本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

御所・六条殿「長講堂」

2022-03-04 20:19:36 | 住職の活動日記

五条通の高倉通を下って

行くと色々面白いところに

出くわしました。

「高倉会館」という

我が母校の前身であり

今は幼稚園も併設されて

います

そこ少し歩くと

とても立派な建物が見えて

きました

 

 

「元六条御所長講堂」

という石碑があります

 

 

中へは入れませんが

表札を読むと

寿永2年(1183)

後白河法皇が建立した持仏堂

とあります

この地は平業忠の邸に

法皇が六条御所を移した

長講堂というのは

正式には法華長講弥陀三昧堂

といい、

法華経を講義し阿弥陀仏を

念じ三昧を続けるという

お堂ということです

それから色々の変遷があり

現在の地に移ったのは

秀吉によるものです。

 

 

裏に回っても

お堂の作りの立派さが

伺えます

そこから河原町通りへ出ると

 

 

何とも美しい

市比賣神社イチヒメが

見えてきます

女性の神様というだけあって

女性の姿が目立っています

 

 

ちょうど紅梅も満開です

 

 

天之真名井という水が

湧き出ています

その横にはお稲荷様も

お祀りしてあります

 

 

外に出て見上げると

この小さな敷地をフル活用

門の上にはビルがあり

マンションなのでしょうか

日々ご利益を受けて

住む方も有り難いのでは

 

河原町通りを渡り

ふと見かける

「開花堂」の看板

 

 

よくテレビで見かけた

茶筒の専門店です

 

 

ショーウインドウには

色々の茶筒がありますが

これだけで勝負している

老舗ならではの工夫がある

ようです

 

 

シンプルな中にも

歴史を感じる暖簾です

 

この店の突き当りが

高瀬川です

この川伝いに上がっていけば

木屋町通りがあり

色々の店があります

 

 

川沿いの水仙も美しい

 

 

番いのカモがいます

近くまで行っても

食事に夢中です

 

 

浅井川なので

浮かぶ必要もなく

歩きながら

石の下の苔を食べている

のカモしれません

 

 

六条付近では

両脇の木々も自然のままの

風情です

 

 

サウナの梅湯のネオン

この銭湯も歴史を感じます

三階建てです

それも木造でしょう

風呂に浸かって

火照った体を三階の欄干で

高瀬川を見ながら

冷えたビールを飲む

昔は風情があったのでしょう

 

といいつつ

プチ散歩を楽しみましたが

少し出ても

色々の歴史がある建物に

出会えるのは

楽しいものです。

 

 

 

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