TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

ブルネイ日記11/30(1646)

2009-12-18 15:32:03 | ITFブルネイ2009
11月30日(月)晴れ
朝、ゆっくり起床。空港へ向かうタクシーの運転手さんはとてもキレる方で、おもしろい話をたくさん聞きました。マレーシアの政治のこと。飛行機のこと。特に、このあたりの天候のことから、おもしろい話に。
 30年前はこの時期は雨季で、朝から晩までスコールが降っていた、でも今は夜中にだけ降る。気候が昔と比べてずいぶん変わった、それは熱帯雨林の伐採と大きな関係がある。誰が木を切っていくか知ってるかい?日本人だよ。(ここでげんきがえっとショックを受ける)動物もすみかを失い分布が変化している、昔はこの辺にもゾウがいたもんさ。でも最近は日本から植樹をする団体が来て、学生さんたちが大勢でホテルに泊まって植樹をして帰っていくんだよ。あんたらが泊まったホテルに、先月、その団体が泊まったよ。これを聞いて、一同少しほっとする。

こんな事を知るということも、海外遠征で、海外の未知の文化と接触することによって、普段の生活では全く知る由もない事実と出会う…とても大切な事だと思うんです。子供たちの価値観の形成に大きな影響を与えると思うんです。かわいい子には旅をさせよ…ですねぇ。





ブルネイITFを振り返って                吉田元樹
自分はこのブルネイITFを振り返って、色々な事を体験する事ができました。
まず1つ目に、今までやった事のない海外の選手とたくさん試合ができたことです。この約10日間あまりで30セットを越える試合をこなすことができました。自分と同じくらいのレベルの選手ともできたし、自分よりはるかに上のレベルの選手とも試合をすることができました。しかも、ほぼ毎日のように第一、第二シードの選手とも練習することができ、これは自分にとって、本当に自信になりました。色々な人に声をかけてくださった、木全コーチ、そして試合をしてくれた多くの選手に感謝します。
自分はこの大会で絶対にポイントを取りたいと思っていました。予選を2回勝ち上がり、本戦も1回勝って、あと1つ勝てばポイントが取れる所まで来て、さらに勝ちたいという気持ちは強くなりました。しかし2回戦で負けてしまい、ダブルスもポイントがかかった2回戦で負けてしまい、ものすごく悔しくてしばらく涙が止まりませんでした。
でも今の自分でやれる事はすべてやった結果がこれだったので、また頑張ろうと思いました。だからもう後悔はしていません。だからこれからもっと努力して強くなりたいと思います。
生活面では、ブルネイに行く前までは、あっちの料理がおいしいか、不安になっていました。いざブルネイに行ってみて、メチャメチャ料理がおいしくて、びっくりしました。あんなにおいしい料理を食べることができて、本当に良かったです。
水上タクシーに乗ったり、水上集落を見たり、モスクに行ったり、デパートに行ったりして、服をたくさん買ったりして、今まで自分がやった事のない事をする事ができて、本当に楽しかったです。このブルネイ遠征で学んだ事を、日本に帰ってきてからも、生かし、これからも頑張っていきたいと思います。
またこのような機会があったら、どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。




~ブルネイ遠征を終えて~                太田晴海
 とっても短く感じた遠征でした。まず、やっぱり外人はとても優しいし、一緒にいても楽しいです。これはどの国に行っても同じだと思います。だから遠征は楽しいと思いました。
 日本の人も、こんな感じだったらいいなーとよく思います。
 それよりも、初めてITFポイントが取れて良かったです。(ラッキーだったけど)これまでの練習の成果が出せたので、本当に良かったです。これで、ようやくスタートラインに立てました。あと、このポイントを取る前の試合でも、いろいろと見つけたので自信がつきました。また、試合が終わっても練習マッチがいっぱいできたので、いろいろと経験でき、良かったです。
 この遠征で思ったことがありました。それは、体力UPと、ダブルスをもっと上手くしたいなと思いました。やっぱり毎日毎日、試合があると、つかれるペースが早くなるので、まだ体力が足りないと思いました。あと、クラブでやる時よりも緊張感を持ってできたので、クラブに行っても緊張感を持ってやりたいです。
 食べ物もとても美味しかったです。やっぱり最初にインドで経験したので、どこに行ってもおいしく感じます。
 あと、人からいろんな情報を得ることが大事なのがわかりました。例えば、この遠征では、スローンりょうまくんと、ほそやくんが教えてくれたレストランのおかげで安いし、おいしいところで食べれたので、情報も大事なんだと思いました。とにかく、いろんな人から情報を得るといいのがわかりました。
 遠征に行くと、親のありがたみがよくわかります。とくに洗濯です。普段はポイと置くだけで、洗濯をしてくれるけど、遠征に行くと、やってくれないからとても大変でした。とても感謝しなきゃいけないと思いました。
 そんなこんなで、ニューカレドニアでのリベンジができたので良かったです。これから、もっともっと勝ち進めるようにがんばりたいです。すべてのことに感謝して、やりたいです。とても楽しい遠征でした。

