本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

フランスよりお見舞いの手紙が…

2016-05-09 22:02:41 | 住職の活動日記

熊本地震は世界中で

放送されているのでしょう。

フランスよりお見舞いの手紙が

届きました。

 

 

珍しい方からです。

「融快」さんといって、

もう40年来の友人です。

フランス人で精紳学の先生ですが

ある時から仏教に興味を持たれ

ついには出家されて、

今、パリより南へ行ったモンタージュ

というところで、『光明院』という

お寺を開かれました。

 

3年ほど前、

御七日御修法でお会いしました。

お互い年取った姿で、

出会ったのが20代の頃でしたから

それなりに老け込んできたのです。

ちょうど、食堂(じきどう)で

修行していたころお見えになりました。

 

それから、家にも来ていただいて

フランス語はわからないのですが

通訳の方と一緒で

何とか話が通じ合ったのです。

 

『融快』という名前も

御七日御修法が始まった頃

青木融光という方が大行事を

されていて、

その方のお弟子になられて

その名前を頂かれたようです。

 

 

中のハガキは「ルルドの泉」の

ようです。

聖母マリアに遇ったという女性の

願いでここに教会が建てられ

それからいろいろの奇蹟が

あったということです。

熊本復興の願いを込めて

このハガキにされたのかな?

 

返事を書いたのですが

あまりにすらすらと書いてあって

住所がはっきりと読み取れません、

ところが今は便利で、

グーグルで似たような住所を入れると

こうではないですかと?

正確な住所が出てきました。

フランス語は読まない文字もあって

英語とはちょっと違った感じです。

そして、

ネット上に『光明院』の

お寺も出てきました。

なかなか立派に作られています。

荘厳も日本で見るお寺のような

雰囲気に作られています。

 

手紙は、 

神仏のご加護をお祈りします。

南無大師遍照金剛

と締めくくってありました。

 

ちょっと離れていますが

もう一度お会いしたい

友でもあります。

 

 

 

 

 

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