TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

ブラックベリー(081)

2005-06-25 01:25:14 | tennis
 今日の夕方のクラスのジュニアからプレゼント。彼のお庭になる自慢のブラックベリー、摘んできてくれました。冷やして、今晩の酒のつまみとして、楽しませてもらいますーー!!ありがとう!


 ロンドン→ハンブルグ組より1日早く、明日の朝の飛行機でフィリピンへ発ちます。ノートパソコンなるものを持っていない(しかもデジカメさえ持っていない!知ってました?)ので、7月3日(日)までコラムはお休みの予定です。

 ただしホテルにコンピュータールームがあれば、ローマ字でその日の結果くらいは打ち込めるかも!期待しないで待っててください。帰って来たら書き溜めた日記を少しずつ乗せていきますので、お楽しみに。
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大会のシステム(080)

2005-06-24 01:24:46 | tennis
 私の教え子がオランダへ引っ越し、2年間オランダで戦い、12歳以下17位まで行きました。そのおかげで、2回ほどおじゃまさせていただき、いろいろ勉強する機会を持ちました。

 オランダの大会はすべて国全体で統一されており、彼はまずK-5の大会からスタートしました。この大会はたぶん町とか市レベルだと思います。そしてそこで何回か優勝したのでひとつ上のK-4(県大会レベル)に出られるようになりました。そしてこれもすぐ卒業。次のK-3は関東大会レベル、さらにK-2(ナショナルレベル)にも出たようです。K-1(インターナショナルレベル)に最後出られたかどうかは、記憶がさだかではないにですが(ごめんなさい!)

 一度上のレベルに上がると、一番下の大会から出なくていいのです。

もう何年か前に、インターハイで優勝した寺地くんが千葉県予選でパーフェクトゲームをやったのを思い出します(1セットマッチ24ポイント連取して試合終了)。相手もかわいそうですが、寺地くんもかわいそうです。全国ストレートインにしてあげられれば、この時期、ITFの試合に行けたかもしれないです。

 K-5からK-1まですべて3セットマッチで行うという事はいうまでもなく…。

 そして、たとえばK-2の大会が年に数回ありますから、しびれてふるえながらしこりまくって年1回の優勝をねらう低年齢ジュニアの出現などまったくありえません。攻撃しまくって、たまたまボールが入らなくて負けてしまったら、また数カ月後の試合でがんばればいいわけです。

 写真はもと私の教え子、アメリカにいた時、シャラポワのヒッティングパートナーをやったこともありますKくん。一時期元気がなかったのですが、今は活き活きとしてます!よかった。
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お食事(079)

2005-06-24 00:11:46 | tennis
 金曜日の夜、なつかしい方とお食事です。もう20年以上前、私がはじめてテニスコーチを始めたころお世話になった先輩コーチです。今は私のテニススクールの本社勤務で、背広を着てお仕事なさってます。ずっと名古屋のほうで勤務していたのは知っていたのですが、5月から、東京勤務
になったそうで、とても楽しみです。本当に会うのが20年以上ぶりですから!!

 今日のNHKの放送は?シャラポワvsカラタンチェバ!!やった、でかしたぞNHK。

 この2人、同じアカデミーに所属しているのですが、おもしろいお話があります。

 ある日、この2人練習することになっていたのですが、シャラポワがドタキャン。怒ったカラタンチェバは「ふざけてるわ、この次試合で当たったら、ギタギタにやっつけてやるわ」と言ったとか言ってないとか。今日はその後の初対戦のはずです!とにかく強気発言の少女だそうです。しかし全仏の快進撃のあとの発言は、いたっておとなしく謙虚で、記者たちの期待を大きく裏切ったよ
うです。


 写真は去年のウインブルドン記念、パンフレットとキューカード(列に並ぶともらえるナンバー入り証明書…これのためにズルできない)、キューに並んだ記念シール、そして腕輪です。腕輪にはCenter courtとかNo1 courtとか書いてあって、朝はやめにおじさんがやってきて選ばせます。入り口の混雑を緩和させるため、先に決めさせておくのだと思います。
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ランキングについて思う2(078)

2005-06-23 01:34:09 | tennis
 うーん、失敗しました。中村vsミスキナは結果を知らない状態で観るべきでした。1セット目、ミスキナのセットポイントを5回も逃れて1-5から4-5です。オーストラリアンオープンの時のモリック戦もそうでしたが、またまた手ごたえ十分だったでしょう!!