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ブルネイ日記11/29(1644)

2009-12-12 00:41:04 | ITFブルネイ2009
11月29日(日)さらに暑い快晴
本日も早朝から練習、ブルネイ最後の練習です。
その後、ホテルをチェックアウト、荷物はフロントに預かってもらってガドンへお土産をさがしに。いろんな店をめぐってみました。人気はやはり、スポーツ店。安くてかこいいウエアを探すのが一番楽しいようですね。あるスポーツ店の店主が、ターバンを巻いて顔じゅうひげで、アラビアンナイトの中に出て来る盗賊か魔法使いのような感じ…で、いっしょに写真を撮ってもらいました。でもシャッターを押す直前、店主が「ちょっと待って!!」
彼、ここで何をしたと思います?鼻の下から横に向かってたくましく伸びるひげの先端をくるりんと上に反り返らせたのでした、はははは。あまりみない風景で、笑ってしまいました。


昼すぎの飛行機に乗ってブルネイからマレーシアのコタキナバルへ。往路でも泊まったあのプール付きのホテルへ。晩ご飯はみんなで飲茶を楽しもうと思っていたのですが、タクシーの運転手さんが、どうも飲茶を理解できないようで、結局、シーフードの屋台街の前で降ろされました。ここには、どのお店にも大型の水槽がたくさん置いてあって、その中の魚だのえびだのかにだの貝だのを指差して、その場で調理してもらい食べる…という場所のようです。その雰囲気に圧倒されました。食べれそうなものがあまりなく、はじっこの寿司の店で食べることにしました。なんと、そのお店は日本人のおじいさんが経営していて、食べながら、いろいろおしゃべりをしましたよ。日本人が来ると、おしゃべりするのが趣味なのかな?とてもおもしろいおしゃべりでした。
 山形から出て来てもう36年ここで寿司屋をやってる。その間日本には3回帰国した。最後に帰った時は、日本があまりに変わっていて「うらしま太郎」の気分だった…とか。
ここコタキナバルは、マレーシア人、フィリピン人、イスラム系の人々、中国系の人々…などがいる。フィリピン人は学校にも行けないし、病院にだってかかれない。
 日本人の子供たちが、どれだけ幸せな生活をしていて、とても感謝しなくてはいけない事など、アジアの貧しさを持つ国へ行った時だけに感じられる感覚を味わいました。(はるみはインドでも感じたかな?)



↑手に持っているのはえいです。


↑うなぎ、ぶっとかったですよ。


↑やしがに

↑うらしま太郎のおじいちゃんと、餃子を運んできたフィリピンの11歳の女の子。
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ブルネイ日記11/28-2(1643)

2009-12-07 22:44:12 | ITFブルネイ2009
水上集落観光から戻り、男女決勝を観戦しました。

↑すばらしいプレーで優勝したカッティ。



↑それを真剣に見つめる選手たち。


↑決勝戦中に、龍のような雲がもくもくと。


女子はえりぴょんが優勝しました。
その後、本当はオフにすると言っていたのですが、ベンツやカティに誘われて結局バリバリ練習しました。
●げんき 3-6 ベンツ(THA,第2シード)
○はるみ 6-4 ボス(ベンツの弟、げんきがダブルスを組んだ)
○げんき 10-4 カティ(第1シード、今大会優勝…の子に勝っちゃいましたタイブレですけど…相手は決勝後でへとへとですけど)
○はるみ 6-4 ベンツ(THA,第2シード…これまた相手へとへと)
○げんき 6-2 ゆきな(スライスショット禁止のハンデつき)

