はじめの戦車模型づくり

老眼に悩みながらもとにかく完成させることを目指します! 2009年3月8日開設

3.7cm対戦車砲 PAK35/36 #7 フィギュアの塗装

2021-11-17 22:37:10 | 第二次大戦 ドイツ軍

残り2体の塗装を進めます。
昨日は作業中の写真を撮り忘れたので今回は段階ごとに撮っていきました。

▼最初にバーントアンバーで墨入れをします。

 

▼綺麗なターペンタインを少し筆に含ませて、はみ出したところを拭き取りながら薄めるような感じで広げていきました。

 

▼作業中に指で銃剣を引っ掛けて飛ばしてしまいました。
探しましたが、見つかりません。

 

▼余りパーツの中から拾ってきました。ついでに雑嚢も追加して着けておきました。
そしてガスマスクケースの取り付け位置がおかしかったので付け直しました。
以前に付いていたところは軍服の塗装がされていないので、前の状態がそこからわかります。

 

▼軍服をライフカラー、銃剣と雑嚢をタミヤアクリルでそれぞれを塗装したあと、墨入れとウォッシングを追加して他と合わせました。

 

▼ハイライトを付けていきます。油彩グリーングレー+チタニウムホワイトを使いました。

 

▼ドライブラシの要領で馴染ませていきます。

 

▼ハイライトが強すぎたところは、バーントアンバーで少しシャドウを入れて調整し、こんな感じになりました。
このフィギュアの顔は、双眼鏡でほとんど隠れています。なので顔はバーントアンバーで口と目を入れて終わりにしてしまいました😅

 

▼最後のフィギュアの顔の処理をします。軍服その他の墨入れ、シャドウ、ハイライトは済ませてあります。
まずはチューブから出したままのバーントアンバーを顔へ塗りたくります。
なお、この方法は、A.M.誌などに記事を書いているTAKA PAINT氏のyoutubeを参考にしています。

 

▼綿棒でバーントアンバーを拭き取ります。

 

▼奥まったところは先の尖った綿棒で取り除きました。

 

▼ハイライトを付けます。油彩のカドミウムイエロー+チタニウムホワイトで付けていきます。
すいません。写真のピントが全然合っていません。撮り直しができないのでこのままでご容赦ください。

 

▼平筆でブレンディングしていきます。この作業を何回か繰り返して自然な感じになるよう頑張ります😅

 

▼極細筆で目と口を書きこみます。バーントアンバーを使いました。
お恥ずかしい出来ですが、油彩を使って顔の作業をやってみました。

 

▼塗装作業中に落下させて、親指が折れて紛失してしまいました。
仕方がないので、エポキシパテで修正します。
手前にあるのは修正用するためのエポキシパテです。

 

▼いびつな感じですが、ないよりはマシということで........。
後で塗装しておきます。あ、左手に持っていた砲弾ケースもないですね。
探しておきましょう。

今回はここまでです。まだフィギュアの塗装が少し残ってしまいました。
次回は、フィギュアの塗装を済ませ、対戦車砲の仕上げにかかりたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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3.7cm対戦車砲 PAK35/36 #6 フィギュアのウエザリング1

2021-11-16 22:58:52 | 第二次大戦 ドイツ軍

フィギュアのウエザリングをしました。
集中力が続きませんねえ。疲れちゃったので今回は2人で終了です😅

▼装填手。目はバーントアンバーで描きました。白目は描いていません。
襟章のデカールが消えかかってしまいました😓

 

▼あまり代わり映えはしませんが、少し角度を変えて。

 

▼照準手。

 

▼角度を変えて撮ってみました。

 

▼使用したのは全て油彩です。
墨入れとウォッシングはバーントアンバーで。

 

▼服のハイライトはチタニウムホワイト+グリーングレーをつけた後、ドライブラシ処理。
シャドウはバーントアンバーを落とし込んでウォッシングの要領でなじませました。
顔は全面にシャドウとしてバーントアンバーをたっぷり付けた後、綿棒でよ〜く拭き取りました。
そしてハイライトはカドミウムイエロー+チタニウムホワイトをちょんづけしてドライブラシっぽくブレンディングして馴染ませました。
最後に極細筆でバーントアンバーで目と口の中を描きました。
ズボラな私はこれで済ませてしまいました😅

 

▼今回使用した筆。タミヤのモデリングブラシPRO II の細、極細、超極細の3種。
あとは馴染ませるために使った平筆とドライブラシ用筆の小です。
タミヤのモデリングブラシPRO II は適度な腰があり塗料の含みも良くてとても使い易いです。
最近の筆塗りはほとんどモデリングブラシPRO II で済ませています。

今回はここまでです。次回は残り2人の作業をします。
そしてヘルメットを付けて、各部の擦れた傷跡、ブーツのウエザリングなどをしてフィギュアの塗装は終わりたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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GAZ67B 1/35 #1 キット紹介

