喜多院法興寺

住職のひとりごと

自民党の大物は各地で苦杯、常勝区でも議席明け渡す

2009-08-31 06:32:13 | Weblog
時事通信
 {30日投開票の衆院選で、愛知9区から出馬した自民党の海部俊樹元首相が落選した。首相経験者の落選は、1963年の衆院選で敗れた片山哲、石橋湛山両氏以来。群馬2区の笹川堯自民党総務会長も議席を失った。

 自民党の大物は各地で苦杯を喫し、福岡2区の山崎拓前副総裁、長崎2区の久間章生元防衛相が落選。また、甘利明行政改革担当相が神奈川13区、塩谷立文部科学相が静岡8区、野田聖子消費者行政担当相が岐阜1区でそれぞれ選挙区で敗れ、比例代表選に回った。

 北海道5区の町村信孝前官房長官、同12区の武部勤元幹事長、栃木4区の佐藤勉総務相、東京1区の与謝野馨財務相、同10区の小池百合子元防衛相、京都1区の伊吹文明元財務相、広島4区の中川秀直元幹事長も選挙区で敗北したが、比例で議席を得た。}

 民主党の小沢前代表が擁立した女性候補が健闘し、長崎2区の久間章生元防衛相が落選、東京では自民党とタッグを組んでいた公明党の太田代表も落選した。派閥領袖では、福岡2区で山崎派会長の山崎拓・前副総裁が落選し、党3役では、群馬2区で笹川尭総務会長が落選した。保守王国を誇っていた地域で、大物議員が民主党の新人候補に惨敗していった。日本の国に政権交代の嵐が吹き荒れ、民主党政権が実現することになった。 


アパート更新料は無効=「消費者の利益害する」大阪高裁

2009-08-29 06:20:53 | Weblog
時事通信
 {アパートの賃貸契約を継続する際に更新料を取るのは違法として、京都市の男性会社員(54)が元の家主を相手に、支払い済みの更新料など計55万5000円を返すよう求めた訴訟の控訴審判決が27日、大阪高裁であった。成田喜達裁判長(亀田広美裁判長代読)は「更新料の契約条項は消費者契約法に違反し無効」として、請求を退けた一審京都地裁判決を変更し、家主に45万5000円の返還を命じた。

 別の同種訴訟で7月、京都地裁が初めて更新料を無効とする判決を出したが、二審で借り主の訴えを認めたのは初めて。家主側は、判決を不服として最高裁に上告する方針。

 成田裁判長は、更新料の法的性質について「賃借権の強化や家賃の補充とはいえない」と判断した。

 また、「正当な理由なく家主が更新を拒絶できないと定めた借地借家法を説明せずに、更新料支払いを義務付けた」と指摘。更新料条項は消費者の利益を一方的に害すると結論付け、消費者契約法施行後の更新料全額と、未払い家賃を引いた敷金の返還を命じた。}

 関西では1年ごとに更新料を支払っていたのを初めて知った。今まで慣例だとして当たり前に徴収してきたことに驚く。借地借家法で正当な理由なく家主が更新を拒絶できない事を今回知った。判決では契約更新時に入居者から「更新料」を徴収する契約条項は消費者契約法に照らし無効とし、45万5000円の返還を命じた。今まで通用してきた慣例に法的メスが入り、改善することを願う。



メタボ特効薬?化合物発見…過食マウスの体重抑制

2009-08-28 06:23:14 | Weblog
読売新聞
 {脂肪の合成を妨げ、過食による体重増加を抑える化合物を、京都大と東京大などの研究チームが発見した。

 メタボリック症候群を改善させる薬の開発につながる成果。28日、米専門誌に発表する。

 京大物質―細胞統合システム拠点の上杉 志成 ( もとなり ) 教授らは、同大学にある約3万種類の化合物の特性を調べるなかで、培養した細胞内で脂肪の蓄積を阻害する物質を発見。「ファトスタチン」と名付けた。

