TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

あいさつ(005)

2005-04-30 02:21:26 | tennis
 レッスン終了後、昔の教え子とお食事。残念ながら若い女の子ではありません。小5?から中2まで教えていた子で、運動能力は他の子よりずばぬけていいというわけではないけど、とにかくテニス大好きでがんばる子でした。全国大会3位になり、ワールドジュニアアジアオセアニアゾーン予選にも出場したことがあります。
 いろいろあり、今は一時落ちたテニスの実力を取り戻すべくがんばっています。いろんななつかしいお話や、最近の事なんかをお互いはなしたりして、とても素敵な時間が過ごせました。とても幸せを感じた時間です。
 実は先週の月曜も(月曜、私のテニスクラブは休館日、でもちろん私もお休み)はるか昔の教え子とテニスして遊び、楽しい時間を過ごしました。
 いつも、教えているジュニア達が大きくなってからもいっしょに酒をのんだり、いい関係がたもてたらなと思いながら、テニスを教えています。教え子が人間としてまずい行動をしたら、叱りますし、また、こちらがいろんな事を教えられることもとても多いです。その子がラケットを置いてからも気にかけたいと常々思っています。
 しかし、最近はとても悲しく思うことも多くあります。「あんたらはテニスの技術さえ教えてればいいのよ」といわんばかりに、「お世話になりました」ともなんともあいさつもせずやめていく家庭の多い事。いちばんテニスコーチの落ち込む瞬間です。今日もそんなのに近いことがありました。

ショーック
 
 ま、気にしてたら心がもちませんので、わりきっていこうと思いますが。

 ただし、そういう家庭ばかりではありません。しっかり挨拶してけじめをつける事の大切さを知っている人も多くいることは事実です。

 みなさん、環境をかえて、よりいい状態を求めるのは重要な時もあるし、多くの選手がこういう経験をへて、いろいろ勉強し、成長していきます。しかし、退会届けを提出する前にコーチに告げるべきです。そしてしっかり親子そろって「お世話になりました」くらい言うのが人間として大切だと思います。間違ってますかねー??
 
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リバースショット2(004)

2005-04-28 02:55:31 | tennis
あーあ苦労して長い文章打ち込んだのになぜか消えてしまった。気をとりなおしてもう一度じゃー。
頭の上にフォロースルーする技術をバギーホイップショットなんて呼んでいました。テニプリにもそう出てました?なぜタイトルにリバースショットとしているか、それは…。先月号のテニス雑誌スマッシュをみなさん読まれました?「私の知っているシャラポワ」という記事に出てきたからです。カリフォルニアに住むコーチ、ロバートランズドルフさんは、今までにオースチン(皆さん知ってます?)、サンプラス、ダベンポート、ミスキナ、そしてシャラポワを教えたという肩書き!!そしてシャラポワは目のせいで、フォアの打点が遅れる方が自然で、そのためリバースショットを7年間も練習してきたのだそうだ…!!目からウロコです。これってひょっとして世界の最先端なんじゃ?
そんなことリチャードショーンボーンさんも何も言ってませんでしたー!まさか秘密にしてた??
この間、テレビでやったダベンポートVSシャラポワ(なんと6060でダベンポート)の時にチラッと移った白髪のじいさんがそうですよー。(解説の神尾よねちゃんとアナウンサーの方はまだスマッシュを読んでなかったと思われ、コメントなし)そういえば上に出て来た選手は皆よく使うなーと思いました。あと、クライステルスやナダルなんかも。
私も選手時代(はるか昔)、時々使ってたなー、とか、今、教えているジュニア達も無意識に時々
使ってるなー、とか。いろいろ考えさせられました。
さらにつづく

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リバースショットその1(003)

2005-04-27 00:41:45 | tennis
いつのことだったか、教え子の小学生の男の子が、キム、クライステルスのビデオを毎日見ながら、頭の上にフォロースルーするフォアハンドを打つようになりました。このフォアがまた、全くどこに飛んでいくかわからない。そこで「そんな打ち方をするなー、ちゃんと打点を前でとって、前にフォロースルーしなさい」と、アドバイスするかそれとも「いいよ、いっぱい練習してクライステルスみたいなショット打てるようになるといいね」というべきか、とても悩みました。その時頭に浮かんだのはハンマー投げの室伏重信さん(お父さんのほうです)の言葉でした。「言うことではなく、見る、ことこそ指導者の役目なのです。思ったことを未消化のまま言うことはあってならない。技術は、日によって、時間によって、ハンマーにおいては一本一本変わるのかもしれない。それくらい繊細なものの中で安定を築くのです。しっかり見極めねばならないのです。しかし、静観とは見るだけでない。見て、チャンスを待つという意味です。仮に選手が間違った動きをしていても、それが後にどういう形で技術に効いてくるのか、これは瞬時にダメだと判断できないからです。何を、いつ、言うのか、そのタイミングを待つ。」うーん、まあ、やらせてみるか!で行ってみました。
 今、彼は千葉県内では「フォームが変わっていて、どこに打ってくるかわからない」とライバルたちに恐れられています。つづく。
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フェドカップ2005日本VSチェコ(002)

2005-04-26 02:16:54 | tennis
 フェドカップ2005日本VSチェコ戦、初日の中村藍子、ニコルヴァイディソバ戦を見ました。土曜日は夜遅くまで仕事をしていたのでライブで見られず、今日、録画してあったのを見たわけです。中村さんのプレイはとてもはつらつとしていて好きです。教えているジュニア達にもぜひ中村さんのがんばりプレーを見てほしいと思います。全豪でモリックと戦った時には、たまたまメルボルンで、夜、生中継をテレビで見ることができ、やられはしましたが、とても楽しませていただきました。
 バイディソバは先日来日した時に見のがしたので、プレーは今回はじめて見ました。シャラポバのようにすらっとした長身で、荒削りながらサーブもストロークもすごく攻撃的。ドロップショットもこなす!ルックスもよし。こりゃすごい選手ですねー。まだ16歳というんだからさらにすごい!
 昨日の日曜日は、仕事から帰って来て、藤原さんの試合から見ることができました。しかし、シングルスが4試合終わった時点で2ー2、最後のダブルスに勝負がかかり、それが接戦で、これをライブではらはらドキドキしながら見れるなんて、なんて幸せでしょう!
 ファイナルセットは相手を乗せてしまったか、圧倒的に負けてしまいましたが、小畑さんのポーチをはじめ、子供たち、これは勉強になる試合ですよー。
 結果的には負けてしまいましたが、植田監督はじめ選手のみなさん、スタッフのみなさん大健闘だったと思います、お疲れ様でした。
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たわごとスタート(001)

2005-04-26 01:45:01 | その他
ハンサム木全のたわごとをできる範囲でつづっていきたいと思っています。みなさんどうぞよろしく。
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