2021-11-15 18:47:19 | 第二次大戦 ソ連軍

3.7cm対戦車砲セットも半つやコートをかけてひと段落が付きました。
そろそろ次に何を作ろうかといつもの如く浮気の虫が疼いてきて、次のキットを探し始めたのですが。
作りたいものはたくさんあって、これにしようかあれにしようかと迷い、さっと作れて手離れの良いキットがいいなあ、ということで決めました。

▼またまたタミヤの超がつくオールドキットです。
写真で分かる通り、初回ロットではなく再販されたものです。
Item No.35021、ランナーに1973の刻印がありました。48年前、約半世紀前のキットです。

 

▼以下、パーツです。フィギュアは3体付で1枚のランナーにまとまっています。

 

▼本体は2枚のランナーで構成。

 

▼クリアパーツ。このランナーの下の部分に1973の刻印がありました。
ちょっと写真では見にくいですね。TAMIYAの左側にあります。

 

▼再販ものなので、デカールは綺麗な状態。@2001となっています。
下部にある白い帯は味方識別用のラインです。

 

▼懐かしい組説の体裁。大人も模型少年もまずはこの実車紹介を興味津々で読んだものです。

▼組立説明部分。

 

▼使用塗料は説明書ではダークグリーンでタミヤXF-61の指示。
昔はソ連、英軍、みんなダークグリーン。
多分、タミヤは使わずクレオスのロシアングリーン系で明るめの前期C-135を使いそうです。

 

▼戦車、装甲車ならこちらを使う手もありますが、今回は使うとしたらハイライト色だけになりそうです。

いつもだったら組立始め、もしくは組立済まで書くところですが、キットを選ぶ時間が思いの外かかってしまって今回はここまでです。
次回はもちろん組立を開始して順調にいけば基本塗装まで進めていければと思っています。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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3.7cm対戦車砲 PAK35/36 #5 デカール貼り

2021-11-14 22:57:02 | 第二次大戦 ドイツ軍

▼デカールを貼る前に、対戦車砲の塗り分けをしました。
タイヤをXF-85ラバーブラック、閉鎖機内をXF-56メタリックグレイで筆塗りです。
タイヤにはCONTINENTALの刻印が入っています。

 

▼ヘルメットは土居氏のレシピを習って塗装しました。
ダークグリーンをブラックグリーンに換え、ブラックとスカイブルーを少々混ぜてエアブラシしています。

 

▼クリアコートは半つやを使いました。
クレオスラッカー、C-181スーパークリア半光沢です。

 

▼デカールはいつものタミヤのドイツ兵階級章デカールセットから。
いつもは戦車兵ですが、今回は歩兵用となります。

 

▼マークセッターとマークソフターを使いまくって貼りました。
こんな感じになりました。例として双眼鏡を持つ指揮官です。袖章で伍長にしました。

 

▼ヘルメットはこんな感じです。国防軍です。
設定をLSSAHにしたので、親衛隊のマーキングにしたかったのですが、入っていません。
ナチスドイツはまだまだ世界でタブーなのでしょう。
世界のタミヤではそのあたりを考慮して用意できなかったのでしょうね。

今回はここまでです。肩章を塗装してコートをかけた後、ウエザリングにかかりたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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3.7cm対戦車砲 PAK35/36 #4 フィギュアの塗装

2021-11-13 22:37:44 | 第二次大戦 ドイツ軍

フィギュアの塗装に進みます。

▼まずはベースとなる軍服をライフカラーのフィールドグレー2でエアブラシしました。
下の写真はエアブラシを終えた状態ですが、ここに来るまで幾多の紆余曲折がありました(オーバーな言い方😅 )
当初はベース色としてラッカー系にしたかったので、ライフカラーの塗料にタミヤのラッカー溶剤で薄めたら、分離してしまって混ざりません😢
タミヤアクリルにラッカー溶剤で薄めて何回もエアブラシをしていたことがあるので、アクリル系のライフカラーでもラッカー溶剤を使えると思ったら見事に期待を裏切られました。
諦めてライフカラー専用の溶剤で薄め、細吹きしたかったので0.2mmのエアブラシを使ったらあっという間に目詰まり。
仕方なく0.3mmのエアブラシに塗料を入れ替えて吹き終わったのが下の状態です。
タミヤのフィールドグレーはグレーでなくグリーンの感じがするので、どうしてもライフカラーのフィールドグレーにしたかったので何度もやり直ししました。
(別にエアブラシで吹かなくても筆塗りすれば良かったのに、というのは内緒)

 

▼塗り分けはタミヤアクリルを使いました。
ドイツ兵の軍服を塗ったのはいつ以来だろうか。全く思い出せません。
遠い記憶に基づいて色を選んだので、かなり違っている箇所があると思います😓

