喜多院法興寺

住職のひとりごと

皇帝ルドルフ30歳で逝く

2011-10-06 08:22:36 | Weblog
10月5日付 よみうり寸評 読売新聞
 {その時、馬の方が体を沈めて「そろそろ行くか。しっかりつかまっていろよ」と鞍上(あんじょう)の騎手に呼びかけた。そんな伝説がある。
◆1984年(昭和59年)の日本ダービー、岡部幸雄騎手とシンボリルドルフの話。勝負どころ、3コーナーを過ぎたあたりで馬群の中を追走するルドルフに「きょうは負けるのか」と騎手が観念した瞬間のことだった。
◆馬は自らトップギアに切り替え、外から抜け出して勝った。「ルドルフに競馬を教えられた」と岡部騎手。「競馬に絶対はないが、ルドルフに絶対はある」と野平祐二調教師
◆皐月賞、ダービー、菊花賞を制した日本の3冠馬は過去に6頭いるが、無敗で達成したのはこのシンボリルドルフとディープインパクトの2頭だけだ。
◆また1983年にミスターシービー、翌84年にルドルフと2年連続の3冠馬誕生も他にない。「皇帝」と呼ばれたルドルフは超模範生で豊かな安定成長時代のシンボルの評もある◆4日、数々の記録と伝説を残し、30歳で名馬逝く。その時代が懐かしい。}

 シンボリルドルフの生涯成績は16戦13勝と凄い成績を残した伝説の名馬。皐月賞、ダービー、菊花賞を無敗で日本の3冠を制したのはルドルフだけだ。その他、皐月賞、春秋の天皇賞、宝塚記念、有馬記念を制した7冠馬はこれからもでないであろう。岡部幸雄騎手とルドルフは、人馬一対となって偉大な成績が達成できたと思う。皇帝ルドルフよ安らかに永眠して下さい。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2015-06-07 16:20:20
勝ったG1、間違えてますよ。
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