何気なく歩いていると
目にとまった野の花
何だろう?
よく見かけるダンドロボロギクか
歩道のインターロッキングの
隙間に生えている
まあ、ど根性といわれる
野の花です
たぶん、どこからか飛んできて
その種が溝の隙間に入った
そこから根を伸ばし
こうやっていのちを咲かせている
しかし、
踏みつけられるかもしれない
また、
邪魔!といわれて
ちぎられるかもしれない
清掃の方が来て
刈り取っていかれるかも
ある面はかない運命かもしれない
けれども
与えられた場所で咲いている
しかし、
考えようによっては
いい場所だったかもしれない
土のところであれば
根こそぎ刈り取られ
それで命が終わるかもしれない
この細い溝であればこそ
そこから静かに
深く根を下ろしているでしょう
たとえ上の茎や葉や花を
刈り取られたとしても
根は残っている
また次の年がくれば
その根の命は生きていて
小さな茎をのばし葉を出し
花を咲かせ種を残し
その種を飛ばして
またどこかに次のいのちを
繋ぐことでしょう。
与えられた場所が生きる所
なんだかすごいですね!
どこかいい所があるのではないか
と探し回るものですが
外の世界を変えることなく
自分を変えて
その場所に合ったように
生きていく
そして
花を咲かせ種を飛ばし
子孫を残していく
この花の強さに感服します
名前は調べ中ですが
ちょっと
紫色の葉が変化しているのは
この寒さのせいかもしれません。
いろいろ不平が出る私たちですが
なんだか、
こういう野の花にも教えられる
ものですね。
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