本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

秋きぬと目にはさやかに見えねども …

2011-09-01 21:42:53 | 住職の活動日記
 今日から9月です。

古今和歌集で 「 藤原敏行 」 が  秋立つ日よめる  として詠んだのが


 「 秋きぬと目にはさやかに見えねども

          風の音にぞおどろかされぬる 」

です。

 秋立つ日とは 「 立秋 」 のことでしょか ?

暦では 8月8日 です。

昔と今ではずいぶんと季節も変わってきています。


 ここのところ、とても暑い日が続いております。

先日の 「 三界万霊塔 」 のお参りのときも、頭がひりひりするほどの暑さでした。

今日も衣着ただけで汗が噴出してきます。



 しかし、季節は正直なところもあり、秋の気配が朝夕には感じられるものです。




 
     





 名前はわかりませんがお参りの途中、この花が目に飛び込んできました。


今日のお参りの方はよくベトナムへ行かれるそうで、

 「 むこうは湿度が100パーセントですよ !!

   もう、暑さが半端ではなく、体の周りにまとわりついています。」

と話しておられました。





    





 もう秋の花でしょうか ??  それとも夏の終わりの花でしょうか ??

暑い日差しに向けて元気に咲いていました。

 不思議なものでそういう眼で見ていると、いろいろと目に付くものです。





     





 なんてことはない 「 芋の葉 」 ですが、半端な大きさではなく

私の背丈ほどもあるのです。

北海道では蕗が傘になるほどの大きさですが、

九州でこんなに大きいのは珍しいのではないでしょうか。


 少し郊外まで小一時間のお参りです。





     




稲穂の緑が目に眩いほどです。

この緑がだんだんと黄金色に色づいてくるのでしょう。


 本当に厳しい残暑ですが、着実に秋は間じかまできているようにも感じます。





    




 あやちゃんもここのところの暑さにはまいっているようです。

上手に涼しいところを見つけては避暑を楽しんでいるようです。


 私たちも上手にこの残暑を乗り切りましょう。  









 

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