不疲倦、ふひけん、と読みます。
疲れないということですが、
お経のなかには、
ほとけさまは不疲倦と、
出てきます。
正確にはいろいろ難しい解釈が
あるのでしょうが?
私の祖父もほとけさまでは
ありませんが、
よく寝ずに勉強していたことを
思い出します。
安田先生も東寺での講義に
見えられた時、
夜中もずっと電気が点いていたし
朝も早くから起きておられる
様子で、いつ休まれるのだろうと
不思議に思っていました。
脳を休ませるということも
ありますが、
人間、究極的関心というか
アルティメットコンサーン
という問題にぶつかると
頭は活性化してくるようです。
真理は人間を越えたものですが、
その真理の言葉にうなずいたとき、
真理は自分の心のなかで、
思索というか思惟が始まり、
智慧が生産され、
先生の言葉をかりると、
泉のように湧いてくるそうです。
そうなると、
頭は益々働きだすのでしょう。
脳を休ませるということも大切な
ことのようですが、
疲れを知らない脳ということも
あるようです。
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