ここまでやってふたりとも、かなりバテぎみでしたが、本日もサーブ的当て競争。賞金として晩ご飯おごりをつけました!!ゆきなも飛び入り参加しました。結果は写真のとおり。

うしろでうなだれる2人はやらせですけど。

明日は朝練習して、モールへ行きます。
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ブルネイ日記11/28-1(1642)

2009-12-07 22:06:09 | ITFブルネイ2009
11月28日(土)きのうよりさらに暑い快晴(36度くらいと予想)

↑綺麗なトケイソウみたいな花が咲いてましたっ!

 きのうみんなで立てた予定どおり、6時半に朝食を食べたあとホテルを出る時に、今日のオーダーを確認。すると、ダブルス決勝が午前中で、シングルス決勝は午後2時半からになっています。そこで、予定を変更し、朝練したらすぐホテルに戻り観光、2時半までに戻ってきて決勝観戦ということになりました。朝の練習は7時に約束したベンツとボスが現れなかったので、はるみvsげんきで1セット、そのあと1時間遅れで現れた2人も入ってダブルスしました。
○はるみ 6-1 げんき●
○げんきベンツ組 6-4 はるみボス


↑となりのコートでビッグKチームが練習してました。ろぶちゃんを1枚。

ホテルのシャトルで街へ。まずこの間行った有名なでっかいモスクに行き、中を見学しようと思ったら、夕方からじゃないとだめと言われ、あきらめて水上集落を見ることに。


↑モスクはこの間よりも風がなくて、池によく映りました。写真の中央に白い鳥がいるのわかりますかねーー?
水上集落。


↑上の2枚の写真は、橋を渡って行ける近い集落。

この集落は広大なブルネイ川の反対岸の水の上に住む人たちのいわば村のようなものです。ものすごいスピードでぶっとばす水上タクシーに乗って、行きます。集落の中を2~30分探検しました。特別な観光地ではありませんが、日本では全くありえない文化、生活に触れ、何か感じる所があったかもしれません。


河の向こう側が水上集落。この水上タクシーで渡ります。そのスピードがすごいことすごいこと。


水上タクシーのスピードと風をきる気持ちよさにげんきはご満悦ー!




なんと、むこうから自転車が…!!

こんないい雰囲気のドアを持つ家の窓から……。

かわいい女の子がのぞいてました。
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ブルネイ日記11/27(1641)

2009-12-06 22:39:22 | ITFブルネイ2009
11月27日(金)鬼暑い快晴(たぶん35度くらい?)



↑葉っぱが朝日を浴びてとてもきれいでした!


↑東京ビッグKから参加の3人。毎日、夕食の時は同じレストランでしたよ。練習もしてもらいました!

 早朝練習のち今日は、可能なかぎりいろんな人をつかまえて練習マッチをお願いする課題を出しました。3人で相談して、明日は決勝戦を見たあと観光に行くことに決めたので、冗談で「今日負け越した人は明日の観光なしね」と言っておきました。
 ふたりとも準決勝の試合を見る時間以外は、積極的に声をかけまくり試合しました。

●はるみ 0-6 WANG,Yu-Cheng(TPE,日本語ぺらぺらの日本生まれの子です,1559位)
○げんき 6-1 TPEめがねくん
●はるみ 0-6 TPE石井コーチ
○げんき 7-6(3) WANGくん
○はるみ 6-0 いずみくん
●げんき 4-6 細谷げんきくん
●はるみ 5-7 TPE(げんきがコンソレ1Rやった背の高い子)
○げんき 6-3 スローンりょうまくん
●はるみ 6-7(7-9) 細谷げんきくん
 げんき 浜コーチとばしばしのヒッティング
○げんき 6-3 TPE の内藤大輔
●はるみ 1-6 TPEの若いコーチ
 はるみ 1シード、インドのカティくんと打ってもらう


