喜多院法興寺

住職のひとりごと

放医研、研究費3200万円を不正プール 文科省発表

2008-06-29 09:00:53 | Weblog
朝日新聞
 {文部科学省は28日、独立行政法人の放射線医学総合研究所(千葉市)が、取引先の業者に消耗品の架空発注を繰り返し、国の研究費などを不正にプールしていたと発表した。金額は今年3月末時点で約3200万円。職員43人が関与を認めている。同研究所は「私的流用は確認されていない」としている。

 同研究所は退職者を含む163人から聞き取り調査を実施。退職者11人を含む43人が、納品予定のない消耗品を発注し、その金額を業者にプールしていたことを認めた。一昨年度末には約6千万円に達していたという。

 関与した職員らはプールした金を「年度末に予定外の実験が生じたとき、必要な薬品などを速やかに購入するのに使った」などと述べ、独立行政法人に移行した01年より前から続いていたという。

 同省は30日付で、第三者からなる調査委員会の設置を求める。同研究所は不正プールが行われた時期、年度別の金額、ほかの業者との取引がないかどうかなどを8月末までに報告する。}

 独立行政法人の放射線医学総合研究所が、職員43人が関与し3200万円を不正にプールしていたと発表した。またしても、同研究所の職員がグルになって、裏金作りをしていたのが発覚した。悪しき慣習がまだ続いているのに驚くばかりだ。

食中毒菌 3分で調べます  手のひらサイズの装置開発

2008-06-28 09:15:47 | Weblog
西日本新聞
 {約3分で食中毒の原因となる細菌やインフルエンザウイルスなどを検出できる、超小型装置を福岡市のベンチャー企業が開発した。従来の検出装置は大型で数千万円前後したが、手のひらサイズで価格も150万円までコストダウン。食中毒防止や医療分野での活用が期待される。

 開発したのは、バイオテクノロジーの研究開発を手掛ける「IBC」(釘宮雄一代表、福岡市)。福岡県久留米市の久留米リサーチパークで、同県の育成事業の支援を受け研究を進めた。

 金属製の薄い膜の表面に光を照射すると、特定の角度で光が吸収される「表面プラズモン共鳴」(SPR)が起きる。この原理を適用し、「小型SPR検査装置」の製品化に成功したという。

 縦5センチ、横約10センチ、高さ5センチで、重さは約300グラム。乾電池でも駆動する。従来、菌の検出には約24時間かかって寒天培養していたが、小型SPRは約3分で可能。爆薬や麻薬など化学物質の検出も可能という。

 同社は「学校給食や病院食の現場に導入すればその場で測定でき、食中毒の防止につながる」と話している。}

 従来、菌の検出には約24時間かかって寒天培養していたが、約3分で細菌やインフルエンザウイルスなどを検出できる、超小型装置を福岡市のベンチャー企業が開発した。今までの検出装置は大型で数千万円前後したが、手のひらサイズで価格も150万円までコストダウン。食中毒防止や医療分野での活用が期待される。



駆ける野生 旭山動物園に「オオカミの森」

2008-06-27 10:11:37 | Weblog
北海道新聞
 {【旭川】旭川市旭山動物園(小菅正夫園長)は二十六日、新展示施設「オオカミの森」が二十八日に開業するのを前に関係者に公開した。オオカミが駆け回る様子を観察できるなど、新たな人気スポットになりそうだ。

 二年ぶりの大型展示施設の新設で、地上二階、地下一階、延べ床面積約千九百平方メートル。「自然では複数の動物がかかわり合って生きていることを知ってほしい」と、オオカミが天敵のエゾシカも隣接して飼育する。総工費は約二億千五百万円。

 新施設では、北米に生息するシンリンオオカミの雄一頭、雌二頭が連れだって駆け回り水遊びする姿も。数メートルの近さから息づかいが感じられる場所や、目の前で観察できる透明なかまぼこ型トンネルもある。一般公開は二十八日午前十時から。}

 旭山動物園では今回自然に近い状態で「オオカミの森」新展示施設が二十八日に開業するのを前に関係者に公開された。今までの動物園では見られない、オオカミが天敵のエゾシカも隣接して飼育すると言う。オオカミが水遊びする姿を観察できる透明なかまぼこ型トンネルもある。ぜひ見に行きたいと思う。


