35(t)の塗装中に実車の写真をWebで探していたら、興味深い写真を見つけました。
出典元:https://www.worldwarphotos.info/gallery/germany/tanks-2-3/panzer-35t/panzer-35t-3rd-panzer-division-france-1940/
▲微妙ですが、師団マークが製作中のものと多分同じです。
タイトルが1940年フランスで師団名は第3装甲師団となっています。
繰り返しになってしまいますが、タミヤの設定は1940年フランス第6戦車師団です。
▼私が参考にした手持ちの資料。
▼キットと今回見つけた写真と同じ師団マークは、
▼そしてその説明。第3機甲師団で使用された時期は、1941年以後となっています。
▼タミヤ設定の1940年の第6機甲師団を探すと、資料では右側にある図形が縦線でなく、丸になります。
▼そしてややこしい事に、前述と同じサイトに上記と同じとみられるマークもありました。
ただしこの写真のキャプションは、時期と師団名などは載っていません。
この写真の師団マークを資料と照らし合わせると、1940年第6機甲師団という事になります。
タミヤのデカールがこちらなら、資料とバッチリ合うんですけどね。
今回見つけた写真、タミヤの解説、手持ちの資料、どれも時期と師団マークが合致しません。
これ以上追求するとどんどん袋小路にハマっていくので、
タミヤのデカールを優先すると、
時期に関しては、タミヤとWeb上の写真が1940年なのでそちらを優先。
師団名に関しては、Webの資料と手持ちの資料が第3機甲師団なのでそちらを優先。
という事で、1940年フランス 第3機甲(装甲)師団に決めました。
これが正しいかどうかはわかりません。とりあえずわかる範囲で決めてしまいました。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
貴重な資料写真などありがとうございます。
しかし、こういう調べごとはほどほどにしておかないとキリがないですね。
人が乗った35tの写真を見たことがなかったのでとても新鮮でした。
35tって、大きく感じさせる形状なんですね。
人が乗った写真で小型の軽戦車だったことを思い出しました(笑)。
普段はあまり調べない方ですが、完成時の設定を決めようとして調べ出したのが運の尽きでした。
こうなるとどこかで踏ん切りをつけるしかないですね。
フィギュアを載せていれば大きさを掴みやすいですが、戦車単体だとわかりにくいですね。
私も今回の写真で改めて大きさを認識しました。
一度気になり出すと、調べたくなります。
スカッと解消すれば良いですが、今回はもう妥協しました。
拙い説明ですが、楽しんでいただき良かったです。
35(t)は足回りの汚しが終われば完成となりますので、次回かその次あたりで完成写真を載せられると思います。
それにしても小さな戦車だったんですね。
実車の写真で見ると実感として判ります。
最近は完成写真をアップすると同時に、デカールで選んだ部隊の当時の状況も設定しています。
35(t)もそのために調べ出したら、迷路に入り込んでしまいました。
私も戦車兵が乗った実車の写真を見て、その小ささを実感いたしました。
追跡調査、本当にご苦労様でした。
ここまで調べられたのなら、「だからワタシは、このように判断した」と言い切れるのでは。
車両等は汚れや偽装で、マーキングが見えないケースが多いですし、
特に敗戦国ともなると、資料を処分されたり散逸して分からない事だらけですから。
よく資料の解説で「最近の研究によると」という言い回しを目にしますが、
その根拠となるものが全く示されてないので、信頼して良いものなのか判断に苦しみます。
因みにワタシの持っている、21世紀WIDEブックス版『電撃!ドイツ戦車軍団』(笑)には、
第3は画像の点々が棒のM23、第6は小さいxが横に二つ並んだだけの”xx”になっていました(^^;。
worldwarphotosはちょくちょく覗きに行っています、もっともほとんどRAFの方ですが...
眺めてばっかりになって、手が止まってしまうのが難点ですね。
師団マークは情報秘匿のために時間を追って変化していきます。
逆に言えば使用された期間が確定されていれば、どの時期の車両と断定する材料となります。
今回みたいに資料によって異なってしまうと判断に迷う事になってしまいますね。おっしゃる通り、付き合わせた結果で判断するしかないので、まあ良いかなと思っています。
私の資料でもM23は第3機甲師団、××はM35で第6機甲師団なので同じですね。
worldwarphotos、そうですか。黒猫2号様もご覧になっていますか。機種や車種が結構広く網羅していて便利ですよね。