ひととおり終わって、ふたりともへとへとでしたが、ジュースの缶をふたつ渡して、サーブ的当て競争(勝ったほうにジュース1本おごり)をしました。結果は写真のとおり。

↑ジュースをゲットして満面の笑みのげんき。バックに敗者のはるみを小さく入れてみました。


↑ベスト4まで勝ち進んだれいちゃん。


↑ノーシードからダブルス優勝のえりぴょん、ひとみ組。



↑夕方、はるみはインドのカッティと練習してもらえました。すごいラッキー。
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ブルネイ日記11/26(1640)

2009-12-06 01:10:40 | ITFブルネイ2009
な、な、な、なぜか11月26日の日記だけなくしてしまいました???がーん。なんでだ?
げんきとはるみの日記を見せてもらって思い出すしかありません。とりあえずこの日の写真を。



↑1シードのカッティ(インド)くんとチェコのサラバくんのQFの試合は、今大会で一番すごい試合でした。技術的にはサラバくんが勝っていましたが、途中、けがして動けなくなり1シードの勝ち。フィジカルも実力のうちです。



↑ゆきなvs台湾の14歳対決。どちらも5時間でも6時間でもつきあうわよっ!というような我慢強いタイプ。4時間弱の対決は台湾の子に軍配。



↑第2シードベンツはクリスくんをあぶなげなく退けました。



↑タイ在住の小林みきちゃんは、第2シードのオーストラリアの子に敗退。


↑りょうまくんのビッグサーブ


この日、げんきとはるみは、これらの試合を見たり、練習マッチをしまくったりとがんばりました。結果もすべて書いたのに日記どこいったんだろ?
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ブルネイ日記11/25(1639)

2009-12-06 00:31:30 | ITFブルネイ2009
11月25日(水)晴れ
 いつもどおりの日課で朝食後、7時から8時過ぎまで練習。はるみは第2シードのベンツと対戦です。

本戦3R
●はるみ 1-6, 1-6 BURAPHARITTA Phassawit (THA,2シード,223位)サウスポーあだ名はベンツ。
 各セットとも最初のはるみのサーブを1回だけキープさせてくれ、あとは容赦なしでした。サーブはファーストもセカンドも厳しく、ブレイクは無理な感じ。セカンドでノータッチをくらったのもありました。フォアはループボールで甘くなることはまずなし、はるみのが甘くなると体重をものすごく前にかけたフォアが炸裂します。バックは基本スライス、両サイドのコーナーに常にきます。スライスだけだと思って、バックへアプローチして前へ出ると、トップスピンのパスで1発で決められます。普段あまりスピードボールを多様しないのに、つけいるすきが全くなく、こういう種類の強さか!!とうならせてくれる選手でした。こういう選手の存在を知ると、テニスがまた奥深くなっていきます。


シンガポールの16歳以下ナンバー1の LEE Sean Wei Yiくんが練習マッチをしてくれました。
●はるみ0-4(4ゲーム先取3-3タイブレーク)
●げんき2-3(10-12)(3ゲーム先取2-2タイブレーク)

次はポイントのかかったげんきのダブルス2回戦。

●げんき・ボス組 6-4, 3-6, 7-10 AL BITAR Ahmed,SULTAN Ziad(EGY,KUW,374位704位)
相手はふたりともシングルスで今日勝ち、ベスト8を決めている選手、そうとう強いです。…が、ふたりとも相当疲れているのか、のろのろサーブに凡ミス多発。途中で相手のコーチが言ってましたがエジプトの子は熱があったそうです。対するげんきボス組はげんきのネットプレー、ボスのアタッキングストロークが決まるたびに雄叫びをあげ、いい感じです。そんな感じで1stは6-4。2ndはげんきのサーブゲーム、ボールを足下に沈められ、しかもボスはチャンスボレーもミスるのですべてダウン、1ブレーク3ダウンの3-6。ファイナルスーパータイブレークはいい感じで6-3リード。ところがここから相手は本気を出す→ボス勝ちびびりか全くストロークをアタックしない(ストロークを強打しなければ彼はただの人)→げんきもややあせってミス。ここから6ポイント連続取られ6-9相手マッチポイント。1本挽回するも、その次取られ負けてしまいました。実力差はかなりあるが、状況的にチャンスが来ていただけに残念。チャンスをものにできなかった。

