PzKpfw 35(t)
1940 France, 3rd Armored Division
1940年フランス 第3機甲師団
資料:worldwarphotosギャラリーより項目35(t)部分
「ドイツ軍車輌の塗装とマーク」増補改訂版 PANZER12月号臨時増刊第284号 平成8年12月1日発行
パリへ進撃中
タミヤ1/35、35(t)が完成しました。
タミヤから発売されていますが、その中身はCMK製の車両にタミヤがOVM類、ジェリカンやジャッキ台を追加しています。
その他、タミヤのパーツに置き換えられた機銃、ノテックライト、照準サイトなどの効果は非常に大きくキットの質感を上げていると思います。
なおフィギュアはコマンダーが一体付属。こちらもタミヤ製です。
前回の作業から、足回りの汚しはクレオスウエザリングカラーのマットアンバーを使って汚し、履帯の接地面と車体のエッジへは6Bの鉛筆をこすりつけ、塗装が剥がれてギラついた状態を表現して完成としました。
デカールが少し曲がっているのとシルバリングを起こしてしまいました。マフラーの塗装は失敗。今後の課題です。
それではチェコからドイツが分捕って貴重な戦力となった35(t)をご笑覧くださいませ。
■35(t) 諸元(タミヤ解説書より)
全長:4,900mm 全幅:2,055mm 全高:2,370mm 全備重量:10.5トン 乗員:4名
エンジン:シェコダT11液冷ガソリンエンジン 最大出力:120馬力 最大速度:34km/h
航続距離:155km(整地)/98km(不整地)
武装:3.7cm KwK34(t)L/40×1、7.92mmMG37(t)機関銃×2
装甲厚:車体/砲塔前面:25mm、砲塔後面:16mm、車体上面:12mm、砲塔上面・車体下面:8mm
▼旧式のリベットが良い味を出しています。
▼牽引ワイヤー止めのフックはでっち上げです。
▼マフラーの塗装は思うように行かず。
焼き付いて錆が出ているような表現を目指しましたが、うまくいきませんでした。今後の課題です。
▼フランス戦仕様を選びました。
エンジンデッキ上のジェリカン3つと後部フェンダー上のジェリカン2つがポーランド戦からの追加仕様です。
▼アンテナ線は保管の都合で付けておりません😅
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
あらためて完成写真を楽しませていただきました。
近代戦車の基本形を絵に書くとこれですというような形状が堪らなく魅力的です。
大昔の漫画に出てくる戦車はみんなこの形をしてたような・・・。
それにしても、退色表現がほんとに冴えてますね。
何度見ても見飽きないです。
この感じを目指したいものですが、なかなか・・・(笑)。
35(t)完成、おめでとうございます。
確かにマフラーは微妙ですが(🙇)、その他の風合いは流石ですね。
毎回、真似してみようと思うのですが、何時も省略しています。(反省)
次回作も期待しております。
ジャーマングレー単色の車体に、これだけの変化をつけられていることに「さすがだなあ」と感じました。
資料を参考に車体を決めるのも、モデラ―の醍醐味ですね(^^♪
PzKpfw 35(t)、完成おめでとうございます。
いやぁ~グレーの車体塗装が素晴らしい!これ(マネ)出来ないよ、の世界です(^^;。
砲塔の微妙な、グリーン系にみえる縦すじが何とも言えないいい感じに思います。
側に立っているちょっとカメラポーズ?を取った感じの将校が、35(t)の雰囲気にピッタリです。
こうやって比べると思ったより小っちゃいですね、足回りの構造もあり、迫力と云うよりはカワイイ系?の戦車に見え無い事も無い?(^^;
素晴らしい作品をありがとうございました。
今回は作成されてる時から、特に足回りの感じがスゴイなあと思ってました。
それに、ホント、リベットもお見事ですね~。
全体的に錆と汚れとキズの絶妙な感じが素晴らしいです!
製作途中の写真では車体の塗装やウェザリングが凄いなぁと思ってみていましたが、完成写真を見ると転輪周りの仕上がりも素晴らしいです!
サスの立体感や錆び表現も含めた金属感が抜群です。
フィギュアの双眼鏡や徽章、地図バックなどの塗装も凄くリアルです。
私もⅢ号戦車頑張らないと・・・・。
お手本にさせて頂きます。
35(t)のシルエットは、子供の頃に思い浮かべる戦車って感じですね。
足回りの転輪がシンプルな38(t)だとよりそんな感じになりそうです。
退色表現は、油彩がとても役に立ちました。
ホワイトをかなり思い切って使ったのが良かったのかもしれません。
マフラーの錆表現は、ピグメントまぶし塗装を中心にしてチャレンジしたいと思います。
マフラーの焼け錆の表現はうまくいきませんでした。
大戦中の戦車にはマフラーは必ず付いてくるので、機会があるごとに試していこうと思います。
ジャーマングレーの退色表現は、油彩を使ってうまくいきました。
次回の塗装は、イスラエルのセンチュリオンの予定です。こちらは塗装色で悩みそうです。
ジャーマングレーの塗装、お褒めいただきありがとうございます。大変嬉しいです。
仰る通り、作る車体がいつ、どんな場所でどんな状況だったのかと調べるのもモデラーの楽しみの一つですね。
また、それによって相手になった車輌、そして同伴車輌に興味が湧いて作る動機になったりしそうです。