 

▼背面はこんな感じです。
装備品を吊すベルトは多分ブラックだったよなあ、レッドブラウンで塗ってしまいました😅
デカールですが、襟章は使えそうですが、肩章はかなり形が変形していたり、ベルトが上を通っていたりするのでデカールはちょっと貼りにくそうです。ヘルメットはバッチリ貼れます。

今回はここまでです。肩章のラインを書き、ヘルメットの塗装及び塗り漏れをチェックしたらクリアコートをしてデカール貼りをしたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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3.7cm対戦車砲 PAK35/36 #3 対戦車砲の塗装

2021-11-12 22:13:34 | 第二次大戦 ドイツ軍

組立が終わったので塗装にかかります。

▼いつものようにタミヤのサーフェイサーを吹きました。

 

▼いつもならここから基本塗装が始まるのですが、何を血迷ったか黒立ち上げ塗装を考えてしまい、黒サフを吹いてしまいました。
対戦車砲の方はまだしもフィギュアは一体どうなることやらです😩

 

▼とにかく進めました。まずは対戦車砲の基本塗装に入ります。
もうブラックを吹いているので、ジャーマングレーはカラーモジュレーションセットのハイライト1から使いました。

 

▼続けてハイライト2を少しムラっぽく吹きました。

今回はここまでです。次回は黒サフを吹いてしまったフィギュアの基本塗装(軍服)に進みます。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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3.7cm対戦車砲 PAK35/36 #2 フィギュアの組立

2021-11-11 23:15:23 | 第二次大戦 ドイツ軍

フィギュアの組立をしていきます。
戦車兵はキットと共に組み立てたりしていましたが、ドイツ兵は出戻ってからあまり作ったことがないような気がします。

 

▼弾薬ケースを持つ手に取っ手がありません。真鍮線ででっち上げようと思います。

 

▼なかなかのパーティングラインです。昔はこのくらいは当たり前だったのかな。

 

▼とりあえず整形しました。
アップで撮ると結構荒い修正ということがわかってしまいますね😅

 

▼胴体、手の接着部分にかなり隙間が出来てしまったので、エポキシパテで埋めておきました。

 

▼個人装備品は塗装してから取り付けようか迷いましたが、全部接着してしまいました。

 

▼フィギュアの組立が終わりました。装備品の接着位置は組説の他に箱絵も参考にしました。
ヘルメットは顔の塗装があるので、別に塗装して接着しようと思います。
そういえば兵士用のデカール、あったかなあ。

今回はここまでです。次回は基本塗装に進みたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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2021年11月のお買い物

2021-11-10 16:18:49 | 通販・買い物

11月のお買い物です。

ヨドで買おうと思っていたのですが、売り切れてしまったので茨城県ひたちなか市にあるM.S ModelsのWeb Shopで購入しました。

▼英軍です。アフリカ戦線。
特別版で武器・装備品が付いているという触れ込みですが、兵士5体分より余分に付いているのかな。

 

▼購入の動機となった資料の写真。

 

▼当然、合わせる戦車はタミヤのバレンタインです。

 

▼キットの中身。ぎっしり詰まっている感じ。

 

▼モールドは細かくて良い感じ。細いパーツが多いので破損に注意しないと。
服のシワ、足の筋肉の表現も良さそうです。

 

▼英軍をもう一点。こちらは欧州戦線。アフリカ版と同じ武器・装備品付きの特別版です。

 

▼チャーチルかクロムウエルとかに合わせると良いかなと思います。

 

▼クロムウエルは持っていませんが、タミヤの傑作キットチャーチルなら在庫があります。
クロコダイル(火炎放射タイプ)と通常のチャーチルを選んで作れるキットでした。
クロコダイルはもうずいぶん前に完成していたましたが、東日本大震災の際に落下して要修繕の状態となっています。
キットを2個購入していたので、今度は通常タイプとして作ります。

 

▼キットの中身。こちらもぎっしり詰まっています。

 

▼箱絵と同じネット付きヘルメットがあります。ちょっとゲートの付き方に不安がありますが.....。
あとはこのヘルメットにカモフラージュ用の表現がされているかどうか、ホビーサーチで確認したところ残念ながらネットだけのようでした。

 

そのほかに今回はチャレンジともいえるものを仕入れてみました。
ヨドのポイントを使って仕入れています。それは.......

