喜多院法興寺

住職のひとりごと

生活保護の減額容認 厚労省検討会「低所得世帯上回る

2007-11-30 13:29:09 | Weblog
朝日新聞
 {生活保護の支給基準の見直しを行う厚生労働省の検討会の報告書案が29日、明らかになった。低所得世帯の消費支出に比べ、生活保護世帯が受け取っている食費や光熱水費などの生活費(生活扶助)の額の方が高くなっていると指摘。厚労省に対して「基準の見直しには報告書の評価・検証の結果を参考とするよう期待する」とし、支給引き下げを事実上認める内容になっている。

 有識者による「生活扶助基準に関する検討会」の30日の会合に提出される。厚労省は見直しについて「可能であれば、来年度予算編成で対応したい」として、来年4月からの引き下げを視野に検討に入る。だが、保護基準は最低限度の生活に必要な費用を示すもので、その切り下げは受給の打ち切りや、生活保護との整合性に配慮するとされた最低賃金の底上げに逆行するなど影響が大きく、厚労省も慎重な判断が求められそうだ。

 報告書案は、生活保護の支給額が高すぎると国民の公平感が損なわれるとの観点から、生活保護費の中の生活扶助について、全国消費実態調査(04年)をもとに検討。全世帯で収入が下から1割にあたる低所得世帯の生活費との比較が妥当だと明記した。}

 低所得世帯の消費支出に比べ、生活保護世帯が受け取っている額の方が高くなっているから、基準を見直し、支給引き下げを事実上認める内容になっている。
これは保護基準は最低限度の生活に必要な費用を示すもので、最低賃金の底上げに逆行するので、減額は容認できない。



共犯容疑の前次官妻、省内では「女帝」 防衛省汚職

2007-11-29 10:49:43 | Weblog
朝日新聞
 {守屋前次官が防衛省の「天皇」と呼ばれれば、ゴルフ接待に同行したとして逮捕された妻・幸子容疑者も、同省関係者の間では「女帝」などとささやかれていた。

 幸子容疑者は守屋前次官と防衛庁(当時)で知り合って職場結婚。温泉旅行やゴルフなどプライベートはもちろんのこと、防衛省・自衛隊の幹部が集まる懇親会などがあれば、行動を共にすることが多かった。

 その印象について関係者は「明るく振る舞い、社交上手。守屋さんですら、頭が上がらない感じだった」。

 また、防衛省内局や陸海空各自衛隊幹部の夫人でつくる「美鳩(みはと)会」でも仕切り役を務め、その振る舞いは「夫の地位が妻同士の関係にも反映されていた」(関係者)という。}

 防衛省の守屋前次官と妻・幸子容疑者がゴルフ接待に同行したとして逮捕された。妻まで逮捕される事は、かなり珍しい。本来からすると、妻は内助の功で、接待などは注意するのが筋なのに、自分から積極的にアプローチして、必ず接待ゴルフ旅行に同行したという。政治家までたどり着けて欲しい。検察に期待したい。

マクドナルド都内4店舗、調理日時を張り替え

2007-11-28 06:57:26 | Weblog
朝日新聞
 {ハンバーガー大手マクドナルドの東京都内の4店舗が、売れ残ったサラダについて、調理日時のシールを翌日付に張り替えて販売していた疑いのあることが、26日わかった。事実と異なる調理日の表示は、不当表示として景品表示法にふれる可能性がある。

 日本マクドナルド(東京都)によると、調理日時改ざんの疑いがある店は、早稲田店、大塚駅前店、新大塚店、本郷三丁目店の4店舗。いずれも同社とのフランチャイズ契約に基づいて株式会社アスリート(同)が運営している。

 社内からとみられる情報提供に基づいて、日本マクドナルドが今月6~9日、4店舗の従業員約50人に聞き取り調査をしたところ、各店の従業員が「サイドサラダ」「新サラダディッシュ・クリスプチキン」「同・グリルチキン」の3品目について、「(前日から)持ち越した品の調理日時シールを新しい日付に張り替えていた」と証言したという。}

