今日もまた札幌に向けて特急に揺られています。会社の人間は函館-札幌間の距離と便の悪さを分かっているんだろうかと思ってしまうくらいのはした金とノリの軽さで札幌に呼び出してくる。実際これなら東京日帰りのほうが楽なくらいだし東京に行ったほうがメイドマッサージがあるぶん気持ちも軽やかに函館を出発できるもんだ。
今日の北海道は天気が荒れていて窓越しに眺める波はどこかの台風中継でも眺めているような状況になっている。さっき通り過ぎたユウラップ川では昨日からの雨にも関わらず澄んでいて深い緑とも碧とも言えない川が力尽きて真っ白になった鮭を運んでいて、子孫を残すことができたのか分からないけれど「お疲れさま」と心の中でつぶやいた。鮭と言うのは知っての通り川を上って産卵する。時には100キロもの上流まで到達する固体もいるようだけど、決して淡水に適応しているわけではない。すべての力を雌は卵に、雄は他の雄に勝つために使うため身はぼそぼそになり免疫機能が低下して傷ついたところから腐り初めて皮膚はカビだらけになり盛り上がった背中と鋭く突き出した顎とは対照的に本当に後は死ぬだけの状況になってしまう。現に川を上る鮭の身は真っ白で切り身を見たところで何の魚なのかは分からない。逆に沖でとれる鮭は見た目ではほとんど雄と雌の区別がつかなくて生殖腺が発達する直前の最高に脂ののった鮭をケイジと呼び一本数万円で取引されるほど立派な紅
い身をもっている。
こんなわけの分からない蘊蓄を書きながら行きの電車では寝てしまった。何が言いたかったのかは寝呆けた記憶のなかでは分からないけど、荒れた天気の北海道にはU2がよく合うなぁ。と思った記憶はある。結局30分ほど寝てあとは寝ているのか起きているのか分からないようなけだるい時間を過ごして札幌に着いた。昼ご飯を友達と食べる約束をしていけどそれまでには時間があったから駅辺りをぶらぶらした。先週来たばかりのそこにはもう思い出があった。別に好きでもないし、ひたすらニルヴァーナを流していかにもいまどきな店員が不必要にアクセサリーやら手袋片方だとか缶バッチやらをつけているのが気持ち悪いお店でこの前買った帽子の色違いを買った。おきまりのように店員に年令を間違えられて訛りから北海道の人じゃないと話がすりかわり私の愛想の無さに服の説明に専念していった。別に何の変哲もない綿のニット帽だけど前に買ったベージュの色がしっくり来なくて黒だったらいいのになーと思っていたらその店の前のエレベーターにのるときに黒のニットが目についたからそれだけ買って出てきた。そしてまた更けてるといわれたことに落ち込んでこんな店もう二度と来ないと心に誓ってエレベーターを降りた。
友達と昼飯を食べていると会社から電話がかかってきて天候不良で社員が千歳に降りられなくて今日は中止だと連絡が来た。あぁそおですかと思ったけどしばらくしてここが札幌でうっとおしい程狭い座席で朝はやくから何時間も揺られてきたことを思い出して腹がたってきた。その後明後日に時間をずらすと連絡が来てそんな簡単に行ったり来たりできるような距離じゃないんだと余計に腹が立って行かないことにした。それはそれでいいとして何しにきたのか分からなくなってそのまま友達の家で甘ったるい梅割り焼酎を呑んで寝た。今は帰りの電車の中で散々本を読み疲れて思うことがたくさんあったから日記でも書こうと思って携帯をとって服屋の文句を書いているうちに思うことを忘れてしまった。帰りは行きと違ってがらがらの電車で旧式ではあるけど深く椅子が倒れて心地よく揺れる車両が気に入った。何でか知らないけどこれは急行で朝乗った特急はカーブの傾斜と外に働く重力に逆らって電動で車体が傾くようにできている。この微妙な揺れ具合が気持ち悪くて慣れるまでは文字すら読めなかった。こうしてこうしていつもの電車に乗るとやっぱり気持ち悪いことがわかる。この急行も一時間ほど前に急停車して人でも曳いたのかと驚いたけれど線路上に鹿が居たらしい。ひいたのかもしれないけどなんとも北海道らしいエピソードに安心した。なんとなくまた電車で旅をしたいと思った。3年前に18切符で仙台東京と寄って奈良に帰ったときのことを日記に書いていたのか気になるけど今確認する方法が無いから後で確かめよう。…まだ日記付けてなかったかな?まあいいや。どうでもいいけど飛行機が一番嫌いで電車か自分が運転する車の旅が好きだ。一日で1200キロを運転したときのことは日記に残っている。とにかく今は前の親父のいびきがうるさくて本を読むどころかイヤホンを外すこともできなくてイライラする!本を読むときは一切をその世界に持っていきたいから音楽を聞かないようにしているからもうどうしようもない。