 遺伝子操作で食欲を抑えられないようにした肥満マウスは、体重が約1か月で25グラムから36グラムに急増し高血糖や脂肪肝になったが、ファトスタチンを注射した肥満マウスは、1か月間餌を食べ続けても体重が32グラムに抑えられ、血糖値も正常だった。肝臓などの細胞内で、脂肪が合成されるのに不可欠なたんぱく質に結合し、働きを抑えているらしい。}

 肥満解消の物質を発見は、すごいこと。肥満マウスでの実験段階だが、人にも効果があると思う。この「ファトスタチン」が発売されたらメタボの人や肥満悩む女性に取って、奇蹟の薬だ。


福岡県警巡査部長、飲酒運転認める=「うそついていた」

2009-08-27 10:02:44 | Weblog
時事通信
 {福岡県警の警察官が国道を逆走して衝突事故を起こし、車を放置して現場から逃げたとされる事件で、自動車運転過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕された小倉南署巡査部長古賀達雄容疑者(49)が、県警の調べに対し「うそをついていた」と、飲酒運転を認める供述を始めたことが26日、捜査関係者への取材で分かった。

 同容疑者は当初「(事件には)全く関係ない。車は盗まれた」と容疑を否認し、呼気検査を拒否。飲酒についても認めていなかった。県警は飲酒量や場所など、事故に至るまでの経緯を詳しく調べる。

 県警は、古賀容疑者の血液から基準値の約4倍に相当する高濃度のアルコールが検出されたことに加え、「酒を飲んだ記憶はあるが、事故当時の記憶がない」と供述していることなどから、酩酊(めいてい)状態だったと判断。容疑を危険運転致傷と道交法違反(同)に切り替え、同日午後、福岡地検飯塚支部に送検した。}

 警察官が逮捕された日は福岡市職員の飲酒運転で幼児3人の命が奪われた事故から丸3年の命日に当たる。同じ県内で、取り締まる警官が酩酊状態で車を運転し衝突事故を起こしさらに逃走し、車は盗まれたと嘘をついた。交通事故被害者の家族はどう思うか、考えて欲しい。 


高校野球決勝戦、九回二死で日本文理脅威の粘りに感動

2009-08-26 08:54:04 | Weblog
 8月25日付よみうり寸評(読売新聞)
{〈野球はツーダウンから〉――すごいものを見せてくれた。それも決勝戦の九回二死からのこと
◆10―4と6点差の最終回、二死無走者という土壇場からだった。日本文理(新潟)のナインはだれもあきらめなかった。これぞ高校野球の神髄だと思った。

◆冷静に選んだ四球からつなぎにつないだ猛打で5点。あと1点こそ及ばなかったが驚異の粘り、誇れる準優勝だ。これまで新潟県勢の甲子園はベスト8が最高で、準決勝、決勝進出は今回が初めて。勝った中京大中京(愛知)は対照的に7度目の制覇だ。

◆「新潟代表が決勝まで勝ち残ったことがすでに勝利者。すさまじい九回の反撃で勝った気分にさせてくれる敗戦でした。ありがとう故郷の球児たち」と新潟市出身の漫画家・水島新司さん。

◆日本文理ナインは晴れやかな笑顔だった。大魚は逸したが、自分たちの野球をやり遂げた手応えは十分だったのだろう。監督に「火縄銃」といわれた打線は今や「ダイナマイト」に成長した。

◆あきらめない若者の成長は素晴らしい。}

 バスガイドにせがみ、高校野球の決勝を見たいと、旅先のバスの中の観戦となった。九回二死になり日本文理、最後の攻撃に入ると、山道に入り電波が途絶えた。10―4と6点差の最終回に1点が入り、テレビが写らない間、さらに3点が追加された。1点差になりった車中に、歓声がわき起こった。逆転は出来なかったが、日本文理ナインの脅威に粘りにエールをおくった。