 流した悔し涙を心に刻み付けて練習し、シード選手を倒せる実力を身につけていくしかありません。まだまだはるみもげんきもポイントを取るには、運に大きく頼るしかありません。もっと実力がついてくれば運は関係なくなってきます。

練習マッチ
●はるみ2-6 SATPRERTPKY Noppawit(はるみが本戦1Rでやった子、双子の弟の方)
○はるみ6-3 SATPRERTPKY Noppawit(はるみが本戦1Rでやった子、双子の弟の方)
●はるみ3-4 SATPRERTPKY Noppawat(双子の兄のほう)

げんきはダブルスの試合に入る前、「コンソレは基本的には1R敗者まで出場できるが、2R敗者で希望する子がいれば出させてあげるよ」とのレフリーの言葉。どうするか相談の結果、どん欲に出たほうがいいという結論になり、エントリーしました。

ダブルス敗戦のショックから立ち直るにはあまりにすぐにコンソレの試合。

●げんき 5-8 CHIU Yu Hsiang(TPE)
この相手はKhooくん(はるみが予選決勝であたった、本戦では痙攣で涙をのんだ)が予選1Rで倒した相手。相手は本戦を戦えず、このコンソレをずっと待っていた立場。対するげんきはあまり心の準備ができていなかった感があります。相手は最高のプレーをしてきます。げんきは完成度の低いドロップショットからのパターンを練習しているかのような多用ぶり。相手は勝ちにきて、げんきは練習をした、という試合でした。
ダブルスでポイントゲットできなかった以上、この遠征での成果を最大に上げて帰るためには、このコンソレを勝ち進んで、強敵と多く試合したかったので、この試合の内容はとても残念です。
途中、余裕があれば練習するも悪くはないですが、勝負に関わる終盤はしっかり勝負に固執してほしかった。


↑大きいほうのげんきくん。

↑ゆきなもポイント稼いでます。毎日真っ黒になっていきます。

はるみがまだだれかとやりたいというので、台湾のコーチ(山梨の石井コーチにそっくりだと子供たちがいっている通称「台湾の石井コーチ」です。)に「そっちのチームに、だれかこいつと1セットやってくれる選手いない?」と聞いたら、「オレがやる」とそのコーチが試合してくれました。
●はるみ1-6 台湾の石井コーチ

↑台湾の石井コーチとふたりで

はるみとKHOOくん(マレーシア)

負けてしまったので今日の夜帰るというアジアの選手が多いので、今日はかたっぱしから声をかけて練習マッチを組みました。ふたりはだいぶ疲れたはずです。夜、モールとナイトマーケット探検をしましたよ。






←これは有名なドリアンです。前を通ってもくさくなかったです。
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ブルネイ日記11/24(1638)

2009-12-05 23:40:44 | ITFブルネイ2009
11月24日(火)曇りのち晴れ夜雨
今日は勝負の日、本戦2回戦。この試合のためにこの遠征に来ているといっても過言ではない試合です。ゆうべはミーティングをしてシード選手と戦う心の準備について話しました。さあ、どうでしょうか?


本戦2R
●げんき 1-6,3-6 SUWANASANG Tas (THA,11シード,687位)
相手はパワーもあり、ショットも正確。げんきよりも1ランク上の選手といった感じだ。げんきはしっかりとした準備でのぞむが、サーブは1ゲームに2本エースをとられ、1本は触れるがレシーブミスさせられるサービスポイント。つまり相手のサーブゲームは40ハンデでやっているようなもの。そしてストロークもフォアはすべてがエース級だが、1発狙いの危険なショットではなく、安定している。唯一それほどでもないバックだが、げんきのバックへ打たれると振り遅れる。なかなかきびしい。1stセットは1つキープしただけの1-6。2ndセットは3-3までふたりとも2キープ1ダウン。そこからスパートをかけられた感じでした。
実力不足…でも自分のすべてを出そうと、戦えたのではないかと思います。


○はるみ 7-6(5), 6-1 Liang Wen-Chun(TPE,15シード,672位)サウスポー、台湾の14歳以下6位の選手だそうです
相手はフォアハンドのスピンで相手を振りながらしつこくつなげるタイプ、ただし1発はない。
はるみ先に2-2からブレイクするも4-3のサーブでダウン、イーブンに。そのまま両者オールキープでタイブレに突入、間をうまく使ったはるみが、少し相手をいらいらさせ7-5でとり1st7-6のアップ。セカンドの立ち上がりいっきにいきたい所でしたが2-0で雨中断。しかし再開後、最初をしっかりとり3-0。1ゲームキープされるが、流れは変わる事なく6-1、みごと初ポイント10点ゲットです。おめでと。

