(時事通信)
{【ロンドン29日AFP=時事】英国のくず鉄業者ジョン・ウェバーさん(70)が子供のころにおじいさんからもらい、時には空気銃の練習の的にしたこともあるという古びたカップが、100万ドル(約1億円)近くもするとみられる古代ペルシャのお宝だったことが分かった。
このカップは高さ約14センチで、額にヘビの模様を持つ2つの女性の顔が両面に打ち出されている。ウェバーさんは子供のころの1945年に祖父からおもちゃとしてもらった。金色をしているが、ウェバーさんは真鍮製だと思っていたという。
ウェバーさんが昨年、転居を機に専門家に見てもらったところ、カップは一枚の黄金の板から作られたもので、製造方法や金の成分などからみて、紀元前数百年の古代ペルシャ、アケメネス朝時代の珍しい品だと判明した。アケメネス朝は紀元前330年にマケドニアのアレキサンダー大王によって滅ぼされた。
6月5日にオークションにかけられるが、50万ポンド(98万800ドル=約1億円)の値が付くものとみられている。ウェバーさんは、祖父がこれをどこで得たかは聞いていないとし、子供のころはこのカップを空気銃の的にして遊んだと語った。}
子供の頃に祖父がくれたカップをおもちゃとして長年、使っていた。金色をしているが、ウェバーさんは真鍮製だと思っていたという。なんと古びたカップが、100万ドル(約1億円)近くもするとみられる古代ペルシャのお宝だったことが分かった。イギリスでおきた嘘のような本当のはなしだ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_yaho.gif)
{【ロンドン29日AFP=時事】英国のくず鉄業者ジョン・ウェバーさん(70)が子供のころにおじいさんからもらい、時には空気銃の練習の的にしたこともあるという古びたカップが、100万ドル(約1億円)近くもするとみられる古代ペルシャのお宝だったことが分かった。
このカップは高さ約14センチで、額にヘビの模様を持つ2つの女性の顔が両面に打ち出されている。ウェバーさんは子供のころの1945年に祖父からおもちゃとしてもらった。金色をしているが、ウェバーさんは真鍮製だと思っていたという。
ウェバーさんが昨年、転居を機に専門家に見てもらったところ、カップは一枚の黄金の板から作られたもので、製造方法や金の成分などからみて、紀元前数百年の古代ペルシャ、アケメネス朝時代の珍しい品だと判明した。アケメネス朝は紀元前330年にマケドニアのアレキサンダー大王によって滅ぼされた。
6月5日にオークションにかけられるが、50万ポンド(98万800ドル=約1億円)の値が付くものとみられている。ウェバーさんは、祖父がこれをどこで得たかは聞いていないとし、子供のころはこのカップを空気銃の的にして遊んだと語った。}
子供の頃に祖父がくれたカップをおもちゃとして長年、使っていた。金色をしているが、ウェバーさんは真鍮製だと思っていたという。なんと古びたカップが、100万ドル(約1億円)近くもするとみられる古代ペルシャのお宝だったことが分かった。イギリスでおきた嘘のような本当のはなしだ。
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