 ランキングについて。

 関東ランキングの改良案はとてもすばらしいとして…。本当に不思議なのは、日本という国が国のランキングを持たないということです。どこの国へ行ったって、ありますよ、ナショナルランキング。日本は…夏休みが終わると、申し訳程度に全国小学生ランキング、全国中学生ランキング、全国高校生ランキングをそれぞれ、全国小学生大会、全国中学生大会、インターハイの結果をもとに10位くらいまで?出すというだけ。

 何年か前(3年前かな)に大阪市長杯を観にいったら、クズネツォバのコーチのスペインのヒメネスさんのレッスンが観られるということで、全く知らなかったのでラッキーと思い、観ました。次の年は、ニックボロティエリでした、やはりホテルでのお話を聞きにいきました。しかし、関東の人は私以外1人もいません。関東に情報を流さず勉強会を開き、「これで関東に差をつけたぞ」という感じを強く受けました。実際はそうではないのかもしれませんが、少し閉鎖性があるな、と、思いました。

 そして、これじゃいかんなー、と思いました。

 だれか日本全国の統一しません?関東、関西それぞれの意地だとか、そんなのは捨てて。日本のジュニアの将来のためです。全国選抜ジュニアの時、集まっていた日本全国の協会のブレインたちの会議で、こんなことが話合われていることを願います。


そうそう、フィリピン遠征の皆さん、海ぱん、一応持って来てください。

 それから、もう一つ。皆さん、今日のキッズテニス講座に興味深いお話が。一部の親のみなさんはこれを見て「ぎょえーー!」と思うでしょうし、ある親のみなさんは、「そうなのよね」と思うでしょう。そして、このお金がないとどうしようもないという現実と戦っているのが福岡のMコーチであり、名古屋のOコーチなのです。私もがんばらなくては!!


 写真はまたまたロンドンのバラです。
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ランキングについて思う1(077)

2005-06-23 01:06:12 | tennis
 ウインブルドンは2回戦に突入です。日本人は藤原さんも1回戦で負けてしまいました、中村さんとミスキナの試合を今、放送中です。結果を知っていて、観ているのですが、なかなかいい表情で戦っています。エナンアルデンヌが1回戦負けをするという波瀾がおきました。そしてカルロビッチも1回戦で負けてしまいました。彼がロディックを破り、破竹の快進撃をする木全予想はみごとはずれ。

 1回戦のDaniele Braccialiとの試合は壮絶だったようです。スコアは
Bracciali6-7(4-7),7-6(10-8),3-6,7-6(7-5),12-10 Karlovicとなっていました。ひょっとして、カルロビッチのサービスダウン1回だけ??

 今日はランキングについて。関東ジュニアランキングに動きがありそうです。

 全国選抜の時、いつも仲良くさせていただいている東京のKコーチから、お話を聞きました。今関東ジュニアランキングについて見直し策を練っているということ。

 以前の改正(いつの事でしたか?たしか今高3の連中が12歳に上がる年でしたから、7年前くらい?かな)で、ランキングがかなりおかしな事になっておりました。そして変動ランキング(←出てみないと、何ポイントとれるのかわからない、びっくり箱状態)というもののせいで、とてもわかりにくい。さらに、ランキング上位の選手は試合で優勝してもランキングが落ちるという理由で、試合に出なくなりました。

 こんなことを踏まえて、いろいろ改良案を練っているそうです。

 その中で面白そうなのは、

(1)ITFのポイントを反映させるという点。
(2)関東ジュニアの64ドローの内、各県配分を1つ減らし、各種目8本枠の予選を直前に実施する。これには各都県大会で負けて、出場できなかったランキング上位32名で争う。
(3)全ての登録選手は18歳以下のランキングを持つ。その中で年齢抽出方式で該当年齢のランキングを得る。
これらのアイデアです。あくまでも、まだ案ですので、お間違えのないように!!

