令和三年六月二十四日(木) 曇
本日、2年ぶりに伊雜宮 御田植祭が開催された。
しかし、昨年より継続しているチャイナ・ウィルス禍の影響で竹取神事は中止となり、七度半の使い、式三番、修祓の儀、早苗取り、御田植え、踊り込み、千秋楽の舞が執り行われた。
今年は、担当地区で役員を務められた南さんから撮影の依頼を受け、御田植祭の1ヶ月前から稽古風景、衣装合わせ、近所の田圃で苗を植える小訓式(こならし)、実際に化粧を施し、衣装を着用した総合リハーサルというべき大訓式(おおならし)と、本番当日まで密着撮影を行った。
六月二十二日(火)の大訓式は4時30分起床し撮影に出向き、翌日は筋肉痛を感じながら通常勤務、六月二十四(木)当日も4時30分起床・・・。 早起きが苦手な私には苦行というべき日程だった。
二十四日(木)御田植祭の後、帰宅して入浴中に両足の筋肉が攣る・・・。 何てこった。
24:00まで大量の写真編集を行い、晩飯を食べ忘れる・・・。
夕刻に犬塚先生と一献楽しませて戴きたかったが、この日に写真編集を始めないと週末までに写真を提出出来ないので、今回は涙をのんで失礼させて戴いたが、地元からは伸ちゃんと憲さんが同席させて戴いた。
翌二十五日(金)は朝から通常勤務。
夕刻に帰宅&入浴後、個別の写真整理と4個の提出用のメモリースティックへの書き込みを行っていたら既に24:00・・・。 晩飯を食べ忘れる・・・。 しかし、全く痩せない・・・。
翌二十六日(土)は07:30から写真アルバムのタイトル・シール作成と、メモリースティック内容の詳細リスト作成。
11:00にココ壱でビーフカレーを食し、その後11:40から14:30までジャスコで写真の大量プリントを行う。
帰宅後プリントした写真の整理を行い、写真アルバム計7冊に差し込んでいたら急に空腹感を覚える。 気がついたら23:00・・・。
飲食店は全て閉店しているので、自宅でサッポロ一番塩ラーメンを食し、24:00頃に全行程終了。
六月二十七日(日)に南さんへ写真アルバムとメモリースティック、地区役員会へのメモリースティックを提出。
その後、伊雜宮 稲熊宮司へメモリースティックを提出、ゴーレム・浜口衛士へ写真を渡す。
伊雜宮奉賛会副会長・南幸生氏へ各種集合写真とメモリースティックを提出し、本年度の御田植祭完遂。
熱い湯にドップリ浸かって、疲労困憊の身体をリラックスさせ、久しぶりに「だいちゃん」でキンキンに冷えた生ビールを胃に流し込んで開放感に酔いしれる。 数日遅れの一人直会だ。
その後もメガハイボールをガブガブ飲み続け、翌朝は典型的な二日酔い。 わかっちゃいるけど、やめられない!
毎朝立ち寄るコンビニのお姉ちゃんに”今日は二日酔いですか?”と言われてしまった・・・。
年々体力的な衰えを感じはじめたので、そろそろ長丁場となる行事の記録撮影を止めるかどうかを考える時期にきている。
ゴーレム・浜口衛士によって掃き清められた境内。
御田植祭奉仕やくびとの名札。
ゴーレム・浜口衛士仕様の特製箒。
伊雜宮正宮。 05:50に一人で参拝を行う。
奉賛会の方々によって大団扇が取り付けられる。
今年も竹取神事がないので、団扇が小さい。
上之郷公民館にて。 中では衣装の着替えや化粧が行われている。
今年の担当は迫間区。
杁(えぶり)と田道人(たちど)。
今年はチャイナ・ウィルス禍の為、フィスシールドを使用。 反射して写真が撮れない・・・。
七度半の使い。 神田へ苗を取りに行き、それを伊雜宮正宮前鳥居へ運んで小石を2個拾う。
これを4組が行うので、4往復を一緒について行くだけで歩き疲れてしまう。
まだ09:00くらいなのに汗かきまくって、この時点でエネルギー残量50%って感じだ。
神田の苗を拾いあげる。
苗を持って伊雜宮へ向かう。
苗を正宮前鳥居まで運ぶ。
橋爪志摩市長と西岡迫間区長。
市長による挨拶。
区長による挨拶。
チャイナ・ウィルス禍で御田植祭開催に反対する者も多かったが、区長の努力で開催する事が出来た。
昨年担当するはずだった迫間区による御田植祭が2年越しに実現。
これまで頑張ってきた稽古の集大成を見せてくれ!
美しく着飾った早乙女と区長。
運動量が一番多い簓(ささら-青衣装2名)と太鼓(赤衣装1名)。
総合プロデューサーの谷崎師匠(右端)も気合いが入っている。
式三番。
公民館前で式三番を行った後、伊雜宮へ参進。
伊雜宮境内にて整列。 これより神職による修祓の儀が執り行われる。
お清め。
正宮へ参進。
伊雜宮参拝。
祝詞奏上。
修祓の儀。
神田へ参進。
七度半の使いにて運ばれた苗がお祓いを受けた後、作長により神田へ運ばれる。
神田へ参進。 ゴーレム・浜口衛士が少々緊張しているように思える。
作長が神田を管理されており、昨日は遅くまで神田の手入れをされていたとの事。
黙々と参進。
神田にて整列。
修祓の儀。
いつもお世話になっている、伊雜宮奉還会副会長・南幸生氏。
谷崎師匠。
早苗取り。
御田植え。
役員の方々。
刺鳥差しの舞。
この後30分の休憩。 刺鳥差しの舞が終了した直後より雨が降り、開始5分前まで豪雨。
天照大神の恵みを受け、私が御田植祭の撮影を始めてから12年間、撮影中に一度も雨にふられた事がない。 感謝合掌
雨に濡れたら写真機が壊れてしまうので、唯々雨が降らぬよう祈り続けている。
今年も遠路はるばる加賀、相模、薩摩、江戸より御来訪戴き、ありがとうございます。
これより踊り込み。 順調な進捗に満足されている谷崎師匠。
気合いが入る杁・田道人。 今年は振る舞い酒がないので、全員素面。
市長&区長。
簓(ささら)は踊り込みの間ずっと舞を続けている。 過酷な役だが、スターのようなポジションだ。
暑い中よく頑張り続けた太鼓。
フェイスシールドを装着しているので、光が反射して撮影しづらい。
親子です。
踊り込みもいよいよ佳境へ。
ゴーレム・浜口衛士。 ラグビーで鍛えた身体が、ドラクエに出てくるゴーレムのようだ。
伊雜宮境内にて。 稲熊宮司と森神宮代理。
伊雜宮鳥居前にての踊り込み。
伊雜宮境内にて整列。
これより千秋楽の舞。
千秋楽の舞も無事完遂。 めでたし!
森神宮代理による挨拶。
日常の「ケ」と、非日常の「ハレ」についての講話を拝聴。
橋爪市長による挨拶。
今回初めて御田植祭へ参加され、感極まって言葉が詰まってしまわれた。
感激と喜びのあまり、落涙寸前の状態での区長の挨拶。
無事完遂を祝って万歳三唱。 おめでとうございます。
役員の方々、おめでとうございます。
それでは、また。 ごきげんよう。