3月27日小平市中央公民館ホールで、東京2020大会を通して実施された小平でのイベントや活動をふりかえり、小平にどのようなレガシーを残せたのか?
このようなテーマの講演とトークセッションをオリ・パラ小平市民プロジェクトが開催しました。
え~? 今頃東京2020大会? もう昨夏のことなのに?
と思われるでしょうが、イベント(ここではスポーツ&カルチャーフェスティバルinこだいら)にはふりかえりが最も大切だそうです。
市民プロジェクトが次のステージへのリスタートをきるために、実施したものです。
ホールの壁には昨夏に使った横断幕やメンバー手づくりのフェルト製SDGs表、それに1号から9号までの広報紙「2020(フレフレ)こだいら」を貼りました。
講演が10時開始でしたから、このような貼り付け、舞台設営、受付の準備などを大わらわで1時間足らずでやりました。
基調講演は元小平市職員の萩元直樹さん。
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会で東京2020大会へ向けて従事していた方です。
全国各地で講演やワークショップも行っています。
まだ37歳、これからの社会を担う期待される方です。
オリ・パラの意義、多様性と調和、SDGs、これまで3年余り学んできたことをもう一度学びほぐして、ローカライズすることが重要と改めて啓発してくださいました。
トークセッションは市の文化スポーツ課の林さん、スポカルフェスに出演いただいたジロー今村さん、同じくFaiRyの吉川莉
奈さん、ボランティアサポートしてくれた大学生の藤井さんと榎本さんをゲストに迎え、テレビ番組のアメトーク風に始まりました。
登壇者が皆顔なじみなので、とてもリラックスしたいい雰囲気でした。
それぞれの立場でのこれまでの活動や、スポカルで学びになったこと、できなかったことを話しました。
魂の肉体表現者、ジロー今村さんはコロナ禍の中で活動できなかったことから、大ホールで思い切り自由にパフォーマンスできて嬉しかったことなどを立ち上がって熱烈スピーチ。
大いに盛り上げてくれました。
そして締めは由井代表がリスタートを宣言。
参加の方々も一緒に最後は記念撮影して、楽しい中に終了となりました。
ゲストのジローさんと吉川さんが談笑中。
松江観光大使のジローさんは地域資源コーディネーターとして要請され、この4月から松江に単身赴任します。
吉川さんは障がいの有無に関わらずエンターテイメントで共生社会を目指している方で、障がいある人たちの就労のため
農地を借り、皆で農業を始めるそうです。
お二人ともリスタートをきるわけです。
皆でエールを送りました。
頑張ってほしいと心から願っています。
20代から70代までが一堂に会した、ユニークで有意義なイベントになりました。