消耗品の筆を買おうと思い、ヨドをのぞいたらいつも使うタミヤの面相筆極細が販売終了になっている!
タミヤの公式HPのTAMIYA SHOP ONLINEを覗いたら愕然とした。
私がよく使う筆が軒並み在庫がありません!
最近はキットの方もヨドでは予定数の販売終了となった後、販売終了商品となってしまうキットが多々あります。
塗装に必要な筆もない、販売するキットの種類もどんどん減っていく。
タミヤ、どうなってるんだろう?!
消耗品の筆を買おうと思い、ヨドをのぞいたらいつも使うタミヤの面相筆極細が販売終了になっている!
タミヤの公式HPのTAMIYA SHOP ONLINEを覗いたら愕然とした。
私がよく使う筆が軒並み在庫がありません!
最近はキットの方もヨドでは予定数の販売終了となった後、販売終了商品となってしまうキットが多々あります。
塗装に必要な筆もない、販売するキットの種類もどんどん減っていく。
タミヤ、どうなってるんだろう?!
Choro-Pooさんの真似をして使っている筆とその用途を紹介いたします。
と言っても、とてもChoro-Pooさんような濃い内容とはとてもなりませんので、その辺はご了承の程を😅
まずは、前回のフィギュアの塗装時に使った筆です。
すべてタミヤの筆です。顔の塗装には1番から3番を使いました。
1番 MODELING BRUSH PRO II(ITEM 87172)
面相筆の超極細:タミヤエナメルを使ってこの筆で瞳を入れました。
瞳の修正もこの筆か2番の筆を使います。
2番 MODELING BRUSH HF(87048)
面相筆 極細:シャドウとハイライトを付ける時に使います。
シャドウはエナメルのレッドとイエローを混ぜてオレンジを作り、ほ〜んの少しXF-8ブルーを足してシャドウ色としました。
写真を見て気がつきました。ちょっともう筆先が痛んでいますね。この状態ではもう寿命と判断して新しい筆に代えます。
極細と細の筆はいつも切れない様にストックしています。
筆は穂先が命と考えていますので、バラけてまとまらなくなったら即交換するようにします。
極細を使うのは、眉と瞳の間、目の周りや鼻の側面など狭い部分があるので使っています。
白目がはみ出している場合は、この時にシャドウで塗りつぶして修正するようにしました。
3番 MODELING BRUSH HF(87049)
面相筆 細:シャドウをブレンディングする時に使います。綺麗なエナメル溶剤を使ってブレンディングします。
ご存知の通り溶剤をつけ過ぎておこなうと、悲惨な状態になるのでキムワイプやティッシュで拭き取りながら量を加減してからブレンディングをしていきます。
シャドウのブレンディングが終わったら、エナメルXF-15フレッシュにホワイトを少し足してハイライト色を作り、目の下の頬、鼻筋と鼻の頭、額、顎などにハイライトをつけます。この時は2番の筆を使っています。鼻のそば、目の下などせまいところをブレンディングするときは2番を使います。
一区切りついたら顔全体を見直して、頬のハイライトが弱い時は足し、強い時は一旦落として付け直したりして調整します。
シャドウが足りなかったらさらにシャドウを足してブレンディングを繰り返したりして調整していきます。
こんな感じでなるべく陰影が自然になるように調整しましたが、やはりなかなか難しいなと感じています。
こればかりは数をこなして慣れていくしかないですね。
今回の顔の塗装は上記の筆を使ってこのように塗装してみました。
なお、4番 MODELING BRUSH HF(87045) 平筆No.02は顔の塗装には使いませんが、タミヤアクリルで少し広めの面積を筆塗りする時に使います。
ベルトや牽引ワイヤーなどの細い部分の塗り分けの時は3番の筆をよく使います。
次は油彩でウエザリング時に使う筆です。
1番は、MODELING BRUSH HF(87048) 面相筆 極細です。ボルトや溝などに墨入れする時に使います。
顔の塗装の時の筆の写真は穂先が痛んでいるので、この写真は新しい筆となっています。
2番は、MODELING BRUSH HF(87049) 面相筆 細です。1番ではみ出た部分をきれいなターペンタインを付けて広げる時に使います。
3番は、MODELING BRUSH HF(87045) 平筆No.02 パネルなどの車体の広い部分、砲塔の上面や側面などの周囲のウォッシング時によく使います。
4番は、MODELING BRUSH PRO II (81714) 面相筆 細です。経年変化による退色表現をする時の油彩の点付けによく使います。
▼4番と筆が違いますが、太さはほぼ同じです。
点付けしたあとの作業で、きれいなターペンタインで上から下へ筆を動かして油彩を拭きとる時は、最初に3番を使いその後に2番を使うことが多いです。
2番だけで済ますこともあります。このあたりは作業しながらその結果を見極めながら筆を選んでいきます。
油彩をほとんど拭き取ってしまう感覚でおこなうと自然な感じの退色表現になると思います。