蓋をあければ、シードを破ったのは結局はるみだけでした。(シードが敗れたのは15シードの1人だけ)予選決勝ではるみに勝ってあがったKhooくんは7シードの選手相手に完全に勝利したと思ったファイナルセット途中で痙攣がきて、残念な負けでした。(その後この7シードの選手は勝ち進みましたから、はるみが予選決勝で負けたKhooくんの実力はかなりのものだったことになります)
 試合が終わった直後、はるみの試合を応援していたげんきがはるみに「ポイントゲットおめでと」の一言。その言葉に対するはるみの返事は、とても相手を気遣った表情で「おさきに」。はるみは、ニューカレドニアで自分だけポイントが取れずに、まわりのみんなが取った経験がありますから、その時の自分の気持ちを思い出して、げんきを気遣った一言だったと思います。今回連れてきているふたりは、心の優しい素敵な選手です。ぜったいこういう子たちを応援したいし、強くなってほしい。



げんきはダブルスにポイントゲットをかけて張り切ります!ただし、ペアのボレーができないのがちょっと心配。

ダブルス1R
○げんき BURAPHARITTA 組 6-4, 6-3 SATPRERTPKY兄弟(THA)双子ペアです。
ダブルスはノーアド、ファイナルセット10ポイントタイブレークです。1stは相手チームの弟とげんきが1回づつダウンで迎えた5-4相手弟サーブ、40-40になり、ノーアドを取って6-4。僅差でした。セカンドははるみの試合を見にいったので4-1まで見れず。でも見ていた子(げんきのペアの子の兄さんベンツ)によれば、げんきのボレーがスーパーだったそうです。そこからは両チームオールキープで6-3。明日につなげました。

●はるみ SOMROOP 組 4-6, 3-6 SHIH,YU(TPE)組
相手はサーブ、ストローク、ネットプレイともレベルが1段上。サーブが返せない、ストロークでアタックされると反応できない、ロブを深く上げても決められる。いいとこなしでした。でもペアとのコミュニケーションをしっかり取り、最後までがんばりました。このレベルのサーブを普通に当たり前に返せるようにならないといけませんね。

と、いうわけで、明日ははるみのシングルスQF、相手は第二シード、タイのあだ名はベンツ君。げんきはポイントゲットをかけてダブルス、クゥェート、エジプト組(なかなか強敵)とです。

げんきは、まわりにポイントゲットした子が出て来て、ちょっと悔しそうです(あたりまえ)。でも明日の試合では自分に変なプレッシャーをかけぬよう、無心で戦ってほしいと思います。

第1シードのカッティ(インド)

第2シードのベンツ(タイ)

女子1シードのえりぴょん。ブルネイタイムスの記者のおばちゃんとのやりとりはかなりうけましたっ!!!

帰りにタイの子たちと1枚。
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ブルネイ日記11/23(1637)

2009-12-04 22:36:20 | ITFブルネイ2009
11月23日(月)めずらしくずっと晴れ
はるみ5時半起き、げんき&木全6時起き。その後はいつもと同じスケジュールで7時から水とりして練習開始。約1時間強練習。はるみ8時半~予選決勝、げんき9時~本戦1R。


●はるみ 3-6, 1-6 Khoo , Er Yang (MAS、マレーシア)
 1-1から再開のゲーム。相手はかなりまとまったいいプレーヤーです。オールキープで2-4まで行き、ここではるみがダウン、そのまま1ダウンの3-6。セカンドセットは1-1までキープキープのあとぐだぐだの2ダウン。1-4でまったくテニスになってないのでげんきの試合に移動しました。普通の状態だったら「なんだ?!今の試合は?やる気あんのか???」とひどく叱るところでしたが、聞くと、腹筋がいたく、ボールを打つのがせいいっぱいだったそうで、叱るのはやめました。
ラッキールーザーのくじ引きで、なんと1回戦ラッキールーザーどうしの対戦を引き当てました。ラッキー!!


