朝日新聞
{日本たばこ産業(JT)子会社の「ジェイティフーズ」(東京都品川区)が輸入した冷凍ギョーザを食べた千葉、兵庫両県の3家族計10人が下痢や嘔吐(おうと)などの中毒症状を訴え、このうち、女児(5)が一時意識不明の重体になっていたことが30日、わかった。いずれも中国の食品会社「天洋食品廠公司」の製造。両県警がギョーザを鑑定したところ、メタミドホスなど有機リン系農薬が検出されたため、ジェイティフーズは、同公司製造の23品目、約58万点の自主回収を開始。冷凍食品大手の「加ト吉」(香川県観音寺市)も、同公司に委託製造した冷凍串カツ6種の回収を始めた。味の素グループの「味の素冷凍食品」も同日夜、中国の問題の工場で加工した牛肉を使った冷凍チャーハンの製造をしていることを確認、自主回収を始めることを明らかにした。
厚生労働省は、同公司から冷凍ギョーザを輸入した実績がある業者に対し、都道府県を通じて輸入自粛と販売中止を要請。事態を重く見た中国当局(国家品質監督検査検疫総局)も「日本の関係部門と連携を取りながら早急に事実解明をしたい」として調査に入った。
両県警などによると、中毒症状を訴えたのは、千葉県市川市の店員女性(47)ら家族5人と、千葉市稲毛区の女性(45)と女児(3)の母子2人、それに兵庫県高砂市の男性(51)ら親子3人。
市川市の5人は今月22日、同市内の「ちばコープ コープ市川店」で購入した「CO・OP 手作り餃子(ぎょうざ)40個」を食べたところ、吐き気や下痢などの症状を訴えたという。女性と長女(18)、小4の長男(10)、小2の次男(8)が重症、次女(5)が意識不明の重体になった。5人とも快方に向かっているが、現在も入院している。
千葉市の母子2人は昨年12月28日、同市花見川区の「コープ花見川店」で買った同じ商品を食べて吐き気などをもよおし、入院や通院をしたという。いずれも昨年10月20日製造の商品だった。
高砂市の男性の家族3人は今年1月5日、スーパーで購入した「ひとくち餃子」(20個入り、260グラム)を食べた後に同様の症状を訴え、10~14日間入院したという。これは昨年10月1日の製造だった。
警察庁によると、市川市と高砂市の被害者が食べたギョーザからはメタミドホスが検出された。また、千葉市の2人のギョーザからは、メタミドホスとは特定できていないものの有機リン系農薬の成分が検出された。
JTによると、冷凍ギョーザは、中国でパッケージされて輸入されたものという。原材料はキャベツ、ニラといった野菜と豚肉などだった。}
いずれも中国の食品会社「天洋食品廠公司」の製造した、餃子を食べて、中毒症状をおこして倒れた。冷凍ギョーザを輸入したのが、日本たばこ産業(JT)子会社の「ジェイティフーズ」だ。残留農薬でこんなに急性中毒症状が出るのは、収穫直前に噴霧したのか。中国からの加工食品は事前に農薬チェックをしないと、安心して食べる事が出来ない。
{日本たばこ産業(JT)子会社の「ジェイティフーズ」(東京都品川区)が輸入した冷凍ギョーザを食べた千葉、兵庫両県の3家族計10人が下痢や嘔吐(おうと)などの中毒症状を訴え、このうち、女児(5)が一時意識不明の重体になっていたことが30日、わかった。いずれも中国の食品会社「天洋食品廠公司」の製造。両県警がギョーザを鑑定したところ、メタミドホスなど有機リン系農薬が検出されたため、ジェイティフーズは、同公司製造の23品目、約58万点の自主回収を開始。冷凍食品大手の「加ト吉」(香川県観音寺市)も、同公司に委託製造した冷凍串カツ6種の回収を始めた。味の素グループの「味の素冷凍食品」も同日夜、中国の問題の工場で加工した牛肉を使った冷凍チャーハンの製造をしていることを確認、自主回収を始めることを明らかにした。
厚生労働省は、同公司から冷凍ギョーザを輸入した実績がある業者に対し、都道府県を通じて輸入自粛と販売中止を要請。事態を重く見た中国当局(国家品質監督検査検疫総局)も「日本の関係部門と連携を取りながら早急に事実解明をしたい」として調査に入った。
両県警などによると、中毒症状を訴えたのは、千葉県市川市の店員女性(47)ら家族5人と、千葉市稲毛区の女性(45)と女児(3)の母子2人、それに兵庫県高砂市の男性(51)ら親子3人。
市川市の5人は今月22日、同市内の「ちばコープ コープ市川店」で購入した「CO・OP 手作り餃子(ぎょうざ)40個」を食べたところ、吐き気や下痢などの症状を訴えたという。女性と長女(18)、小4の長男(10)、小2の次男(8)が重症、次女(5)が意識不明の重体になった。5人とも快方に向かっているが、現在も入院している。
千葉市の母子2人は昨年12月28日、同市花見川区の「コープ花見川店」で買った同じ商品を食べて吐き気などをもよおし、入院や通院をしたという。いずれも昨年10月20日製造の商品だった。
高砂市の男性の家族3人は今年1月5日、スーパーで購入した「ひとくち餃子」(20個入り、260グラム)を食べた後に同様の症状を訴え、10~14日間入院したという。これは昨年10月1日の製造だった。
警察庁によると、市川市と高砂市の被害者が食べたギョーザからはメタミドホスが検出された。また、千葉市の2人のギョーザからは、メタミドホスとは特定できていないものの有機リン系農薬の成分が検出された。
JTによると、冷凍ギョーザは、中国でパッケージされて輸入されたものという。原材料はキャベツ、ニラといった野菜と豚肉などだった。}
いずれも中国の食品会社「天洋食品廠公司」の製造した、餃子を食べて、中毒症状をおこして倒れた。冷凍ギョーザを輸入したのが、日本たばこ産業(JT)子会社の「ジェイティフーズ」だ。残留農薬でこんなに急性中毒症状が出るのは、収穫直前に噴霧したのか。中国からの加工食品は事前に農薬チェックをしないと、安心して食べる事が出来ない。