喜多院法興寺

住職のひとりごと

捜査概要公表-長官銃撃時効で警視庁

2010-03-31 06:44:36 | Weblog
時事通信
 {国松孝次警察庁長官(当時)銃撃事件で、警視庁は公訴時効(15年)を迎えた30日、捜査結果概要を公表し、「オウム真理教の元代表松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚(55)の意思の下、教団信者グループにより敢行された計画的、組織的テロであったと認めた」との所見を明らかにした。

 こうした公表は異例で、概要では幹部らを匿名のアルファベット呼称で記載。31日以降、同庁ホームページでも30日間、掲載する。

 同庁の青木五郎公安部長は公表について「事件の重大性、関心の高さから公益性があると判断した」と語った。

 概要と捜査関係者によると、元教団諜報(ちょうほう)省トップ(40)は事件当時、埼玉県川越市にいた。供述は信用性があると認められる。}
 
 時効(15年)を迎えた国松孝次警察庁長官(当時)銃撃事件で「オウム真理教の元代表(麻原彰晃)死刑囚の命令で、教団信者グループが組織的に計画に実行した」異例の所見を明らかにした。警察のトップが襲撃されたにもかかわらず、犯人を突き止められなかった悔しさが表れる発表であった。この様な発表するなら、なぜ証拠を見つけられなかったのか。負け犬の遠吠えにしか聞こえないのが残念である。

腎臓を左右誤って摘出=小山市民病院で医療事故

2010-03-30 06:52:59 | Weblog
読売新聞
{栃木県小山市の小山市民病院は29日、60歳代の患者の腎臓摘出手術で、担当した泌尿器科長(48)らが右の腎臓を摘出するはずが、誤って左の腎臓を摘出してしまったと発表した。

 病院は患者と家族に謝罪し、泌尿器科長ら2人を謹慎処分とした。

 発表によると、泌尿器科長は2月10日の手術直後に取り違えに気付き、左の腎臓を元に戻す自家移植手術をしたが、機能せず、3月18日に別の病院で摘出した。泌尿器科長が油性マジックで手術部位を示す「マーキング」をしなかったうえ、別の医師(40)が腎臓のCT(コンピューター断層撮影法)写真の裏表を逆に張り付けるという二重のミスが原因という。 記者会見した河原崎秀雄院長は「病院全体で大いに反省している」と謝罪した。}

 2月に、60代の患者の腎臓摘出手術を行った際、誤って正常な腎臓を摘出したと小山市民病院が発表した。摘出後に誤りに気付き、直後に移植手術で患者に戻したが機能しなかった。患者にとって踏んだり蹴ったりの状況だ。右のがんが疑われれる腎臓はどうするのか。今後、人工透析せざるをえないであろう。最低の病院としか言えない。

裁判長謝罪で菅谷さんはれて完全無罪

2010-03-27 10:36:15 | Weblog
 編集手帳 読売新聞
 {薄情な大家(おおや)から理不尽な仕打ちを受けた大工政五郎が、炎を吐くようにタンカを切る。〈弱(よえ)え俺たちにゃ、強(つえ)えお奉行さまてえ味方がついてら。お白洲(しらす)ィ出て、砂利を握って泣きッ面をするねえ!〉。落語『大工調べ』である。

◆正邪を見分ける「強え味方」がいるはずの法廷で、身に覚えのない罪に問われ、無期懲役の刑に服した人には、毎日が砂利を握って泣く心境であったろう。

◆4歳の女児が殺害された「足利事件」の再審で、宇都宮地裁はきのう、菅家利和さん(63)に無罪を言い渡した。裁判長が謝罪し、裁判官3人が起立して菅家さんに深々と頭を下げたという。

◆当時、導入されたばかりで精度に難点のあったDNA鑑定を過信し、その鑑定結果をもとに引き出された自白を過信し、“よもや…”の声を上げられなかったのは検察官や裁判官だけではない。報道機関も同じである。

