山口日記

その日を記し、その日を残し、来るべき日を見据え、来るべき日を迎えるために。

複雑な

2008年07月29日 | 日記
結婚式が多すぎる。めでたくてうれしいことに金の話しなんて持ち込みたくないけれど、6回もあると交通費も含めると数十万にふくれあがり、引っ越しを企む私にはシビアな数字となっておそいかかってくる。節約しないとなぁ。でも夏は遊びたいなぁ。
先週は京都で幼稚園からの友人の結婚式。東山の旧宅を改築した雰囲気のある式場だった。知ってる人間は一人。なかなか厳しい状況ではあったけれど、気さくな友人たちのイタズラには腹を抱えてわらった。帰りはその友人たちの車に乗せてもらい、降りるときには運転手が率いるバンドのCDを購入させられていた(今そのことを思い出した)。次の日は毎回のごとく飲む友人と飲んだあと、高校を卒業して以来久々にバンドをしていた3人で飲んだ。バンドをするためにつるんでいたわけではないのでこう書くのに抵抗があるけれど、一番出来が悪くて一番大好きなそいつらとはそれ以外に3人で人に伝えられるような何かをした試しがないから仕方がない。10年近くたった再会も、先月の結婚式で大阪に行った際に偶然駅であったことがきっかけで実現することができた。相当再会にわくだろうと思ったけれど自然すぎるくらいに時間が過ぎていった。何を話していたのかよく覚えてないけれど、この二人が笑って生きているうちは幸せだと思った。

この週末は名護で祭があったから会社の人たちと行ってきた。中高生か家族連れがほとんどで、同年代はどこへ行ったのかと不思議に思ってすぐに気付いたことは、同年代が家族連れであるということだった。なかなか複雑な思いのまま同い年の3人で花火を見上げていた。夏なんだね。

今週は慶良間に行ってやる。

2008年07月16日 | 日記
飛行機の到着とともに一斉に集まり、システマティックに動く作業員の人を見ていると、プロフェッショナルな美学を感じる。かっこいいなぁ。と、思うくらいに暇だ。

2008-07-16 20:54:48

2008年07月16日 | 日記
飛行機が遅れて関空で2時間待ちぼうけ。那覇に着くのは0時前。ということは家に着くのは優に1時を過ぎる。勘弁してくれ。

今日は転職希望の人たちに、自分の転職経験を話してきた。なんのタメになるのかは分からないけれど、自分のこれまでを言葉にして伝えてきた。私は自分の事を異端児として捉えていいのでしょうか。そんな疑問がわいてきます。特に人に誇れるようなこともしていないし、羨ましがられるような道のりでもないから異端児としての認識はない。でも3日前にはっきりと言われたことがある。カッコいいホテルマンなんかになれないんだから、異端児として普通になるようなことをするな。とんでもない異端児であることを認識しろ。と、言われた。誉めてるの?と、聞きたくなるような言葉だ。じゃあ真っ当な人間てどんな?と聞きたくもなる。まあお前は普通だなと言われるよりはいいのかもしれない。

それにしても空港は暇だ。村上龍の「空港にて」でも読んでみようか。この上ないシチュエーションだ。

2008-07-15 19:26:07

2008年07月15日 | 日記
風が通り抜け、蝉の声を聞き、雨音を聞き、遠くに波の音が聞こえ、掌に沖縄を感じ取れるようなレストランが作りたかった。「外は外、我は我」そんな世界から沖縄を覗くことをまた繰り返そうとしている。

悔しくて、悔しくて。下を向いてタバコを吸っていると、風がそっと私を撫でていった。この風を失うのかと問いかけているのかもしれない。涙が出た。もお仕事でそんなもの出てくるなんて思っていなかったのに。

今から大阪出張。

口から

2008年07月08日 | 日記
外部からの刺激についてかなりしんどい状況がつづく。みんな立派な意見をもって私に接してくれるのだけど、意見はしても行動はしなくて、レスポンスは求めてくる。口で言って何かが変わることもあるし、口で言うことで何かが始まることもあるけれど、言っても変わらないことに対していつまでも口で文句を言ってもどうしようもないことにそろそろ気付いてほしい。そのなかで、自分に何が出来るのかを考えて見るけれど、今は刺激の強さに目を瞑ってしまうように、視野が狭くなかなか動くことができない。こんなときにこそ視線を上げて視野を広くしないといけないわけだけど、気が付くと足元だけを見ながらあたふたしている。

それでも元気に健全になやんでいるだけで、ここも悩みの部分を吐き出す場所になっているから病んでいるように見えるだけです。あ~でもポーティスヘッド聞いてる…病んでんのかな?

言葉を拝借

2008年07月03日 | 日記
前の職場に続き、今の職場でも大きな人事異動です。しかも前回同様、私が素直にすごいと思う人が居なくなり、なんで?と思う人が代役に入ってきます。小さな頃から私が見るテレビ番組は必ず不評で終わると家族に言われていましたが、私の見る目がないのでしょうか。今回はどうしましょうか。前回はそれがきっかけで退職まで行ったわけですが、すでに私、ここで転職するにはきつい感じです。しかも人間的な理由で二回も辞めていたらこれから先もう誰かの下に付くことはできないような気がします。今度は自分が信じた人について行こうかしら、と思う次第であります。そもそも誰かの下で働ける人間ではないのかもしれないと先輩と話していたところですが、独り立ちするほどの人間でもないと思うところもあります。今回はとことん戦うしかないかもしれないなぁ。なんて思っていると帰り際に早速新陣営から明日呼び出しです。一人で一つのレストランを構築してきたわけですが、ここで信頼もできそうに無い人間からちゃちゃを入れられると短気な性格が出て「だったら辞めてやるよ」という自分が目に浮かびます。一方で論理を組み立てしっかりと他人を説得する重要性を先輩方から教えてもらって納得しているので、切れてしまうのは逃げであるという考えもしっかりと持ち合わせております。明日はどんな戦いになるのやら。傍らでは初めて先輩になる部下をケアしないといけなくて、組織の中でのいろいろな対応を少しずつ教えているという立場なのにいきなり上下関係でもめる私の姿を見せるわけにもいけませんね。

いや~くだらないね。晩飯を抜いてダイエットに励んでもこれじゃあビールの量だけが増える一方だ。majorityの意識を凌駕したminorityになるには程遠く、majorityの意識に嫉妬するminorityに落ちぶれることは耐え難く、majorityに属することで安心する人間になることはそれ以上に耐えがたい。minorityをmajorityへと押し上げていく過程に魅力を感じるのか、今はその戦いに備えてビールを飲んで準備をする。「だから負けるんだ」と突っ込みを入れられる人はかかわらないでください。

万人のハートを軽くなでるのではなく、
ひとりのハートに、ぐさりと突き刺さる表現がしたい。

私もそう思います。