 オーストラリアでは12歳の大会でけっこう強い子の親に子供のランキングを尋ねると、「500位くらい」とか「オーストラリアは18歳のナショナルランキングしかないんだよ」とか言われました。ヒンギスは12歳の時にウインブルドンジュニア(もちろんITFのグレードAで18歳より下、何歳でもいっしょくたですよ)で優勝したと聞きます。これを考えると、いいかも!と思えます。

つづく。

写真はロンドンの水鳥。ハンプトンコートでは、すべってころんで糞だらけにならないよう、みなさん注意しましょう!
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珍ウインブルドン観戦記8(076)

2005-06-22 00:04:38 | tennis
 ウインブルドンは、森上さん、杉山さん、小畑さん、浅越さんまで負けてしまいました。ボトムハーフの藤原さんに期待です。そしてそして、接戦の末1Rをものにした中村藍子さんにはミスキナを倒してもらいましょうー。きーめた。 


 2晩目のテント泊は静かでした。地元のお祭りは昨日で終わったの?というくらいの人の少なさ。そうしたら、後でわかったんですが、この夜はポルトガルで行われていたサッカーの「ユーロ2004」でイングランドの試合があったそうで…そりゃ、みんな家で試合観るよなーというわけでした。夕御飯はバイクでデリバリーの中華、これがまたたいそうおいしかったです。テントを設営する前に注文したので、お届け先は「黄色いテント」←これで本当に届くのか心配でしたが、無事届きました。

 そして、翌朝。きのうと全く同じ行動…というか、もう慣れて全く心配もなにもなく、スムーズに行動。

 前の年、名古屋でのスーパージュニアの帰り道、プロカメラマンの真野さん(きのうたくさんNHKに出演、というか映ってましたよー!)と教え子の大クイズ大会の中で出た問題…のことを思い出しました。

 問題(真野さん)「ウインブルドンの期間中、会場のとなりにある、ある場所が、駐車場に早変わりします。さてそれはいったい何?」

 (生徒)「うーん、わかりません。降参。」

 答え(真野さん)「それは、ゴルフ場でしたー!」

 そう、広大なゴルフ場が駐車場になってしまうのです、びっくりしました。ちょっと芝生がかわいそうな感じです。

 2日目もウインブルドンライフを満喫しました。そしてまた会場を出たあとすぐ列に並びます。
この夜、子供たち一行とずっと生活をともにしていた、鹿児島のNコーチが初テント泊に参加しました。(シャワー恋しくてホテルに戻ったM女史のかわりに←さすが女性!)翌日のセンターコートで行われるフェデラーの試合を観戦することを夢みて。ところが、このあと、悪夢が彼をおそうこととなるのでした…つづく。

 写真はロンドンの町並みにたたづむ旅の達人Kコーチと、中間テストをさぼって渡英のH。
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ウインブルドン開幕(075)

2005-06-20 23:58:33 | tennis
 ついに今年のウインブルドン開幕です。なんとも不思議な感覚です。去年はオレンジ色のジャージに身をつつんで、開幕戦を最前列で見ていたなんて、夢のようです。kコーチとM女子の姿をNHKの放送で捜しながら、観るとします。すでに、居間に布団も移動ずみ、録画の用意もばっちりです。

 今年の前半戦の観どころは、男子2回戦ロディックvsカルロビッチ,男子3回戦ナダルvsガスクエ(また3回戦?)、そしてそして女子2回戦シャラポワvsカラタンチェバ。2人の戦い前後の舌戦も楽しみとしましょう。

 この試合は7月9、10のフェドカップを観る上でも観ないわけにはいきません!NHKたのむぞーー!

 そして、遠征出発も近付いてきました。イギリス、ドイツ遠征のみなさん、そしてフィリピン遠征のみなさん、準備はどうでしょうか?そろそろワクワクしてきました?それとも不安??

