喜多院法興寺

住職のひとりごと

年収200万円以下、1千万人超える 民間給与統計

2007-09-30 06:53:12 | Weblog
朝日新聞
 {民間企業で働く会社員やパート労働者の昨年1年間の平均給与は435万円で、前年に比べて2万円少なく、9年連続で減少したことが国税庁の民間給与実態統計調査で分かった。年収別でみると、200万円以下の人は前年に比べて42万人増え、1023万人と21年ぶりに1000万人を超えた。一方、年収が1000万円を超えた人は9万5000人増加して224万人となり、格差の広がりを示す結果となった。

 年収300万円以下の人の層は5年前の34.4%から年々増加しており、昨年は全体の38.8%を占めた。男女別では、年収が300万円以下の男性は21.6%と5年前から4.6ポイント増え、女性は66.0%で5年前から2.3ポイント増えた。アルバイトや派遣社員など給与が比較的少ない非正規雇用者が増えている状況を浮き彫りにした格好だ。

 一方、年収300万円から1000万円以下の人の割合は一昨年の57.6%から56.3%に減少した。}

 また、1年を通じて働いた給与所得者は4485万人と前年に比べ9万人減少した。男性は01年から減少傾向にあるが、女性は逆に03年から増加傾向にあるという。

 年収別でみると、200万円以下の人は前年に比べて42万人増え、1023万人と21年ぶりに1000万人を超えた。一方、年収が1000万円を超えた人は9万5000人増加して224万人となり格差が広がらりを見せている。低所得者が増え続ければ、少子化が進み日本の成長は期待できない。

死亡の長井さん、「町にデモ取材へ」通信社に連絡

2007-09-28 08:27:37 | Weblog
朝日新聞
 {僧侶や市民らによる反政府デモが続くミャンマー(ビルマ)の混乱に27日、日本人が巻き込まれた。外務省は、東京都のジャーナリスト、長井健司さん(50)が亡くなったと確認した。右胸を撃たれていたという。長井さんを知る人たちの脳裏には、地道に紛争地取材を重ねる姿が焼き付いていた。

 長井さんが契約をしていたAPF通信社は東京・赤坂に事務所がある。山路徹代表が午後9時半すぎ、近くの公園で報道陣の取材に応じた。

 山路代表によると、外務省から午後8時すぎ、「ミャンマーで邦人1人が流れ弾にあたって亡くなった」と連絡が入った。所持していたパスポートに「長井健司」の名があったという。}

 長井さんは別の取材でタイのバンコクに入っていたが、「ミャンマーの民主化運動がどう発展するのか取材したい」と25日、ミャンマーに入った。27日昼過ぎ、通信社に連絡があり、「まだ比較的平穏です。でもこの先デモが始まりそうなので、町に取材に出るつもりです」という。午後4時半に入るはずの連絡が入らず、同通信社は宿泊先に電話していたところだった。「外務省から遺体の顔の写真が電子メールで届き、うちの長井だと確認した」と話した。


ジグザグから最短コース飛行へ 航空機の新航法始まる

2007-09-27 07:31:24 | Weblog
朝日新聞)
 {これまで地上の無線施設の上空をジグザグに進まなければならなかった航空機が、最短・最適なコースを選んで飛ぶことができる新航法「RNAV(アールナブ)」が、27日から羽田、大阪(伊丹)、福岡など8空港周辺の上昇・下降区域で導入される。今年4月に新航法の国際基準ができ、国土交通省が本格導入を決定した。飛行経路や時間、燃料の節約に加えて空の混雑緩和にもつながるとして、さらに拡大する方針だ。

 27日に導入するのは3空港のほか、函館、新潟、高松、長崎、大分の5空港。

 これまでのシステムでは、航空機は地上にある無線施設に頼って自らの位置を確認しながら飛行するため、たとえ遠回りでも、目的地までの間に点在する地上の無線施設の上空を飛ばなければならなかった。

 新航法では、全地球測位システム(GPS)など自らの位置を把握できる装置を備えた航空機が、無線施設の位置に縛られることなく経路を選び、目的地まで最短距離で飛ぶことができるようになる。その結果、時間や燃料が節約できるほか、無線施設の上空の混雑が解消され、安全性も高まるという。また無線施設周辺の地形や天候に左右されずに飛ぶことができるため、就航率も高まると期待されている。}

今まで航空機が地上の無線施設の上空をジグザグで飛んでいたなんて全く知らなかった。車だってナビがあれば現在地を知ることが出来る。まして航空機がいちいち地上の無線局の上空を飛ばなければいけないなんて、時間の無駄だった。今後は二酸化炭素(CO2)の削減効果は年間16万2000トンにのぼり、約94億円の節約になるとしている

