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TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

フィリピン18(100)

2005-07-06 13:09:23 | 2005ATFフィリピン遠征
記念すべき3桁突入です。


17~24位決め

●たけしVS REGIS JUAN FIDEL(ブーンPHI)3-5,1-4

1st た  BKB
    ブ B   BKBK

2nd た   K
    ブ BK KB

 ブーンにとっては、昨日の2時間半のダブルスのリベンジマッチでした。
1stの立ち上がり、トップスピン、バックスライスで無理せずラリーしながらチャンスを待ち、チャンスでフォアの強打、とてもいいプレーでスタートしました。しかし、3-1リードからイージーミスが増え、3-3で迎えた長いデュース(6回)、ゲームポイントが3回あったのに、すべて凡ミス。ここを落とし、次をキープされて3-5。2ndセットは全くダメでした。勝負を自分のほうに引き寄せるための基本的な事が多くできていませんでした。

・その試合を左右するような重要な場面がめぐって来たら、そこで最高のプレーをして、その場面 
 をものにしよう。(その場面がやってくる前から、その時のことを考えておこう、場面がきてか 
 ら考えるともうやる事がない場合がでてきます)
・変なミスをした時、間を全くあけずプレーするので3~4本連続ミスします。(サーブの時も1 
 回もボールを地面につきません)
・ポイントとポイントの間、ボーっととなりの試合を見ている。近いものを見て(ガットなど)集
 中が低下しないようにしよう。
・たくさんラリーが続くのがいやで、ムリに決めにいってしまう。(ベースラインうしろからドロップ→ミスも)


 帰って来ての第1声は「3-1で攻めはじめたらダメになった」でした。
たしかに1stの3-1からはそうでしたが、1stの第7ゲーム、勝負所を取れなかったこと、セカンドで集中できなかった事、やるべき事ができなかった事(orわからなかった)事なども聞きたかったです。

写真は第1シードのニーニョ。
コメント (2)
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フィリピン17(099)

2005-07-06 12:26:49 | 2005ATFフィリピン遠征
★6/30(木)晴れ時々曇り
 6:30朝食、そのまま会場へ。今日は大会3日目です。
 

 9:00ベスト4決めが始まりました。韓国の4人は全員残っています。4試合とも韓国が1stセットを取り、全員このまま勝つかと思われたのですが、第1シードのニーニョ(本名はALCNATRA FRANCIS C.)ががんばりました。1st4-6、2nd3-3からあっという間に3ゲーム連取で6-3。そしてファイナルセット5-1リードから5-5に追い付かれるも、逃げきり7-5。しかも、試合を終わらせた、他の韓国人全員のけたたましい応援のなかです。見ていて4人ともとても勉強になったと思います。


 ここでは日本と違い、いろいろなタイプの選手が見られます。一見へたくそそうに見えても試合をやってみて、はじめて、すごく強いことがわかったりします。いい勉強です。こういう経験をとおして、頭の中に数多くのプレイスタイルのファイルを作ってほしいと思います。この先、ある選手と試合で当たった時に、「あ、これはフィリピンでやったあの子と同じタイプだ!」というように。
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フィリピン16(098)

2005-07-06 12:09:45 | 2005ATFフィリピン遠征
 そして圧巻だったのが次の試合。日本人対決は死闘になりました。

Doubles 1st Round

○&●たけし、CHIA JAY MIN(SIN)組 vs しょうき、REGIS JUAN FIDEL(ブーン)(PHI)組 2-6,6-3,7-6(2)

       た C た C
1st たC      BK  2
    しR BKBKB  K 6
        R し R し

       C た C た C
2nd たC   KBK KBK 6
    しR BK   K    3
        R し R し 

        C た C た C た
3rd たC B B  KBK   K○ 7
    しR  B BK   KBK   6
       R し R し R し   (2)

 1stセットと2ndセット2ゲーム目まで見た時は、このまま6-2,6-1くらいで、しょうきたちが勝ち…たけしたち元気なく負けか!…と思ったのですが、そこから流れが変わってきました。逆転でたけしたちが2セット目6-3。ファイナルは前半イーブンな流れ、中盤たけしたちの流れで5-3リード。そこからたけしCHIA組12ポイント連続凡ミスで5-6。そこからたけしキープの6-6。タイブレは完全にたけしCHIA組が蘇って6-0シックスマッチポイント。2ポイント取られるが7-2で終わり。
 5-3からの3ゲームは休憩タイム?つかれのみえるCHIA君と最後までよくがんばりました。(彼は午前中のシングルスもフルセット戦って、かなりぐったり)4人ともかなり真っ黒に焼けました。(この1試合だけで)


