本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

おかげさまで!!

2020-06-09 20:05:27 | 住職の活動日記

美味しくご飯を頂いて

今日も快腸

スッキリ出るとおもわず

「おかげさまで!」と

口から出てくる。

 

不調な時は出そうと思っても

出ないし

自分の思い通りにならない

これも、おかげさま

目に見えない影のはたらきの

おかげなのです

自分の身体一つとっても

自分の思い通りになるものでは

ない

腸内細菌もそうですが

体中のありとあらゆる細胞が

順調に働けばこそです。

 

この子たちもお陰を受けている

のでしょう

エサやりのおじさんたちが

かねの器を鳴らしながら

やって来ると

「にゃ~ん」という可愛い声を

だして草むらから出てくる

 

 

ここにも数匹の子たちがいて

それぞれ餌を頂くご主人様が

決まっているようです

 

 

あたりを見回しそっと出てきます

ご飯を頂くと

シッポをぴ~んと立てて

ご主人様にすりすりして

甘えてきます。

 

「明日から雨の予報だし

 エサやりには来れないな」

と話しておられます

 

 

木の陰からこちらを覗いています

いつものご主人さまとは違うので

呼ぶと一目散に逃げていきました

でもその身体たるや

丸々と太って

エサやりが行き届いている

様子です

 

 

食べ終わると

涼しい草むらの陰で一休み

 

 

どの子も愛情たっぷり受けて

立派な体になっています

 

畜生という字も

畜というのは田と玆シから

構成されていて

田の作物を玆益シエキする

という意味です

そこから家畜という意味が出て

養うということにもつながります

畜生ということは

養われて生きるということです

 

ここに育った猫ちゃんたちも

もとは飼い猫だったのでしょう

何かの条件でここにやって来た

最初は面食らったと思います

しかし、

自然はいっぱいだし

自由に遊べるし

お陰を受けてご飯も頂ける

そして撫で撫でもしてくれる

 

 

そんな折、目にとまったのが

根っこの竹です

まるで抱かれるように

子猫が膝の上に乗って来るように

おさまりがいい格好に見えます

 

この猫ちゃんたちも

半分野生化していますが

可愛がられた思い出が残っている

甘え撫でてもらい

昔を思い出しているのかも

しれません。

 

今日のお陰を受けて

ひと時に幸せタイムです。

 

お陰様も

「かげ」という字に

お、という敬語と

さま、という敬称が付いた言葉

そのものは分からないけど

その陰として

感じ取ることができる

意味深い言葉です。

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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