喜多院法興寺

住職のひとりごと

レアアース不要のモーター=エコカーのコスト低減

2010-09-30 06:32:40 | Weblog
時事通信
 独立行政法人の新エネルギー・産業技術開発機構(NEDO)と北海道大学は29日、レアアース(希土類)を使わない低コストのハイブリッド車(HV)用モーターを開発したと発表した。「省資源でのエコカー開発は自動車各社共通の課題」(メーカー大手)とされ、実用化に向けた取り組みが加速しそうだ。

 レアアースは世界生産量の9割を中国が占めているが、尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件の発生後、対日輸出手続きが事実上一時停止。国内の産業界では「中国に依存しない生産体制の整備が急務」と指摘する声が高まっていた。

 HVや電気自動車(EV)に搭載されるモーターを回転させる磁石には現在、レアアースの一種であるネオジウムが使用されている。NEDOなどは今回、レアアースを使わず、安価で入手しやすく、酸化鉄を主成分とするフェライト磁石を採用。フェライト磁石はネオジウムを使った場合よりも磁力で劣るため、高い馬力が出ない弱点があったが、モーターの構造を根本的に変えることで同等の馬力を出せるようにした。}

 世界生産量の9割を中国が占めている事で、今回の尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件の発生後、レアアースが一時的に停止した。今回のレアアースを使わないモーターが出来たなら、日本は安心して、HVや電気自動車の生産体制が組める。大国の嫌がらせが出来ないことは非常によいことだ。
 

ジョンウン氏に大将の称号で後継者に確定か

2010-09-29 06:42:02 | Weblog
9月29日付 編集手帳 読売新聞
 {名前の「名」は「夕」と「口」からなる。手もとの漢和辞典には、「薄暗い闇の中で自分の存在を声で告げることを示す」とある。
◆ 黄昏 ( たそがれ ) も、もとは「 誰 ( た ) そ彼?」という。人の顔を判別しにくい夕暮れどき、道で行き会った相手に自分が物の 怪 ( け ) や不審な人物ではないことを知らせるために、古人は名乗り合ったのだろう。
◆北朝鮮は四六時中、闇の垂れ込めた国である。金正日総書記の権力継承者として三男、ジョンウン氏(27)の名が伝えられてから、日本を含む海外のメディアは「誰そ彼?」と問いつづけてきた。どういう人物なのか…
◆その人が人民軍の「大将」に出世したと、朝鮮中央通信が報じた。北朝鮮の公式報道に登場したのは初めてという。人となりも業績も分からぬ人物に群衆が小旗を振り、賛仰の歌をささげ、忠誠を誓う日がいずれ来るのだろう。食料にも事欠きながら、思えば気の毒な国民である。
◆暮れ方を、 禍 ( わざわい ) の起こる時刻という意味で「おおまがとき」という。「逢魔時」とも「大禍時」とも書く。自国民を踏み台にして築かれた“金王朝”にも、その時刻が近づいているように思えてならない。}

 28日の朝鮮中央通信によると、北朝鮮は28日に44年ぶりとなる労働党代表者会を開催し、三男ジョンウン氏(27)に大将の軍事称号を与えた。これにより、ジョンウン氏が金総書記の後継者に事実上確定した。国民は満足に生活できない中で、“金王朝”が継承される現実に呆れる。



2年ぶり「お召し列車」 両陛下、千葉県内移動

2010-09-27 06:53:23 | Weblog
朝日新聞
 {千葉県に滞在中の天皇、皇后両陛下は26日、千葉市と白子町で、国民体育大会のボウリング競技とソフトテニス競技をそれぞれ観戦し、鴨川市に入った。県内を移動する際には、皇室専用の特別車両を連結したJR東日本の新型「お召し列車」を利用。車両には菊の紋章と日章旗が掲げられた。2008年11月以来2回目の運行とあって、沿線では多くの鉄道ファンがカメラを構えた。}

 いつも通るJRの踏切は今日はカメラを持った人達でいっぱいだった。太東駅と長者駅の間は見通しの良い田園の中を、列車が通過するとあって、お召し列車を撮りたいと踏切沿線は鉄道フアンで溢れた。こういう鉄道フアンを「撮り鉄」と言うらしい。天皇、皇后両陛下は鴨川で一泊されるようだ。

盗難の飛鳥仏、36年ぶり戻る オークションで発見

2010-09-25 06:12:38 | Weblog
朝日新聞
{奈良県明日香村の向原寺(こうげんじ)から36年前に盗まれた仏像が、オークションに出品されていたことが分かり、寺が買い戻して無事に「帰還」した。同寺が24日に公表した。金銅製の観音菩薩(ぼさつ)立像(高さ37.3センチ)で、改めて調査したところ、頭部は約1300年前に制作されたことが判明。蘓我原敬浄(そがはら・けいじょう)住職(66)は「長い旅を経て帰ってこられ、感激している」と喜んでいる。

 同寺によると、江戸時代に近くの池から頭部が見つかり像全体を修復したが、1974年9月に本堂から木製の厨子(ずし)(高さ45センチ、幅25センチ)ごと盗まれたという。

 仏教美術を研究する大阪大大学院生の三田覚之(かくゆき)さん(28)が今年8月、京都の会社が運営する会員制オークションのカタログに最低価格35万円で出品されているのを発見。連絡を受けた寺が所有者の古美術業者から買い戻した。その後、奈良国立博物館が頭部を鑑定し、飛鳥時代後期(7世紀末~8世紀初め)の作とみられることがわかった。}

 奈良県明日香村の向原寺で35年前に盗まれた飛鳥時代後期の仏像「金銅観音菩薩立像」が見つかり、24日、報道陣に公開された。盗難の仏像が数十年後に戻るのは極めて珍しい。仏像は高さ約37センチ。寺の言い伝えによると、江戸時代に寺の近くの池から頭部だけが見つかり、首から下の部分が作られた。74年に本堂から厨子ごと盗まれた。盗んだ犯人を特定できないが、無事に戻って良かった。

祭り会場ー大原中の校庭に落雷34人重軽傷

2010-09-24 06:14:29 | Weblog
朝日新聞
 {23日午後6時ごろ、千葉県いすみ市大原の市立大原小学校の校庭で行われていた「大原はだか祭り」の関係者から、「校庭に落雷があり、けが人が出ている」と119番通報があった。夷隅(いすみ)郡市消防本部によると、参加者など34人がけがをした。うち2人が重傷で、やけどを負ったり、体のしびれを訴えたりしているが、意識はあるという。

 同市などによると、当時は、同小学校にみこし18基が集まり、祭りの締めの「大別れ式」の最中だった。校庭には約2千人が集まっていたという。みこしをかついでいた女性会社員(25)は「突然、『パーン』という爆発音と同時に稲妻が光った。気づくと校庭の中央にいたみこしが地面に倒れ、担いでいた人たちが、救急車と叫んでいた。怖かった」と話している。

 銚子地方気象台によると、大雨の影響で、県内全域に雷注意報が出ていたという。大原はだか祭りは、五穀豊穣(ほうじょう)や大漁を祈願して江戸時代から続く恒例行事。}

 江戸時代から続く行事で、上半身裸の男性らがみこしを担ぎ、海や通りを練り歩く「大原はだか祭り」はいすみ市では有名な祭りで、県外からの観光客も集まり、校庭には2000人の人がいた。当日、みこし18基が集まり、祭りの締めの「大別れ式」の最中に雷が落ちた。死者が出なかったものの、13歳と65歳の男性2人が重傷という。