13閣僚を再任、福田内閣スタートへ=高村外務・石破防衛・町村官房

2007-09-26 06:53:06 | Weblog
時事通信
 {自民党の福田康夫総裁は25日、開会中の臨時国会で第91代、58人目の首相に指名された。福田新首相は同夜、新内閣の陣容を決定。官房長官に町村信孝外相、後任の外相に高村正彦防衛相を横滑りさせた。防衛相に防衛庁長官経験者の石破茂氏を起用。文部科学相には渡海紀三朗氏が初入閣した。安倍内閣に代わる福田内閣は国会対応を優先して額賀福志郎財務相ら13閣僚を再任し、新鮮味に欠ける布陣となった。

 当面の最大の課題は、11月1日で期限が切れるテロ対策特措法の延長問題。民主党は早期の衆院解散・総選挙を求めて全面対決の構えで、福田内閣はスタートから厳しい政権運営を迫られる。

 25日中に行う予定だった皇居での首相親任式と閣僚認証式は、26日午前に延期された。このため、福田内閣の正式発足は、同日にずれ込む。理由について町村長官は「夜遅くなるし、皇居の都合もある」と説明した。

 福田氏は総裁選で善戦した麻生太郎前幹事長の協力を求め入閣を要請したが、同氏は「しばらく休ませてほしい」と固辞。麻生氏は福田政権と距離を置く形となった。鳩山邦夫法相と甘利明経済産業相の再任は麻生氏が求めていた。}
 
 安倍内閣に代わる福田内閣は国会対応を優先して額賀福志郎財務相ら13閣僚を再任し、新鮮味に欠ける布陣となった。外相に高村正彦防衛相を横滑りさせた。防衛相に防衛庁長官経験者の石破茂氏を起用。文部科学相には渡海紀三朗氏が初入閣した。期限が切れるテロ対策特措法の延長問題で、民主党の全面対決の構えているなか、福田内閣はスタートから厳しい政権運営を迫られる。




最期もエコ 紙製の棺じわり浸透 300葬儀社取り扱い

2007-09-25 07:06:38 | Weblog
朝日新聞
 {段ボールでできた棺(ひつぎ)のブームが、近いうち、来るかもしれない。木の棺と比べ、火葬のときの二酸化炭素(CO2)の排出量は減るし、くぎを使わないから火葬時間は短く、燃料節約にもつながる。「最期は地球に優しくありたい」。そんな思いから、「エコ棺」を選ぶ人がじわりと広がっている。

 「合板製よりも環境にやさしい棺がありますよ」

 愛知県西尾市で、段ボールの棺を扱っている文十冠婚葬祭の営業企画部長、荒川直人さんは、遺族にこう持ちかけている。

 いきなり「紙製」と持ち出すと、抵抗感を持つ人も多いため、こう続ける。「従来の合板製と比べ、火葬の際に発生する二酸化炭素の排出量が半分になるんです」

 関心を示した人には「紙製なんです」と打ち明ける。仕入れ値は紙製の方が2万円ほど高いが、値段が違うと安い合板製を選びがちになるため、同じ値段にしている。20~25%がエコ棺を選んでいるという。

 3層の段ボールでできているが、表面を布で覆ってあるので、一見しただけでは段ボールと気づかない。

 もともとは米国で広がり、10年ほど前から日本に輸入された。輸入元のトライウォール社(本社・東京)が国内生産に踏み切り、昨年11月から本格的に販売を始めた。すると全国の大手葬儀社が関心を示し、すでに約300の葬儀社が取り扱うようになった。

 国内で使用される棺の素材は、桐(きり)、ヒノキなどの無垢(むく)材である天然木と合板に大きくわかれ、安価な合板製がほとんど使われている。合板は材料は熱帯雨林のラワン材が主に使われ、大半がマレーシアやインドネシアから輸入されているという。インドネシアでは違法な伐採による森林破壊が深刻になり、洪水などの自然災害や地球温暖化の要因にも指摘されている。}

 死んだまでも二酸化炭素(CO2)の排出量を気にしなければならない時代に来たのか。棺と言えば木製だったのが、ダンボールの棺が現れた。たしかに、くぎを使わないから火葬時間は短く、燃料節約にもつながる。最近の風潮として、エコも結構だが、親戚や知人にも知らせず、家族だけの葬儀が増えているが、あまり感心しない。