○げんき 6-2, 2-6, 6-0 Jordan Joshua(MAS,マレーシア1442位)
 コートに着くと、1stセットの4-2,5-2,6-2、3ゲーム連取で1セットゲット。なかなかいい感じ!と思ったら…セカンドセット力み過ぎの打ち過ぎ→だんだんミス増える→暗いムード、元気なしで結局2ダウンノーブレイクの2-6。ファイナルセットは落ち着いてボールをコントロール、声も出し気合いを入れ一気に4-0まで行くと、相手がぷっつんしてくれ、いい加減適当プレーをしてくれ、結局6-0でした。
自分がポイントを取れなくなってくると、たまに決めた時も「ああ、1本だけ決まっても意味ねーし!」とでも考えているのかな?とこっちが思うような暗い表情。「よしこいっ!!カモーーーン!!!」などの声はもちろんなし。となり、さらにミスが増えはまっていく、そんな感じの2ndセットでした。こういう時は1本、2本のポイントでもそれが唯一の元気回復剤です。大切にして、ガッツポーズなどした方が、自分のプレーが戻ってきます。そんな話をげんきにはしました。

息つくひまもなくすぐにはるみの本戦1R。
○はるみ 4-6, 6-2, 7-5 Satprertpry Nopawat(THA、タイ、ラッキールーザー、双子の弟)
相手はストロークをつなぐことだけはできるしつこいプレーヤー。他にできることはあまりない。普通であれば楽に勝てる相手。しかし、神様はおなかがいたいはるみにちょうどいい試練を与えた???と思わせるような対戦でした。1stは先にブレークするも、あとから2つダウンし4-6。2ndは2ブレイクで6-2。ファイナルは先にブレイクするも、また2つブレイクされ1セット目と同じ展開。1ダウンで迎えた相手のサーブゲーム、キープされればおしまいの場面で相手から30-0。ここから相手4本イージーミスで、ブレイク奇跡的に5-5に追いつく。ここからはやわらかいテニスで相手をミスらせ7-5。おい、最初からそれをやれよっ!と言いたくなるような…。ま、でもおなかの痛みとも戦い、よくもちこたえました。

これで、げんきもはるみも、ようやく勝負の場にたどり着けました。本戦2回戦は勝つと10ポイント、負けるとポイントなし!さあ、明日が本番です。

ふたりのプレーを見て、なかなかうまいと思ってくれたのか、ダブルスペアさがしは向こうから声をかけてもらい、今回は楽でした。げんきのペアはシングルス第二シードのタイのベンツくん(あだ名)の弟のボスくん(あだ名)となりました。体が大きく、ストロークを打ちまくります。ネットプレーは少し苦手のようです、英語がしゃべれないので、コミュニケーションが大変です、そのへんも含めて今日練習しました。
 はるみのペアはタイのチャンプくん(あだ名)。兵庫でもみかけました。SSCのまこまこに「かわいいね」とナンパした彼です!プレーはまあまあ、ポイント持ってます。なんてラッキー。こちらもほんの少しダブルス練習しました。



↑虹を背景にパチリ。


 今日は他にもニュースが。ゆきなとれいちゃんが2Rを勝って、うれしい10ポイントゲットです。それから東京から参加のいずみくんがダブルスエントリーで大変なことに…前回、ニューカレドニアで「さとみの名前がダブルスドローにのっていない事件」が起こりましたが、それと同じような恐ろしいことが起こっています。ダブルスのエントリー締め切りは明日のはずなのに、急に今日の2時に変更になった…って、気付いたのは夕方4時ころ。そんなのありですかぁ??放送でお知らせしたって、そんなのホテルに戻ってたらどうするんですか。コーチたち、なんとかレフェリーへの抗議、成功するといいのですが。


↑今日、はるみに課題を出しました。練習相手さがして打っておいで!30分ほどして誰もみつけられないので、手を貸してあげようと、その辺に座っている台湾チームに声をかけたら、1人の子がOKと言って立ち上がりました。すると、その子の背の高いこと。2mくらい??サーブもミサイルのようでした。聞いたら、第4シードのワン・チー・フーくんでした。はるみラッキーしました。はるみがちびに見えますねぇ。
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ブルネイ日記11/22(1636)