うまく説明できなくてすいません。
5番は油彩を少し広い範囲に薄く付けたい時、グラデーションぽくしたい時に使います。
砲口にブラックをほんの少し付け、こすって広げたり、砲塔の下側に変化を付けたい時にバーントアンバーを砲塔の下端に付けて擦りながら上へ拭きとるようにしてグラデーションぽく汚しをつけたりする時に使っています。
ハイライトを広範囲に付けたい時は、油彩のチタニウムホワイトを横並びにハイライトを付けたい部分に狭い間隔で点付けし、この筆を上から下へ擦って広い範囲にハイライトがつくようにしています。
キモはほとんど拭きとってしまうぐらいの感覚でおこなうと良いと思います。
以上がエナメルでの顔の塗装、アクリルを使った塗り分けの時に使う筆と、油彩での墨入れ、ウォッシング、退色表現などに使う筆です。
顔の塗装は紹介した筆を使っていますが、油彩の場合は絶対にこの筆だけということではなく、たとえばウォッシングでは面相筆でももう少し太い筆を使っていたりします。
正確でなくてすいません。目安と考えていただければ助かります。
下の写真は油彩の拭き取りですが、平筆ではなく2番より太い面相筆を使っています。
「こんなことはもう知ってるよ」「普通だね」ときっと思われる方が多いと思います。
一応自分の中で整理する意味も含めて書いてみました。塗り方は映像でご紹介できれば言葉で説明するよりずっとわかりやすいと思いますが、そこはスキルと知識不足でできなく申し訳ありません。
あとはドライブラシ用の筆がありますが、ここに関してはChoro-Pooさんの記事以上の内容はありませんので書きませんでした。
とりあえず私の使っている筆とその使い方を書きましたが、当然これが正解ということではなく皆様それぞれのやり方があると思います。
「模型は楽しく作って楽しく塗る」が大事ですので、記事のどこかがほんの少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
山の神よりプラモデルの買い物禁止令が発布されました。
自動車税、固定資産税、火災保険料、市県民税等に加え、諸物価の値上がりに伴い、
本日、溜まっている模型を指差しながら、買い物禁止令が発布されました。
シュンです 😢
今更ですがgoo blogの特長のひとつ、フォトチャンネルに完成品9点を追加しました。
折りをみて今までの完成品およびこれからの完成品を追加していこうと思います。
お暇な時にでも拙作をご笑覧いただければ幸いでございます。
昨日夕方、久しぶりに横浜駅西口界隈で外食しました。
店に行く途中で、そう言えばヨドバシカメラ横浜店にクラキンさんが作品を展示している!と思い出し寄ってきました。
6階の模型売り場、しばらく行っていなかったらレイアウトが変わっていました。
かなり広い売り場ですが、展示しているショウウインドウ妻が発見。
いやあ〜、実物を拝見して唸りますねえ、素晴らしい作品が並んでいました。
まさに眼福です。
ガラスに反射してうまく写真が撮れなくてすいません。
▼それではまずはクラキンさんの作品です。
いつもながらの構成力。月面を表現した展示台にレイアウトされています。
もう隙のない完成品ですが、着陸船部分の反射カバーの処理がすごいです。
▼クラキンさんが所属するワンタバ模型倶楽部の方々の作品です。
手前の作品はかなりの大型です。
▼以下、力作のオンパレードです。
1/48のドイツ機。私が言うのも何ですが、難しいドイツ機の塗装を見事な色合いとバランスで表現されていました。
▼カーモデル。ボディの輝きにうっとりです。
デカールの見事な処理。このような作品を作れたらなあ、私には到底無理ですけど。
たっぷり目の保養をしてきました。
おまけ。ちょうど送料無料では申し訳ない品物が切れていたので、購入して帰りました。
タミヤアクリルオリーブドラブとタミヤの極細の筆でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
先日に続き、クラキンさん所属の模型クラブ「ノンストック」の展示会のご報告です。
今回は出品されていたモデラー方々の作品を紹介いたします。
300点も出品されているので、その中のほんの少しですが紹介していきます。
Coro-Pooさんのブログにも紹介されていますので、合わせてご覧いただければと思います。
▼何とペーパークラフトでしかもオリジナル作品です。
キャラクターものは全く知識がないので、写真だけになってすいません。
▼背面から。
▼このキットがペーパークラフトのベースで、このパーツからソフトを使って展開図を作成してペーパークラフトを完成させたそうです。
60過ぎの老人の私にはもう未知の世界でした。
▼エレールのキット。詳しい方はもう見てすぐにわかるのでしょうね。
▼アングルを変えて。
▼前会長様の作品群。全て筆塗りとクラキンさんからお聞きしました。凄い!!
▼その中の一機。シルバーの筆塗りって難しそう。微妙な風合いが見事です。
▼三号突撃砲G型、後期型。フルインテリア!!
