梅雨も開け、昨日今日と34度と
一気に真夏の太陽が照りつけます。
それでも風があるせいか
肌には気持のいいものです。
いま、あちこちで「キキョウ」の花が
見ごろを迎えています。
梅雨の頃であれば
しっとりとした紫色にまた格別な
思いも出てくるでしょう。
暑い日差しに照らされて
光り輝く紫色です。
ちょっと日陰になると、
微妙な紫色の変化が楽しめます。
京都の西に位置する「亀岡市」
ここは明智光秀に縁の地でもあります。
光秀の家紋は珍しい
「水色桔梗」と色のついた家紋です。
美しい盆地になっていて、
光秀が築いた亀山城もあります。
光秀は主君殺しという汚名を
残していますが、
今また、見直されてきています。
この地の人々にとっては名君で
いろいろな政策を行ったようです。
そして、「家中軍法」という
軍団の規律秩序を記した法度を
いち早く定めて、
それが他の武将にも取り入れたようです。
しかし、
なぜ「本能寺の変」を起したかは
いまだ謎のに包まれています。
明智光秀の首塚というものが
亀岡の「谷性寺」(こくしょうじ)にあり、
そのお寺の前には5万株にも及ぶ
「キキョウ」が見事に花開いているのです。
中には「白いキキョウ」もあり、
ふと足元を見ると、
小さなカエルたちが
あちこち飛び跳ねています。
また、
ユリの花も見事です
今が見ごろを迎えています。
仏さまにあげるには絶好の花では、
それなりの存在感もあり、
またアジサイもあり
歴史を感じつつも
花の美しさに目を奪われてしまいます。
やはり夏の花は「ヒマワリ」
今日も元気にお日様に向かって
顔を向けていました。
亀岡や福知山の人々にとっては
明智光秀はとても慕われた方で
その功績は目を見張るものがあります。
その徳を偲んで今でも「光秀まつり」が
開かれているということです。
NHKの大河ドラマでも
取り上げて頂いて
新しい明智光秀像を見てみたいものです。