2009-12-04 21:59:53 | ITFブルネイ2009
11月22日(日)晴れのち雨

 いつもどおり早い朝食をし、会場で7時から水とりをし、練習1時間ちょっと。9時から、はるみ、げんきの予選決勝の相手を決める試合を観戦、弱点などをさぐっていました。…すると。はるみが放送で呼び出されました。本部へ行くと、なんとも恐ろしい事態が待ち受けていました。

 レフェリーが予選ドローを作る時に名前を間違ってしまったため、きのう1Rデフォ勝ちしたのはやっぱなしで、今から1Rを行う…というのです。なんと恐ろしいことでしょう。はるみはすぐに気持ちを切り替えて試合にのぞみました。

予選1回戦
○はるみ 2-6, 6-2, 6-2 Chen Wei-jen(TPE)
相手はサーブがものすごくいい、これは1つもブレイクできないかも…という感じ。ストロークもフォア、バックとも威力があり正確。はるみは1回だけつかんだ相手サービスゲームのブレイクポイントを凡ミスするし、自分のサーブゲーム40-0から5ポイント凡ミスでダウンするしで、ダメダメな感じで1stは1ダウンの2-6。2ndはラッキーにも相手サービスゲームで0-40のトリプルブレークポイントをまたまた2本イージーミス、次、相手ダブルフォルトでラッキーなブレイク。1ブレイクで4-2の時に変化が起こりました。相手がボールを全く強く打ってこない…引力サーブ&スライスフォア、スライスバック、足動かさない、すぐボールを追うのをあきらめる。熱射病にかかったか、肩をいためてやる気をなくしたかで6-2。ファイナルも同じで6-2。技術では負けていましたが、体力、集中力、メンタルでは圧倒的に勝っていた試合。相手はたぶん昨日の夜到着して、調整できず、前半からとばしすぎたのかもしれませんね。



予選決勝
○げんき 6-2, 6-1 Tay Tze Meng (MAS)
げんきの相手は1Rすばらしいストロークで相手をけちらしていたので、かなり苦戦するかと思っていたのですが、蓋をあければ圧勝です。まずサーブがすばらしい、1ゲームに2本はサービスエースがあり、もう1本サービスポイントがある。
 そしてストロークは伸びがあって、フォアもバックもおもしろいようにダウンザラインが決まる。相手は途中からお手上げ状態でした。あとで本人に聞くと、「今日はストロークはあまり強く打たなかった」と言っていました、まわりで観戦する人たちには、すごく打ち込んでいたように見えていたはずです。この食い違いから、少しリラックスした方が伸びのあるいいボールが飛んでいくって事じゃないかな!と話しました。

 げんきはうれしい初の自力予選突破です。



 はるみは1時間半のレストをもらったのですが、雲行きが怪しくなってきた(黒い雲がもくもくと出て来ました)ので少し早めにセンターコートで予選決勝を開始。相手はまあまあうまいマレーシア人です。1stの1-1、0-15でスコールが来ました。4時半まで待機して無理だとレフェリーが判断、明日朝8時半から続きとなりました。







左からタイにずっと住んでいたけど現在は神奈川在住の細谷げんきくん、真ん中がタイ人で第二シードの通称ベンツ。右はニュージーランド国籍のハーフ、スローンりょうまくん、今はシンガポール在住ですが、スペインでトレーニングしたりもしてるそうです。

折り鶴の折り方を教えたらごきげんのりょうまくん。

トランプのタワーに挑戦中、げんきくん。りょうまくんげんきくんはふたりだけで来ています。英語がしゃべれると有利ですね。

夜は細谷げんきくんとスローンりょうまくんに近くの安いチャイニーズレストランを教えてもらい、食べに行きました。2人分をぺろりとたいらげる長身のふたりにみな唖然としました。

 ホテルにもどると、本戦ドローとオーダーが発表になっており、げんきは色の黒いマレーシア人の子と1回戦、勝てば11シードとです。はるみは、予選決勝勝っても負けても本戦に出場できるだけのラッキールーザー枠がある事がわかり、明日はのびのびチャレンジャーモードで行ける!と言っていました。


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