山口日記

その日を記し、その日を残し、来るべき日を見据え、来るべき日を迎えるために。

ソネット

2019年04月20日 | 日記


何にも無いと思っていた時間も、過ぎてみると以外と大切な時間だったりするように、抜け出したい今の状況も、自分のためになる今であれば良いのに。

パソコンに文字を入力するばかりの仕事のやり方をやめて、インプットを手書きしてみる訓練を始める。タイピングではあまり発展した物事を考えないが、手書きだと脱線したり、飛躍したような考えでも書き記すので、メモから一歩進むことができる。あとはレイアウトが自由だから。iPadに手書きでメモを取ってみたいとも思う。スケジュール管理をGoogleカレンダーに変えたときくらいの便利さが待っているのではないかとも思うが、手書きを終えたときの自己満足感も捨てられない。配布が必要なときは面倒だが、メモをさらにまとめることで、受け手の理解が深まれば、その作業も無駄ではない。

字は汚いが、文房具は好きだ。ダヴィンチの厚手のバイブルサイズ手帳に3.5ミリ方眼、PARKERのソネットスリムにジェットストリームのパーカータイプのリフィルを装着して、汚い字を撒き散らかして楽しんでいる。

アホな発言はメモに落とし込めない。要点がなく、何も言ってないのと同じ。逆にメモが追いつけないほど、書きたいことを言い続ける人もいる。後者になると、書くだけですぐに時間が過ぎ、なぜかメモも見やすい。前者を言語化するのは訓練になるのかもしれない。結局何を言ってるのか分からない人の話を要約して、何言ってるの?と問い正すことが得意になるのかもしれない。必要ないけど、邪魔なやつを避ける時には有効なのかもしれない。

自分で一皮むかなければならないことは分かるが、命題が好きなことではない。好きなことを仕事にしたはずが、いつの間にかやりたくないことをやり切ることを仕事と呼ぶようになってきた。なんとかもう一度気持ちを込めて仕事に向かいたいが、もう自分を仕向ける時点で違う。ほっといたらやることを仕事に。