喜多院法興寺

住職のひとりごと

前原外相、馬淵国交相=民間から片山総務相、海江田経財相―菅改造内閣

2010-09-18 06:28:26 | Weblog
前原外相、馬淵国交相=民間から片山総務相、海江田経財相―菅改造内閣、今夜発足(時事通信) - goo ニュース
9月18日付 編集手帳 読売新聞
{安部徹、金子信雄、渡辺文雄…いくつかの名前が浮かぶ。かつて 任侠 ( にんきょう ) 映画やアクション映画を面白くしてくれた“悪役”の面々である。「イヨッ、今週もご苦労さん!」。登場するや、銀幕に声を掛けるファンもいたという。
◆「イヨッ」と声を掛ける気にはならないが、民主党政権では小沢一郎氏が一手に悪役を受け持っている。菅首相が世間の支持を保っているのは「脱小沢」の一点によってであり、裏返しの「小沢頼み」にほかならない。
◆菅改造内閣が発足した。政治資金を巡る疑惑が晴れない以上、「脱小沢」路線をつづけるのは当然だが、そこでしか得点が稼げない「小沢頼み」は卒業していい。まずは景気を良くし、首相としての腕前を証し立ててもらおう。
◆小沢グループからの入閣はなかった。グループ内には反発もあるという。主役だけが映画を支えていたのではないように、何も閣僚になることだけが政権を支える道ではない。静かに、上品に冷や飯を食うのも「イヨッ」に値する立派な貢献である。
◆主役は悪役に甘えるなかれ。悪役は主役を後ろから撃つなかれ。そんなことをしている暇はない。}

 岡田克也が幹事長に決まって、大臣の顔ぶれも出そろった。論功行賞と言われる、菅首相を応援した人達がほとんどを占めた。その中でも、海江田氏は小沢一郎前幹事長に、大畠氏は鳩山由紀夫前首相にそれぞれ近い。内閣と党の要所に小沢氏と距離を置く実力者を配置したことで、閣僚人事で一定の配慮をしたものとみられる。これからの難局を乗り越えて欲しいものだ。