 写真はロンドンの庭園、ハンプトンコートのバラ。
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2004珍ウインブルドン観戦記7(074)

2005-06-19 23:06:31 | tennis
 そんなわけで、まあいろいろありましたが、私と連れの中学生男の子、いろんなお気に入りの選手たちを堪能したり、ガスクエに偶然出くわして、ダッシュで追い掛けサインをもらったり、ちびっこ達にチケットを交換してあげておもしろい試合を観させてあげたり、お土産店で楽しい時間をすごしたり、名物フィッシュ&チップスやいちごに挑戦したり。

 幸せな大会初日を満喫したのでした。

 また、おもしろかったのは霧雨が降り出すと登場する、芝生にカバーするシートです。20人くらいの男の人がダッシュで登場し、数えたら20秒で完全にカバーしました。一度などは、まだベンチに座っていたプレーヤーがシートの端を持って疾走するスタッフに吹っ飛ばされたのも目撃しました、ま、トップ選手ではありえませんが。

 コリアなどは、主審がトランシーバーで協議している間に、勝手に自分で中断を決め込んで、ひっこんでしまいますから。(←また、そこがかっこいい、しかし相棒に聞かれて困りましたけど。「コーチ、選手がかってに決めて先にひっこんじゃっていいんですか?僕も試合の時やってみよ!」「許されるのはこの人たち世界のトップだからだよー」)

 そして、満足いくまで観戦したあと、会場をあとにし、荷物預かり所からテント他をかえしてもらうと、そのまま、翌日の列に並び、テント設営です。まったく、気違いとしかいいようがありません、自分ながら。


写真はロンドンの町並み、雰囲気いいでしょうー!!バスの運転はものすごい荒いです、乗客も動いているのに飛び下りたりはあたりまえです。1回轢かれそうになりました。
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2004珍ウインブルドン観戦記6(073)

2005-06-19 22:41:23 | tennis
 観戦記5からのつづき。

 前回、ナンバー1コートのチケットを入手し、そこで「これを他人に渡していいか?」尋ねて、「いいよ」といわれた、といいましたが、記憶が間違っていました。逆だったんです。その日、お目当ての選手の試合が、ナンバー1コートであったので、係員のおばちゃんに「私たちがすでに持っているセンターコートのチケットを友達にあげてもいいか?」「いいよ」の会話が成立していたのでした。

 あとから考えると、何が間違いだったのかはっきりわかる、ということが時々あります。この時もそれでした。

 携帯電話で、朝、やってきて列にならんでいたMコーチとFちゃんを呼び出して、4番ゲートの”外で”私たちが持っていたセンターコートのチケットを渡し、別れたのでした。私達は4番ゲートからスタンプを見せて入り、Mコーチ達はメインゲートへ。

 そしてMコーチとFちゃんはそのチケットを当局(ウインブルドン関係者)に没収され、泣きそうになりながら、またグランドチケットの列に並び直し、1時間半かけて入り直したのでした。

 今、思うに、私達が入るときにそのチケットの半券は切られ、入場済みとなっていたということだったんでしょう。つまり、外でナンバー1コートの券を渡し、入場してもらってから、中で交換すればよかったんじゃないかと…今気付いても後のまつり…ですね。本当にすみませんでした、MコーチとFちゃん。

写真はテムズ川クルーズからの眺め、有名なえーと、ビッグベンじゃなくて、タワーブリッジ?でしたっけ/合ってます?(←いいかげんな性格暴露)


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キッズテニス講座(072)

2005-06-18 23:29:13 | tennis
ゆうべ、ものすごいブログを発見してしまいました。そして感動してしまいました。

キッズさんがつくるブログで、「キッズテニス講座」というタイトルです。

この方、5歳になるお子さんの親で、自分で子供にテニスを教えてらっしゃいます、試行錯誤しながら。そんな苦労話と外国の書物の翻訳(子供にテニスを教えることに関する本で、親とコーチが対象、こんなすごい本には久しぶりに出会いました、それもキッズさんのおかげで)をうまくミックスしながら毎日の話が紡がれていきます。とてもすばらしい出来です。(←なんかちょっとえらそうですね、すみません)

 そして、多くの親、コーチ達に読んでほしいと思いました。

 ブックマークに入れましたので、みなさんチェックに行ってみてくださいー!!びっくりしてもらえること請け合いです!

 写真は、私の土曜のクラス、「サングラスをしてまぶしくないよー」が現在のこのクラスのはやり?!のようです。
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