 みな疲れがたまってきたので、今日は夕方の練習なし、明日たくさんやる事を約束しました。(本当は今日自分ができなかった事、見つけた課題など、たくさん練習してほしかったんですけど。)

 ホテルでプール。→シャトルでマニラ市内マカティの有名なショッピングセンター「グロリエッタ」へ。

 明日はゆうや9~16位戦、たけし、しょうきは17~24位戦、ようすけ25~28位戦です。ダブルス、ゆうやパトリック組の2R、たけしCHIA組の2Rです。


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フィリピン15(097)

2005-07-06 11:36:50 | 2005ATFフィリピン遠征


Doubles 1st Round

●ようすけ、BALDONADO JOSEPH組 vs NGO MICHAEL,PENA GABRIEL組(PHI)2-6,4-6

       B よ B よ B
1st よB K  B   B  3
    NP  KB BKB B 6
        P N P N 

        よ B よ B よ 
2nd よB B  KB   B  4
    NP  BK  BKB B 6
       P N P N P

 同じくらいの実力で、ある意味おもしろい対戦でした。相手のNGO君はきのうしょうきとシングルスをしたドロップ、タッチ系の得意な子。この子のテクニックは1人だけ浮いていました(うまかった)。ようすけサーブの時、JOSEPH君がうしろにいて、ずっとツーバック平行陣。相手はリターンダッシュで前に来てボレーしてきます。もっとボレーに出た方がよかったと思います。でも、相手のサーブゲームでは互いに雁行陣で、いいボレーも多かったです。トップスピンのボールもよかった。

 実はようすけのダブルスパートナーがなかなか見つからず、きのうのダブルスサインイン締め切りが2時だったのですが、1時45分にようやく私が見つけました。残念ながら自分で見つけるという課題は、ようすけだけ不合格だったわけです。(でもいい子と組めてよかったね)         
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フィリピン14(096)

2005-07-06 02:14:05 | 2005ATFフィリピン遠征
Consolation 1st Round

●ようすけ vs MAGAWAY PAUL NICOLE(PHI)2-4,0-4

1st よ   KB
    M BK  BK

2nd よ 
    M BKBK

 完全なる自滅でした。強いボールを打ち続けたいという気持ちが強いようですが、私の考えはこうです。普段の練習では今より、もっと強い、いい球が打てるようになるためにtくさん練習する。そして試合の時は、今、自分のボールがコントロールできる範囲内のショットを駆使して戦う。もちろん練習の時にボール出し練習で打っているあのボールを打って、入ったらきっと1発で決まるでしょう。しかしそれが4ポイントに1回しか決まらなかったら、試合には全く勝てません。必ず入るくらいのレベルにボールの威力を落とし、余分に3~5球左右に相手を振ってポイントを取ればいいと思うのです。

 本人は帰って来て第1声、「へんなスライスを使いすぎました。」それから「手打ちのゆるいトップスピンをたくさん打ってしまった。」ようすけの使ったスライスはへんでもなんでもなかったし、トップスピンだって手打ちではなかったです。逆に、スライスとトップスピンは丁寧に相手コートに入るショットで、それを多く混ぜたのはとてもよかったと思います。ようすけのスライスやトップスピンは自分が思い描いているスピードよりずっと遅いかもしれない…だけどすべてはそこからスタートです。基本を大切にネ!!

 なんとこれまでの所、わが裏日本代表チーム全敗中…と思ったら、しょうきがやってくれました。初勝利です!

Consolation 1st Round

○しょうき vs SUNTAI MARCO(PHI) W.O.
相手が来ませんでした。学校?1試合減って残念なような、うれしいような…とりあえずおめでと!

