本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

御土居の梅

2015-03-05 21:29:12 | 住職の活動日記

御土居(おどい)

聞きなれない名前ですが、

 

   

 

秀吉は京都の町を護るため、

地図の赤線で囲んだ部分に

土塁の堤を築いてその外側には

川を巡らしたのです。

今ではそのほとんどは取り壊されて

わずかに数か所、

部分が残っているに過ぎません。

 

その一か所が天満宮に残っています。

 

   

 

ここが御土居の上の所、

下に降りてみると、

 

   

 

こういう立派な石垣を築いたのです。

この石垣を京都の町を囲むように

造ったというのですから、

大変な工事をしたのですね。

 

   

 

その石垣の下には川が流れ

この川も一つの防護壁です。

天神さんにちなんで、でしょうか?

この川は「天神川」といいます。

 

 

   

 

その土手や下にも梅が植えられています。

 

   

 

紅梅白梅が見事な調和を見せています。

 

先日来、

秀吉公の墓所、阿弥陀ヶ峰に参拝

秀吉公の大仏「方広寺」にお参り

また、ここで秀吉公の作った御土居

に出逢い、

京都の町を深く愛され護ってこられた

心に少しふれたような

(晩年はいろいろありましたが)

やはり、大変の事業をやり遂げておられるのです。

改めて感動です!!!

 

 

 

 

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