本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

雑学 ( 牛の尻尾 )

2007-12-22 23:57:38 | 住職の活動日記
 昔よくひやかされました。

『 お前は牛の尻尾や ! 』  ( モウのしり )


テレビで 「 ふるさと検定スペシャル・ニッポン再発見 」 で

『 日光東照宮のナゾ 』 を放映してました。

結構知らないこともたくさんありました。

しかし、 『 日光 』 という言葉も、仏教に深くかかわりがあるのです。

チベットのダライラマの住む宮殿を 『 ポタラ宮殿 』 というでしょう。

『 ポタラ 』、がそのまま音写されて、『 ふたあら 』 となり、

『 ふたあら 』、を漢字で 『 二荒 』 と当て字にしたのです。

『 二荒 』 は 『 にこう 』 と読めるでしょう。

『 にこう 』 からその音をとって 『 日光 』 とあてたのです。

だから、『 日光 』 とは、観音さまのお浄土である 『 ポータラ 』

を意味しているのです。

 徳川家康も日課念仏をされているように最後は、お観音さまのお浄土への

憧憬があったのではないでしょうか。?

 それと、日光東照宮は未完成である。

完成したものであれば、あとは下るしかない、

永遠に完成を目指している、これも非常に意味深長な言葉です。

ここにも、家康の深い人生観のようなものを感じます。


 雑学ついでに、問題

よくお店とかの玄関に 『 田牛 』 と書かれた板が下がっていることがあります。

これは何を意味しているのでしょうか?
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今日、お参りでであった猫ちゃんです

2007-12-22 18:34:34 | 住職の活動日記
 玄関あけると 『 ニャ~ン 』 とご挨拶に来てくれました。

お仏壇の前に座ると、横に来て、私の頭陀袋を舐めるようにかいでいます。

どうも家の猫の匂いがするのでしょう。

 お経が始まると、さっさと、おこたにもぐりこみました。

終わるのを見計らって、私の前に出てきて、写真のポーズです。

 この系統 ( 洋ネコ系 ) は、抱っこがイヤで、つかず離れずの距離がいいようで

す。なでなでは好きなようで、膝元によってきます。

 一年前は手に乗るほどの、ちっちゃな子が今では4キロもあるそうです。

ネコもかわいい時は一時です。

 でも、大きくなっても、それはそれなりに、見てるだけで癒されます。
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師走の紅葉

2007-12-22 18:21:41 | 住職の活動日記
 『 師走 』 という言葉だけで何かしら気ぜわしいようです。

クルマも殺気立って、走っているような気がします。

 師走の師とは、お坊さんのことだそうですね。テレビのクイズ番組でしりました。

檀家さんのお参りとかで忙しかったのでしょうか。

 そんな中、人知れず、コインパーキングの片隅で真っ赤に色づいた紅葉に出会いまし

た。

 『 うらを見せ おもてを見せて 散る紅葉 』   ( 良寛 )

その俳句が出てくるようなひとコマでした。
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