◆男盛りの17年半を拘置所と刑務所で過ごした菅家さんに、失われた歳月を返して差し上げることはできない。無実の罪に砂利をつかんで泣く人が二度と現れない世をつくること――それだけがせめてもの償いであると、胸に刻む。}

 菅家さんは17年半の間、無実の罪で刑務所で過ごした。失われた歳月はかえらない。精度に難点のあったDNA鑑定を過信したり、自白を強要して無実の人は菅谷さんだけだろうか。他にも冤罪で苦しめられている人はいるのではないか。また、冤罪で死刑になった人は居ないのか不安にかられる。
(2010年3月27日02時25分 読売新聞)

仏頭すげ替えは著作権侵害=寺に広告掲載命令-知財高裁

2010-03-26 06:57:33 | Weblog
時事通信
 {仏像の頭部を無断ですげ替えたのは著作権侵害だとして、制作者の遺族が寺側に仏頭を元に戻すよう訴えた訴訟の控訴審判決で、知財高裁は25日、著作権侵害を認め、すげ替えの経緯を説明する広告文の新聞掲載を命じた。一審が認めた頭部の原状回復は認めなかった。

 判決によると、問題となったのは、光源寺(東京都文京区)にある「駒込大観音」と呼ばれる十一面観音菩薩立像。東京大空襲で消失した像を、寺の依頼を受けた仏師らが1993年に再建した。

 檀家(だんか)らがにらみつけるような表情に違和感を訴えたため、寺側は制作者の死亡後、弟子が造った頭部にすげ替えた。

 飯村敏明裁判長は、仏頭すげ替えはやむを得ない改変には当たらず、著作権侵害に当たると指摘。その上で、元の仏頭は保管されており、原状回復までしなくても、広告文で著作者の名誉回復が図れるとした。}
 
 判決によると、先代の住職は、観音像の再建を仏師に依頼、93年に完成した。しかし参拝者らから、にらみつけるようなまなざしに見えることから、「慈悲深い顔にしてほしい」といった声が上がった。現住職が仏師の弟子に依頼し、頭部を作り直してすげ替えた。判決は、すげ替えについて著作権侵害を認定。そのうえで、「頭部を新たに制作し交換した行為には相応の事情があった」と述べ、元に戻す必要まではないと判断した。最初に仏像製作を依頼するときに、観音様のお顔について、優しい顔にして欲しいと希望しておけば問題が起きなかったと思う。最初に作った仏師にしたら、顔のすげ替えは全否定されたと思うに違いない。

体重激減、中高年ご用心、死亡の危険性高い

2010-03-25 06:42:04 | Weblog
読売新聞
 {中年期以降に体重が5キロ以上増減した人は、あまり体重変化のない人に比べ、がんや心臓病などで死亡する危険性が男女とも1・3~1・7倍高いことが厚生労働省研究班の大規模追跡調査でわかった。

 特に、体重が減少した時の危険性が高く、調査チームは「ダイエットしていないのに体重が大きく減ったなら、健康に問題がある可能性がある。気をつけた方がよい」と話している。

 国立国際医療センター研究所の溝上哲也部長らは、東京、大阪、長野など10都府県で、40~69歳のがんや心臓病の既往症のない男女8万人を12~15年間追跡調査。最初の5年間の体重の変化と、病気などで死亡する危険性の関係を調べた。

 体重が5キロ以上減少すると、2・4キロ以内の場合に比べて、死亡の危険性が男性で1・4倍、女性で1・7倍に高まった。がんに限っても危険性は男女とも1・5倍になった。

 体形別では、やせ気味の人が5キロ以上減ると、危険性が男性で2・1倍、女性で2・9倍に高まった。
 一方、女性で5キロ以上増えると、心臓病や脳卒中などの循環器病で亡くなる危険性が1・9倍に増えた。}

 中高年はメタボで肥満を心配するよりか、ダイエットもしないのに体重が5キロも減少したら、体重変化のない人に比べ、がんや心臓病などで死亡する危険性が男女とも1・3~1・7倍高いことが厚生労働省の研究で分かった。結論は歳を取って、やせると寿命が縮まり、体重の変動がない、少々小太りの方が長生きするらしい。