喜多院法興寺

住職のひとりごと

タミフル販売元からの寄付、厚労省研究班には事前相談

2007-03-31 10:22:37 | Weblog
タミフル研究班、別の教授にも6000万円 中外製薬(朝日新聞) - goo ニュース
読売新聞
 {インフルエンザ治療薬「タミフル」と異常行動の関連について調べている厚生労働省研究班の主任研究者、横田俊平・横浜市立大教授らが、タミフル輸入販売元「中外製薬」から寄付金を受けていた問題で、厚労省の担当者は事前に、寄付を受けることについて横田教授から相談を受けていたことが30日、明らかになった。
 だが担当者は特に反対せず、寄付金の一部は研究班の研究費に充てられていた。

 研究者1人が所属する研究所が中外製薬から受けた寄付は6000万円だったことも判明。同省は横田教授やこの研究者ら3人を研究班から外す。

 同省によると、研究班は昨年夏、2006年度分の研究費が不足したことから寄付金を受けることを計画。同省担当者に相談した上で、研究班員が所属する統計数理研究所に中外製薬から6000万円の寄付を受けた。昨年12月には、研究費の不足分を寄付金から補うことを同省側に告げた上で、今年1月、寄付金から627万円を使用したという。中外製薬からの寄付金はこれで計7600万円となった。}

 厚労省の担当者は事前に、2006年度分の研究費が不足したことから寄付金を受けることを計画、横田教授から相談を受けていたことが30日、明らかになった。研究費の不足分をタミフル輸入販売元「中外製薬」から寄付金で補う事をを容認いていた。厚労省と製薬会社のなれ合いが続き、感覚がマヒしていたのではないか。呆れた話だ。



年金支給漏れ、過去6年で22万人…社保庁記録見逃す

2007-03-30 08:12:24 | Weblog
読売新聞
 {高齢者が受給中の厚生年金や基礎年金(国民年金)に支給漏れが見つかり、社会保険庁が年金額を訂正した件数が、2001年4月から07年2月末までの約6年間で計21万8474件にのぼることが明らかになった。
 過去に短期間勤めた会社での保険料納付記録が、年金額決定の際に見落とされたことなどが原因で、ほとんどは受給者からの指摘で誤りが見つかった。

 支給漏れがこれほど多い実態が明らかになったのは初めてで、社保庁のずさんな給付業務が問われそうだ。

 支給漏れの件数は、社保庁が野党の資料要求に応じて明らかにした。支給漏れは2001年3月以前にも見つかっていたが、社保庁は「資料の保存年限が過ぎており、件数を確認できない」としている。支給漏れの総額や平均額も不明だとしているが、年金相談を専門とする社会保険労務士からは「1人当たり年数万円から20万円程度、本来より少なかった例が多い」という指摘が出ている。}

 年金の支給漏れが、過去6年で22万人と、実態が明らかになり、社保庁のずさんな給付業務が問われそうだ。ほとんどは受給者からの指摘で誤りが見つかった。原因は過去に短期間勤めた会社での保険料納付記録が、年金額決定の際に見落とされたいた。こんないい加減な仕事をしている社会保険庁は解体した方がよい。




アルツハイマー病ワクチン、マウスで効果確認 名大など

2007-03-29 09:17:29 | Weblog
朝日新聞
 {アルツハイマー病の原因物質アミロイドを脳から取り除くワクチンの開発を進めていた国立長寿医療センター研究所(田平武(たびら・たけし)所長、愛知県大府市)と名古屋大などのチームが、マウスを使った実験で発症後に飲むと認知能力が戻ることを確かめた。脳炎や出血などの危険な副作用もなかった。4月6日から大阪市で始まる日本医学会総会で発表する。完成すれば、欧米で開発中のワクチンの難点である安全性やコストの問題を解決した新ワクチンになる。研究チームは次の段階として、少人数の患者を対象にした臨床試験の準備を進めている。

 このワクチンは、病原性がないウイルスの殻にアミロイドというたんぱく質を作る遺伝子を入れてある。口から飲むと、腸の細胞がこの「偽ウイルス」に反応してリンパ球がアミロイドを攻撃する抗体を作る。この抗体が脳にたまったアミロイドにくっつき、ばらばらにして取り除く。

 研究チームは、月齢を重ねると必ずアルツハイマー病を発症するよう遺伝子を変化させたマウス28匹を使って、効果を試した。アルツハイマー病を発症した生後10カ月の時点で、半数の14匹にはワクチンを飲ませ、残りには飲ませなかった。

 その結果、ワクチンを飲んだマウスはほぼすべて、3カ月後、記憶力や学習能力など認知力を試す4種類のテストすべてで成績が発症前のレベルまで戻った。一方、ワクチンを飲まなかったマウスは全テストで成績が落ち、認知力の大半を失っていた。