 ゆうやとパトリックのペアは今日はダブルスなし。1R BYE で練習をたくさんしました。
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フィリピン13(095)

2005-07-06 01:48:25 | 2005ATFフィリピン遠征
★6/29(水)曇り(涼し目…めずらしい)

 6:20起床、外の景色がとても幻想的でした。(写真がそう)朝食をさっとすませてコートへ。今日は8:00試合開始で2回戦から登場のゆうやが2まわり目です。(32ドローで、リストには32人の名前があったのですが、4人サインに来ませんでしたからBYE4つ)


Main Draw 2nd Round
●ゆうや vs PARK WAN-YONG(KOR)3-6,1-6

1st ゆ  B B B
    P B B B BKB

2nd ゆ      K
    P KBKBK K
 
 スコア的には簡単に負けたように見えますが、内容はもっと複雑です。はじめの7ゲームすべてお互いブレークのあたりは、相手のもと韓国No1のパク君はゆうやがのびのびプレーしているのを見て、かなり自信なさそうにプレーしていました。ミスも多く「これはやばいかも」という表情です。しかし、ゆうやはまったくサーブをキープする工夫が見られず、ファーストサーブ「バコン」と強く打ち、あまり入らない、セカンドサーブはすべてまん中に入りフォアレシーブでたたかれ主導権を握られた状態でスタートするという展開です。(結局、この試合、セカンドサーブを相手のバックでリターンさせる事はたったの1球もありませんでした。1stサーブは2回だけたまたまバックに入り、どちらもポイントしています!)
 結局、パク君からいって4-3の所で、彼が初めてキープ。そして次のゆうやのサーブをブレイクして1セット目を取ると、すべてが変わりました。表情が「なんだ、とりこし苦労だった。この試合、勝てるぞ!」に。活き活きとした目を取り戻したもと韓国No1はそこから圧倒的強さを取り戻し、最後5-0から勝ち急ぎ力んでミスを連発し、1ゲームキープさせましたが、しっかりとゲームをしめました。
 1stセット、先にキープしていたらもう少し違う結果になっていた可能性のあった試合ですが、それは今の彼の「サーブをキープするためにはどうしたらいいのか?」の考え方のレベル(←ほとんど考えてません)では、言ってもムダなこと。

 この経験をとおして、スピンサーブを常に相手のバックへコントロールできることの重要さがわかればもうけものですが……!?
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フィリピン12(094)

2005-07-06 01:21:24 | 2005ATFフィリピン遠征
Main Draw 1 Round

●しょうき vs NGO MICHAEL(PHI)4-6,5-7

1st H  BK  BK
    N B  KB  KBK

2nd H  BK   KB B
    N B  KBK  B BK

 相手はフォア・バック両手打ち、ドロップショットがうまい選手でした。両手からのストロークはフォアもバックもミスは多いのですが、自分のゲームポイントではしっかりコートに入る攻撃的ボールでプレッシャーをかけてきます。やはり単発なミスを繰り返し、(今日3人目!(TT))フラット系の、速く軌道の低いボールをすべて打ち、悪いペースで試合が進みます。1stセットの後半、少しずつポイントパターンがわかってきて、自分からドロップを使ったり、ムーンボール、ショートアングルを混ぜたりと、クレーテニスになってきました。が、おしくも4-6。  
 2ndセット2-2で雨中断。再開後、2-3,2-4の次、長いデュース(6回)をものにして3-4。5-6のゲームでは3回のマッチポイントをしのいで1回ブレークポイントもありましたが、フォアのエース狙いストレートが惜しくもネットで3回のデュースを落とし5-7。
 特に2ndセットはチャンスがありました。今回負けた3人の中では一番クレーコートのテニスに順応した感じでした。

 全体的にみな「組み立ててポイントを取る」ということができていません。明日からの課題です。 

 試合後、ダブルスのドロー作成に立ち会いました。ゆうやパトリック組は第4シードで、1回戦なし。ようすけJOSEPH組は、しょうきとシングルスしたNGO組と当たり、たけしJAY MIN組としょうきブーン組は1回戦で当たります。

 夕方、プール少々、夕食は日本食レストランへ。明日からはシングルス・ダブルス両方ありの生活です。(ちなみにダブルスはコンソレなし、1回負けたら終わりです。)


 写真は試合の審判と、ボールボーイ。ボールボーイはクラブ専属のアルバイトのようです。レッスンや、メンバーさんのプレーにもすべてボールボーイが1人つきますから。タイでレッスンを見学した時も子供2人がボール広いアルバイトをしていました。
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