本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

十二月三日より

2007-12-02 22:27:56 | 今週の言葉

 ゴールはまだ遠いが 山頂は見えた

 新聞でこの言葉に出会い、ハットしました。
この言葉は、京都大学の山中伸弥先生の言葉です。世界で初めて人の皮膚から万能細胞をつくった方です。
『 20年近く研究をやってきて、初めて人の役に立つかも知れないと思えた。
ゴールはまだ遠いが、山頂は見えた。 』
 この言葉を聞いた時、仏道修行と重なって見えました。
『 ゴールはまだ遠い、仏は見えた。 』 となるのではないでしょうか。
仏を見た、真理に触れた、という実感が大事なのです。
しかし、仏を見たから、仏になったのではない、迷える自分が仏を見た、仏という到達点の確信、だから無限の長い修行に耐えていくことができる。
見道 ( けんどう ) 仏を見た、エゴが破れて、セルフに触れたそこに、歓喜といことがあります。
修道 ( しゅうどう ) そして、修行ということが成り立ちます。
目標が捕らえられたら、いいのです。たどり着くのには個人差があります。
遅い早いは問題ではないのです。方向が見えることが大事だと思います。
菩薩とは ほとけへの 方向づけられた人 ということになるのではないでしょうか。
方向が定まれば、一歩一歩、ゆっくりでもいい、歩んでゆけばいいのです。

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足のしびれ

2007-12-02 21:42:58 | 住職の活動日記
 日曜日ということもあり、法事が重なりました。

ご法事で一番大変なのは、皆さんにとって正座するということのようです。

お寺の場合はすべて低めの椅子になりましたので、とても楽です。

 その筋のほうでは、( 正座をしなければいけない仕事の方なんですが )

一発で、しびれをとる方法があります。

 ご存知の方もあるかとは思いますが、

 ご紹介しておきます。

 立つ時に、足首と足首を重ねて、お尻でぎゅっと体重をかけるのです。

チョット痛いですが、すぐにしびれは取れます。

 モデルが悪いですが、写真を参考に!

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