▼SFキャラクター作品群。
▼電飾されています。
▼ジオラマの力作。Choro-Pooさんがじっくりご覧になっていました。
▼ガメラ。迫力あってかっこいい。
▼ちょっと引いて全体像。
このテーブルの右上に拙作3品があります😅
まだまだ素晴らしい作品がたくさんありました。
ほんの少ししかご紹介できなくて申し訳ありません。
最後にこのような機会を提供していただいたクラキンさんと模型サークル「ノンストック」の皆様に心より感謝を申し上げます。
11月21日(日)にクラキンさんが所属する模型クラブ「ノンストック」の創立30周年「第29回展示会」に参加いたしました。
私は、テーマの「3」と「日本」にちなんで、三号戦車N型、35(t)第3機甲師団所属車両、日本海軍コマツブルドーザーの3点を出品させていただきました。
展示会場は、丁度良い広さで展示品をゆっくり見ることができました。
随所に椅子も用意されていて、モデラー同士がゆっくり歓談もできます。
さすが創立30周年で29回もの実績と経験によって運営された素晴らしい展示会でした。
クラキンさんとChoro-Pooさんとお会いいたしました。
ブログでコメント交流をしていたこと、模型という共通の趣味を持っていることで、すぐに打ち解けあい、模型をもちろんその他の話題でもすごく盛り上がって楽しいひとときを過ごすことができました。
このような機会を設けてくださったクラキンさんと模型サークル「ノンストック」の皆様へは心よりお礼申し上げます。
クラキンさんとChoro-Pooさんの作品を直接拝見でき、改めてその素晴らしさに感銘いたしました。
ブログに掲載された写真でも充分に素晴らしさは感じていましたが、じかに拝見することで塗装の細やかさ、細部の加工や塗装を拝見できました。
クラキンさんの出展品の一部を紹介いたします。かなりの点数を出されているので、申し訳ありませんが私の独断で選ばせていただきました。
▼48のタミヤT-55。難しいロシアングリーンの明暗のバランスがすごく良い感じです。味方識別用の白帯はデカールではなく、筆塗りだそうです。白の筆塗りは経験から難しい作業です。
各所に付けられたチッピングが自然な感じで、砲塔後部のチッピングの付き方・大きさが特に絶妙なバランスでした。
タミヤ48の履帯はプラ製で組み立て易い部分連結式なのもすごく魅力を感じます。
後方に48のT-34/76、T-34/85も展示されていました。
▼ブログでも拝見していましたが、実際に拝見して深みのある車体色に魅了されました。
足回りは色を変えて3回塗装しているそうです。
隙のない工作技術と丁寧でリアル感満載の塗装などなど、やはり写真でそれを表すのは難しいなと改めて思いました。
この目で拝見してそのことを改めて実感しています。そしてお得意の電飾も施されています。
線路の展示台も合わせて素晴らしく、さらに模型を引き立てていました。
▼このテーブルの奥の一列を除いたその全てがクラキンさんの作品です。
いうまでもなくプロペラ可動の飛行機、AFV、キャラクターもの、カーモデルなどなどそのジャンルの広さには感服致します。
手前から2列目の飛行姿勢の1/72の7機は全てプロペラが回っております!!
▼上と撮影角度を変えてプロペラ可動中の7機を撮りました。
う〜ん、アングルがイマイチですいません。壮観な眺めです。
▼空母甲板から離陸を開始した零戦と、後方にはすでに飛び立った機体を表現したジオラマ。
甲板の作成にはまる2日かかったそうです。
▼ウルトラマンのウルトラホーク。シルバーの機体が眩しかったです。
まだまだクラキンさんの素晴らしい作品がたくさん出品されていました。
▼続いてChoro-Pooさんの作品です。
どれもリアル感たっぷりのウエザリングが施されています。
足回りへのピグメントの使い方、今回直にお聞きできてとてもためになりました。
今度試してみたいと思いますが、出来るかなあ。
▼タミヤの1/35のブルムベア後期。オール筆塗りの3色迷彩です!!
迷彩色のキワのボケをドライブラシで表現されたそうです。
言葉で聞くのは簡単ですが、このように実践できるのはもう天性の才能だと思います。
私には到底できません。
▼タミヤ1/35のクロムウェルとM3スチュアート。この2両も絶妙なウエザリングです。
クロムウェルの車体前面のピグメントを巧妙に使った部分は、じかに拝見してわかったところです。
▼展示会のために急遽造成した?ジオラマと九七式。
とても急造したとは思えない完成度です。まさに椰子の木でした。
▼鋼にしか見えない塗装。見るだけでジャングルを走り回ったことがわかるウエザリング。
しばし、見惚れました。
▼アイデア満載のジオラマ。細かな計算に基づいているところがすごい。
実は、クラキンさんと二人で秘密の改造箇所を聞きました。
聞いてみて、「おお〜、うまい使い方だなあ」と二人とも納得いたしました。
今回はここまでです。次回はその他モデラー方々の力作を紹介したいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ブログを書いて気がつきましたが、拙作の写真を撮り忘れました😅