それにしても無駄足だったなぁ
今日の北海道は天気が荒れていて窓越しに眺める波はどこかの台風中継でも眺めているような状況になっている。さっき通り過ぎたユウラップ川では昨日からの雨にも関わらず澄んでいて深い緑とも碧とも言えない川が力尽きて真っ白になった鮭を運んでいて、子孫を残すことができたのか分からないけれど「お疲れさま」と心の中でつぶやいた。鮭と言うのは知っての通り川を上って産卵する。時には100キロもの上流まで到達する固体もいるようだけど、決して淡水に適応しているわけではない。すべての力を雌は卵に、雄は他の雄に勝つために使うため身はぼそぼそになり免疫機能が低下して傷ついたところから腐り初めて皮膚はカビだらけになり盛り上がった背中と鋭く突き出した顎とは対照的に本当に後は死ぬだけの状況になってしまう。現に川を上る鮭の身は真っ白で切り身を見たところで何の魚なのかは分からない。逆に沖でとれる鮭は見た目ではほとんど雄と雌の区別がつかなくて生殖腺が発達する直前の最高に脂ののった鮭をケイジと呼び一本数万円で取引されるほど立派な紅
い身をもっている。
こんなわけの分からない蘊蓄を書きながら行きの電車では寝てしまった。何が言いたかったのかは寝呆けた記憶のなかでは分からないけど、荒れた天気の北海道にはU2がよく合うなぁ。と思った記憶はある。結局30分ほど寝てあとは寝ているのか起きているのか分からないようなけだるい時間を過ごして札幌に着いた。昼ご飯を友達と食べる約束をしていけどそれまでには時間があったから駅辺りをぶらぶらした。先週来たばかりのそこにはもう思い出があった。別に好きでもないし、ひたすらニルヴァーナを流していかにもいまどきな店員が不必要にアクセサリーやら手袋片方だとか缶バッチやらをつけているのが気持ち悪いお店でこの前買った帽子の色違いを買った。おきまりのように店員に年令を間違えられて訛りから北海道の人じゃないと話がすりかわり私の愛想の無さに服の説明に専念していった。別に何の変哲もない綿のニット帽だけど前に買ったベージュの色がしっくり来なくて黒だったらいいのになーと思っていたらその店の前のエレベーターにのるときに黒のニットが目についたからそれだけ買って出てきた。そしてまた更けてるといわれたことに落ち込んでこんな店もう二度と来ないと心に誓ってエレベーターを降りた。
友達と昼飯を食べていると会社から電話がかかってきて天候不良で社員が千歳に降りられなくて今日は中止だと連絡が来た。あぁそおですかと思ったけどしばらくしてここが札幌でうっとおしい程狭い座席で朝はやくから何時間も揺られてきたことを思い出して腹がたってきた。その後明後日に時間をずらすと連絡が来てそんな簡単に行ったり来たりできるような距離じゃないんだと余計に腹が立って行かないことにした。それはそれでいいとして何しにきたのか分からなくなってそのまま友達の家で甘ったるい梅割り焼酎を呑んで寝た。今は帰りの電車の中で散々本を読み疲れて思うことがたくさんあったから日記でも書こうと思って携帯をとって服屋の文句を書いているうちに思うことを忘れてしまった。帰りは行きと違ってがらがらの電車で旧式ではあるけど深く椅子が倒れて心地よく揺れる車両が気に入った。何でか知らないけどこれは急行で朝乗った特急はカーブの傾斜と外に働く重力に逆らって電動で車体が傾くようにできている。この微妙な揺れ具合が気持ち悪くて慣れるまでは文字すら読めなかった。こうしてこうしていつもの電車に乗るとやっぱり気持ち悪いことがわかる。この急行も一時間ほど前に急停車して人でも曳いたのかと驚いたけれど線路上に鹿が居たらしい。ひいたのかもしれないけどなんとも北海道らしいエピソードに安心した。なんとなくまた電車で旅をしたいと思った。3年前に18切符で仙台東京と寄って奈良に帰ったときのことを日記に書いていたのか気になるけど今確認する方法が無いから後で確かめよう。…まだ日記付けてなかったかな?まあいいや。どうでもいいけど飛行機が一番嫌いで電車か自分が運転する車の旅が好きだ。一日で1200キロを運転したときのことは日記に残っている。とにかく今は前の親父のいびきがうるさくて本を読むどころかイヤホンを外すこともできなくてイライラする!本を読むときは一切をその世界に持っていきたいから音楽を聞かないようにしているからもうどうしようもない。
それにしても無駄足だったなぁ