 03年にワクチンを飲んだマウスの脳内のアミロイドが消えることを明らかにしていたが、今回初めて、実験で症状が改善することまで確認した。

 アイルランドの製薬会社が開発した世界初のアルツハイマー病ワクチンは、臨床試験中の02年に患者の6%が重い脳炎を起こしたため、開発中止になった。今回名古屋大などが開発したワクチンは直接たんぱく質などを注射する方法ではないため安全性が高く、大量生産が可能なうえ、薬液を飲むだけで簡単という利点がある。

 実験をした名古屋大の鍋島俊隆教授(医療薬学)は「アミロイドはたまり始めているが症状はまだ出ていない、という段階で使えば予防効果も期待できる」と話す。}

 アルツハイマー病の原因物質アミロイドを脳から取り除く画期的なワクチンを開発、マウスの実験で発症後に飲むと認知能力が戻ることを確かめた。このワクチンは、病原性がないウイルスの殻にアミロイドを作る遺伝子を入れてある。飲むと、腸の細胞がこの「偽ウイルス」に反応してリンパ球がアミロイドを攻撃する抗体を作る。この抗体が脳にたまったアミロイドにくっつき、粉砕して取り除く。
 アルツハイマーを発症しても、機能が回復できるし、予防にも使える凄いワクチンだ。

まじめな私生活、軽薄サラリーマン役で“一世風靡”

2007-03-28 07:22:01 | Weblog
植木等さん 仲間の待つ天国へ旅立ち(スポーツニッポン) - goo ニュース
読売新聞
 {「昭和の無責任男」が逝った――。27日亡くなった植木等さん(80)は、「無責任」「日本一」シリーズなどの映画で、高度経済成長を風刺する軽薄なサラリーマン役を演じ、一世を風靡(ふうび)。その後もテレビドラマで活躍し、多くの世代に愛された生涯だった。
 植木さんは1997年のNHK朝の連続テレビ小説「甘辛しゃん」に出演したころから、肺気腫(きしゅ)を患い、治療を続けながら映画やドラマの仕事を続けていた。

 しかし、今年1月、食欲不振を訴えて入院。その後も入退院を繰り返し、今月中旬に病状が悪化。谷啓さんや桜井センリさん、犬塚弘さんら、クレージーキャッツのメンバーが植木さんを見舞った。最後は妻の登美子さんと3人の娘に見守られ、息を引き取ったという。亡くなった直後には、付き人を務めたこともある小松政夫さんも駆けつけた。}

 昨年だったか、青島幸夫氏の葬儀に出席された酸素吸入をつけた植木等氏の姿を見て、心配していたが!聞くところによると肺気腫を患われていたのだという。クレ-ジーキャッツのメンバーも谷啓さんや桜井センリさん、犬塚弘さんの三人になってしまった。寺の倅として生まれ、無責任シリーズで主役を務めたが、プライベートはまじめな生活をしていた。お笑いブームの火付け役だった、昭和のトップスターが、また一人居なくなってしまった。本当に淋しい気持ちでいっぱいだ。




麻原死刑囚の四女 新後見人に江川紹子さん

2007-03-27 09:12:08 | Weblog
産経新聞
 {四女の現在の後見人で、麻原死刑囚の控訴審弁護人を務めた松井武弁護士は解任される。四女は「教団の束縛から逃れたい」として、江川さんに電子メールで相談するようになり、江川さんも後見人になることを承諾していた。
オウム真理教の麻原彰晃死刑囚(52)=本名・松本智津夫=の四女(17)が新たな後見人にジャーナリストの江川紹子さん(48)を選任するように申し立てていた問題で、さいたま家裁は、四女側の申し立てを全面的に認める決定をした。

 四女の代理人弁護士によると、同家裁は「四女が教団や家族と絶縁した生活を望むことは尊重に値しないとはいえない」と判断。さらに、「四女と松井弁護士の信頼関係は完全に失われており、後見人には適さない」とした。

 江川さんは「オウム事件の犠牲者である坂本堤弁護士は、子供の人権をライフワークの一つに位置づけていた。その志と無念を引き継ぐべき者として、役目を誠実に果たしたい」とコメント。四女も「社会は教団よりもずっと温かかったです。世の中にはやさしい人が多いことを知って、本当に励まされ、感謝しています」とのコメントを発表した。}

 オウム真理教の麻原彰晃死刑囚の四女の新たな後見人にジャーナリストの江川紹子さん(48)を指名、さいたま家裁が全面的に認めた。江川さんは坂本堤弁護士の無念の志を引き継ぎ、後見人を引き受けたという。不幸の星の下で生まれた四女に、普通の生活が出来るよう温かい目で見たいものだ。