TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

4歳(122)

2005-07-15 00:25:51 | tennis
 今日は真剣勝負がありました。テニスコーチの最も緊張する瞬間です。全日本優勝の選手を教えるとしてもこんなに緊張しないでしょう。

 4歳の女の子2人がキッズクラスではじめて体験レッスンです。この2人のテニス人生を左右するかけがえのない1時間です。ひょっとしたら、私のせいで、テニス人生が始まらないかもしれないのです。普段、レッスンをいいかげんにやっているわけではないのですが、持てる技すべてを総動員しての一世一代の勝負です。

 いつも、こういった時の目標は、「面白くて、面白くてしょうがない!テニスぜったいやりたいー!」と思わせて、レッスンを終わることです。

 しかし、長いテニスコーチ人生、大敗を喫したこともたくさんあります。今、千葉県の高校生で活躍している(今はオーストラリアのITF参戦中)のK早君の妹などは、惨敗でした、ショック!!

 今日のレッスンの中で登場したすべてをあげてみましょう。メロン、パイナップル、ピーマン、どらえもん、ドラミ、ドラム缶、どざえもん、わに、ライオン、ごきぶり、ボス、今夜の晩御飯、怪獣なおきたいせい(2人の兄の名前を拝借)、カレー、ケーキ、時限爆弾、えさ、橋、あめ。

 今日の戦果は?わかりませんが、完勝したと自負しております。(自己満足?)

 はじめてテニスをやる子の場合、はじめのレッスンがかんじんといわれますが、私の場合、その前から勝負は始まっています。たとえば、今日の女の子のうちの1人はお兄ちゃんが、つい最近一番下の選手クラスに入りました。妹はいつもレッスンにくっついて来ていましたから、そういったうちから、心をつかむよう日頃から一声かけるようにしています。今日もその成果が大きく出ていたようです。

 というわけで4歳から80歳オーバーまで教えています。楽しいですねー。

写真はAsian 14/U seriesの仕掛人、尊敬すべきフィリピンのAJEY氏とツーショット。彼の行動力を見習いたいです!!
コメント (2)
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