▼モデルカステンの可動連結履帯です。
ヨドの購入感想や昔から言われていた「組立は手間がかかるが、完成すれば満足感を得られる」という代物です。
果たして作りきれるか、不安があったのでポイントを使ったのはそういう意味もあります😅

 

▼履帯の自然な垂れ下がりが欲しいタミヤの74式のために選んでみました。

 

▼一緒に可動ではありませんが、連結式の履帯をもう一つ仕入れました。
ホビーボス製です。部分連結式で可動しないので、モデルカステンに比べるとかなり安いです。

 

▼合わせるキットはこちらになります。
トラペのベルト式履帯は、接着しにくい、塗装が剥がれるとか散々な思いをしています。
丁度今回、在庫で該当する製品があったので試したいと思います。と言いつつ作るのはいつのことになるかですが。

今回は4点の購入となりました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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3.7cm対戦車砲 PAK35/36 #1 組立

2021-11-08 22:26:27 | 第二次大戦 ドイツ軍

懐かしいタミヤのキットを作る事にしました。

▼MM創成期であるNo.35の対戦車砲です。
ランナーの刻印は1974になっています。今からなんと47年前に発売されたキットです。

 

▼ランナーは2枚。対戦車砲で1枚、フィギュアが1枚という構成です。
対戦車砲のランナー。

 

▼フィギュアのランナー。フィギュアは4名です。
この頃のフィギュア、はてさてどんな感じになるでしょうか。
ちょっとどうなるか、コワイもの見たさの感もあります😄

 

▼対戦車砲が組み上がりました。
予想以上にコンパクトなサイズのため、小さなパーツのパーティングラインの修正や組立に戸惑いました。
決して組みにくい訳ではなくて、一部ピンセットを使ったところがあるくらいです。
むしろ47年前のキットでも問題なく組めるところがタミヤらしいなと思います。
スコップを取り付けるベースとなるパーツは0.6mm真鍮線に代えました。
なお、タイヤは塗装を考慮してまだ接着していません。

今回はここまでです。次回はフィギュアを組み立てていきます。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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IDF SHO'T KAL DALET #15 完成

2021-11-07 21:28:23 | 現用 イスラエル

1/35 SHO'T KAL DALET(CENTURION)
1982年 レバノン内戦 ガリラヤの平和作戦を経て
1982 Lebanese Civil War After the Galilee Peace Operation

AFVクラブ1/35 イスラエル国防軍 センチュリオンが完成しました。
恥ずかしながら記事のタイトルのスペリングをずっと間違えていましたので、今回訂正いたしました。
AFVクラブのキットはシミターに続いて3作目の完成となります。
このキットはパーツ数もそこそこあり、思ったより組立時間を要してしまいましたが、完成してみるととても素晴らしい精密度を味わうことができてたいへん満足しています。
実車は主砲を20ポンド砲からL7 105mm砲に換装し、エンジンもロールスロイスミーティアエンジンからM60と同じアメリカ製コンチネンタルAVDS-1790-2Aディーゼルエンジンに、変速機もアメリカ製アリソンCD-850-3に変えてまったく別のセンチュリオンへと生まれ変わっています。
これらの改修により砂漠戦への適応能力が飛躍的に向上してセンチュリオンの名を高める事にもなりました。
キットについては、前照灯が斜めに付いてしまった事、搭載のUZIが車体への装着金具の取り付け位置の間違いから1丁しか装備できなくなってしまいました。
それでは、改修を重ねて迫力ある鎧をまとったセンチュリオンをご笑覧くださいませ。

 

 

▼足回りはこの後に登場するチーフテンを連想させます。
大戦中に登場した戦車と比べると、とても同じ英国が開発したとは思えない洗練されたスタイルです。

 

▼砲塔左右両側に装備されている雑具箱、車体のサイドスカートが中空装甲の役割を果たし、各区画に隔壁を設けて被害拡大を防ぐなどの生存率の高い基本設計をセンチュリオンは有していました。
この点はアメリカのM48及びM60を改修したマガフと比べると大変優れた点であり、後にこの思想はマガフにも取り入れられています。

 

▼主砲と同軸にM2重機関銃(12.5mm)を備え、コマンダーとローダーそれぞれにFN MAG 7.62mmを装備。
被弾退避時の携行銃としてUZIを備えている。
改修を重ねた結果によるこのゴチャゴチャ感がたまりません。

 

▼エンジンをM60のディーゼルエンジンに換装したため、グリルの形状はまさにM60を彷彿させるデザインとなっています。

 

▼予備履帯は、アクリル塗料のVic Hobbyのラスト色3色をランダムに塗って錆を表現しました。
まだまだの出来ですが、段々塩梅がわかってきたような気がします。

 

▼ジェリ缶の埃はMigピグメントP234とクレオスウエザリングパステルのライトブラウンを混ぜたものをこすり付けました。
これはTIRAN 5の時と同じやり方です。

 

▼油彩の点づけによる経年変化による退色表現はサイドスカートだけに行いました。
他の部分は平面があまりにも無くて今回は諦めました。そのかわりにハイライト処理を少し強めに付けています。

 

▼タミヤTIRAM 5とのツーショット。
使えるものは改良してなんでも使う。
周りを敵に囲まれているイスラエルにとって生き残るための知恵なのでしょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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