9時、醍醐寺の本山に到着、
衣に着替えて 「 伝法学院 」 へ、
門を入るとすぐ、
「 修行道場につき 立入禁止 」
の、立札が目にとまります。
外からも入れないということは、
中で修行する 「 院生 」 たちは外に出れない
ということになるのです。
玄関入ると、すぐに
風情のある格子窓が目にとまります。
本堂を覗いてみると、30分前なのに、
もう正座して座って、顔の前で合掌して
式が始まるのを待っています。
( 足の痺れが心配です。)
まず、第一の修行が始まっています。
教室が控えの間になっています。
師僧、や保護者はここで待ちます。
また、ここが院生達が一年間学ぶ場所なのです。
式も進み、
醍醐寺管長の 「 仲田順和 門跡 」 さまより、
祝辞を受けます。
それを受ける院生達も
真剣そのものの顔つきで聞いています。
院生紹介では
「 奎良 」 一番先に呼ばれました。
見てるこちらも、足の痺れを心配しましたが、
何とか立ち上がって、座りました。
奎良君の部屋です。
ドアの取っ手は使い込まれて
自然の光沢が出てきています。
式も終わり記念撮影です。
いよいよ始まります。
この半鐘がこれから院生達の修行を
厳しく見守っていくことでしょう。
もうそれぞれの仕事についているようです。
今日はもう、新発意となって
新しい生活を踏み出しました。
もう、声をかけることも出来ないような
遠い存在になったようです。
顔を合わせることもなく、
声をかけることも出来ない、
遠くから、一礼して
伝法学院を後にしました。
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