 20:55:39 | 住職の活動日記

菅原道真公の梅の木が

住友林業の手によって

クローンの梅が作られたと、

京都新聞に載っています。

北野天満宮では今が見ごろと、

 

   

 

有名な歌が門に掲げられています、

 

   

 

境内一面に梅の香りが漂って、

 

   

 

北野天満宮、

ここの地名は北野白梅町、

この門は「星欠けの三光門」といって

天満宮の七不思議のひとつ

日と月と三日月はあるが星はない 

 

   

 

門の上を探すと「月」、

 

   

 

「日」は見つけましたが、

 

   

 

ウサギまでは何とか探してが、

星はこの門の上に北極星が輝く

というので星はないということです。

だから、「星欠けの三光門」

 

   

 

紅梅も見事、

 

   

 

梅園も咲きほこっています。

 

   

 

   

 

白梅紅梅の競演

 

ここの本殿の裏には

   

 

正面は菅原道真公ですが、裏の社は

菅原家のご先祖さまと

道真公の父君と祖父君がお祀りしてあります。

 

   

 

 

祖父にあたる方は、

弘法大師が唐へ渡られる時、

ご一緒に行かれた方なのです。

 

今でも、京都では天神さんと弘法さん

21日が弘法さん、25日が天神さん

どちらかが雨が降ると、

今月は弘法さんの勝ちやな!

といって、露店を出される方には

とても大切な日で京都の風物詩の一つです。

 

   

 

天神さんというと「牛」は必ず祀られています。

承和12年6月25日丑年に

道真公は生まれられた、

また、牛にまつわる話がたくさんあって

なかでも、

延喜3年大宰府で亡くなられ

その御遺体を牛車で運ぶ途中

牛が座り込んで動かなくなり

やむなく、安楽寺に埋葬した。

そういうこともあり、

「牛」は道真公のお使いとされている

とのことのようです。

 

今日も一寒一温ではないですが

一日の中でも目まぐるしく

日が照ったり、ちらついたりと

不順な天気でした。

 

 

 

 

 

   

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