中国産ウナギ偽装、205万匹 口止め料1000万円 

2008-06-26 13:32:00 | Weblog
産経新聞
 {農林水産省は25日、水産物輸出入販売会社「魚秀」(大阪市)が中国産ウナギのかば焼き256トン(205万匹)を「愛知県三河一色産」と偽装表示して出荷していたと発表した。うち少なくとも49トン(39万匹)は水産大手「マルハニチロホールディングス」の子会社「神港魚類」(神戸市)を通じて販売された。

 魚秀の中谷彰宏社長は神港魚類の担当社員に、口止め目的とみられる現金1000万円を渡していたことも判明した。偽装は架空の会社を使う巧妙な手口で、農水省は2社に日本農林規格(JAS)法に基づく改善を指示。徳島県警は中谷社長から任意で事情聴取。兵庫県警も神港魚類の社員らから事情を聴いた。


 魚秀は中国産ウナギ796トンのうち256トンを、愛知県に設立した架空会社を製造者とするラベルを張って出荷。神港魚類は関西以西の卸売業者に販売。大阪、兵庫などの小売店で売られた恐れがある。

 一方、神港魚類幹部は、担当社員が5月下旬、中谷社長から神戸市の喫茶店で「お土産」として袋を渡されたことを明かした。家で現金と分かり、返そうとしたが中谷社長が応じなかったため、社内で保管しているという。この場には魚秀の親会社「徳島魚市場」の社員も同席。魚秀側は「(偽装の責任を)全部かぶってくれ」と担当社員に依頼したという。6月中旬には他の魚秀幹部が担当社員に「1億円出すから」と重ねて要請したという。}
 
 水産物輸出入販売会社「魚秀」が中国産ウナギのかば焼き256トン(205万匹)を「愛知県三河一色産」と偽装表示して出荷していたと発表した。国産ウナギのかば焼と販売すると、倍の値段で売れる。偽装は架空の会社を使う巧妙な手口で、「愛知県三河一色産」として、水産大手「マルハニチロホールディングス」の子会社「神港魚類」(神戸市)を通じて販売された。担当者に1000万を渡していた。ひじょうに悪質な販売だ。


飛騨牛表示偽装 社長一転、従業員に指示認める

2008-06-24 07:12:05 | Weblog
朝日新聞
{「飛騨牛」の表示偽装が指摘されている岐阜県養老町の食肉卸小売業「丸明(まるあき)」の吉田明一社長(65)が、23日にあった農林水産省と県の聞き取り調査に対し、要件を満たさない格下の牛肉をブランド和牛「飛騨牛」として売るよう、従業員に指示していたことを認めたことが分かった。これまでは「(偽装は)従業員がやった」などと否定していた。

 県などは同日、日本農林規格(JAS)法などに基づき、28人態勢で同社の本社事務所など4カ所を約10時間にわたって立ち入り調査した。仕入れ記録や店頭に出る前の牛肉を調べると同時に、偽装の指示をめぐって激しく意見が対立していた複数の従業員と吉田社長に聞き取りを実施した。

 県などによると、吉田社長は産地偽装については否定する一方、等級偽装は「指示した」と認めたという。指示の具体的な内容や時期・期間についてはあいまいな部分が多いため、県などは24日も吉田社長を中心に聞き取りを続け、直営の養老店への立ち入り調査もする。

 吉田社長は、聞き取りが終わった午後8時半ごろ、事務所玄関に姿を現し、「関係の方々にご迷惑をおかけして、すみませんでした。県と農水省の方にすべてをお話ししました」と陳謝したが、偽装の指示については言及しなかった。
 
 牛肉管理の方法などをめぐって吉田社長と対立し、報道陣に証言し続けた元工場長(37)は「報道陣の前で、従業員たちは社長に偽装の責任を押しつけられた。社長が同じように報道陣の前で謝罪しない限り、何も認められない」と話している。}

 岐阜県の食肉卸小売業「丸明」は、年商100億の企業に成長。吉田明一社長はワンマン経営の結果、またも内部告発で、「飛騨牛」の表示偽装が発覚した。消費者を愚弄した付けは大きい。この食肉業界は他にも波及するのではと、危惧する。