 マクドナルドお前もか、売れ残ったサラダに調理日時のシールを翌日付に張り替えて販売していたことが発覚した。いくらフランチャイズ店だけと言っても、通用しない。マクドナルドの看板を挙げている以上、関係ないはずがない。有ってはならないことだ。イメージダウンは避けられないと思う。

守屋前次官、強制捜査へ 週内にも収賄容疑で 東京地検

2007-11-27 09:57:11 | Weblog
朝日新聞
 {守屋武昌・前防衛事務次官(63)が、軍需専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者(69)=業務上横領容疑などで逮捕=らから防衛省の装備品納入での便宜供与を期待され、過去5年間で総額約500万円のゴルフ接待を受けていた疑いが強まったとして、東京地検特捜部は週内にも守屋前次官に対し、収賄容疑で強制捜査に乗り出す方針を固めた。接待に同行した山田洋行元役員室長の今治友成容疑者(57)=有印私文書偽造・同行使容疑で逮捕=は調べに対し、接待のわいろ性を認めているという。

 山田洋行の米津佳彦社長は国会の参考人招致で、宮崎元専務による守屋前次官へのゴルフ接待が昨年3月までの8年間で300回以上、元専務らの分も含めた費用が1500万円以上に上ったことを明らかにした。

 特捜部はこれらのうち、収賄罪の公訴時効にかからない過去5年間について集中捜査。守屋前次官への接待による利益供与額は5年間で計約500万円に上ったとされる。

 ゴルフ接待は約12年前から始まったとされ、特捜部は長期間にわたる接待がわいろと認定できるかを検討した。その結果、宿泊費や交通費も元専務側が負担し、1回あたりの利益供与額が数十万円に上った北海道や九州、中国、北陸地方へのゴルフ旅行を繰り返すなど、守屋前次官が常軌を逸した高額の利益供与を認識していた疑いが強いと判断。また、今年4月のゴルフ接待に同行した今治元役員室長が調べに対し「防衛装備品の受注での見返りを期待してゴルフ接待をした」などと接待のわいろ性を認める供述をしたとされる。

 特捜部は、ゴルフ接待は宮崎元専務らが、山田洋行や元専務が昨年9月に設立した軍需商社「日本ミライズ」の防衛装備品納入などについて、便宜を図ってもらいたいと期待して利益供与したわいろにあたると結論づけた模様だ。元専務側が守屋前次官側に高額の現金を提供した事実はないかなども引き続き調べる方針とみられる。}
 
 当然と言えば当然の強制捜査だと思う。5年間で総額約500万円のゴルフ接待を受け、次期輸送機CXのエンジン調達をめぐり、元専務が設立した日本ミライズを擁護する趣旨の発言を繰り返していたことなどが明らかになっている。今後、政治家までたどり着けるか様子を見たいものだ。


心臓血管機能改善に「足湯」、移植待機患者で効果確認

2007-11-26 07:08:35 | Weblog
読売新聞
 {「足湯」による温熱治療で、心臓移植を待つ患者の心臓血管機能が改善することが、国立循環器病センター(大阪府吹田市)の研究でわかった。

 体の深部の温度が上がって末梢(まっしょう)血管の血流がスムーズになることで、心臓のポンプ機能への負担が軽減するらしい。

 駒村和雄・心臓動態研究室長は、これまでに、全身浴のできない20~40歳代の移植待機患者4人に対して、温かい蒸気の出る「足湯」装置を使い、42度で15分間温め、30分間保温する治療を2週間行った。

 最も効果があったのは、重症の拡張型心筋症で人工心臓を装着した20歳代の男性で、足湯治療により、心筋に酸素や栄養を送る血管の広がりやすさ(血管内皮機能)が正常値まで改善した。さらに、心臓が血液を送り出す能力も向上して、左心房の内径が縮小、リハビリで歩く速度も速くなったという。}

 日本は特に脳死の移植ドナーが不足している中で、一時の気休めだとは思うが、「足湯」による温熱治療で、心臓移植を待つ患者の心臓血管機能が改善することが立証された。末梢(まっしょう)血管の血流がスムーズになることで、心臓のポンプ機能への負担が軽減するらしい。