2007/02/24

朝八時。おやすみなさい。

開店前に

いろんなことがありすぎて、力がなくて、どうすればいいのか分からなくなって、街を徘徊して、それでも開店時間は今日も訪れるので、もう一度がんばろうとiTnesを立ち上げるとPixiesのgiganticが流れた。ボリュームを上げて店中にPixiesを流した。涙が流れてきた。音楽は何も変えてはくれないけれど、私の麻痺しかけた喜怒哀楽を取り戻してくれる。

まどろみ

ぜんぜん寝なくても何とかなっていた時期も過ぎて、今はもう毎日いつなんどきでも眠れてしまうよな状況に陥ってしまった。今も少しの待ち時間をこうして更新の時間に当ててみたけれど、ここまで書くまでに４回コックリばかし首をもたげてしまっている。今布団があって寝たら最高にきもちいいだろうな。でもいつも思うのは不眠症になってしまうような仕事でなくて良かったということ。私たちは目を閉じればいつでも眠れるけれど、どんなに疲れて寝不足でも寝付けないほどつらいものはないだろう。適度な運動が私たちがこのような労働を可能とさせているのだろう。

家のドアを開けるとどこからか金木犀の香りがしてきて、あたりを見回してしまった。実家の玄関には金木犀があっていつもいい香りをあたりにちりばめていた。あの香りは本当に心落ち着くもので学校に出かける前に目いっぱいそのにおいを嗅いで出発していたこともあったくらいに好きなにおいだ。いや、心落ち着く香りになったのはその記憶があるからかもしれない。東京の冬というのはこんなものなのか、今年が異常なのかは分からないけれど、毎日が春を感じさせるような日差しでなんだか冬らしくない。まあとにかく少しは道産子になったのか寒さに強くなったのは確かだろう。

2007/02/13

何かを考えなければならないのは明らかなのに、なにも考えられていない。かといってなにも考えていないかというとそれも違って、なにかを思い考えながらそれを言葉やイメージといったものにまで結び付けることが出来ず、あとから思い返してみるとなにも考えていなかったかのように、なにも跡が残っていない。こうなるともう堂々廻でなにか一つでも跡を残こさないかぎり１ミリも動いた気がしない。そう思うのもここの更新も適当になっていて、何かを言葉にする作業を怠っているのかもしれない。そう思ってここに向かい合ってみたけれど、あまりに多くのことが有りすぎて、書ききれないというよりは、書かないことで何か持っておきたかったものをどこかに忘れてしまったような感じがする。本当に一日も休まずお店に居て心底思うことはクダラナイということで、自分が自分であることの必要性が見付からない。見付けるものでなくて作るものなのだろうけどそれをメンバーと共有できるのかと考えてしまう。これまでの経験のなかでmotivationの低い人間を相手にすることが少なくて、そんな人間とやるくらないならいっそやらないか、違う人間とやってきた。ここにきて誰かのmotivationをあげることなんてするとは思っていなくて、自分がいつも引っ張られていくと思っていた。でもあたりまえなことにアルバイトは給料さえ変わらなければしなくていい仕事はできるだけしないわけで、それは悪でもなく怠け者でもなく当たり前のことだ。だからどうやったらやらないといけない仕事だと思ってもらえるかということばかり考えている。そんなことばかり考えていると正直どうでもよくなってくる。

2007/02/09

ベランダ万歳。

2007/02/03

悩むことも多かろう。
しかし、これが僕らの仕事です。
戦場でもあり、お祭り会場でもある。
店は古かろうと綺麗に掃除され、つぎはぎだらけでも心を込めてはがれを直すことだ。
見渡すかぎりのお客様が笑顔でいること。これこそが僕らの仕事の成果だ。
売り上げや利益ではない。
僕らが存在することで、何でもないお客様の日常が楽しいものになる。
それこそが僕らの存在意義ですよ。


突然店にやって来た前の上司がこんな手紙を残していってくれた。なんどもなんども読み返し、今もひたすらつらいと思いながらモスのテイクアウトを待ち、こうして読み返している。なれない書類作成に苦戦して睡眠時間を削り、不注意から産まれるイレギュラーに悩まされ、理想と現実、本部と現場なんて並べることでさえも情けなくなるような間に挟まれながらまた手紙を読み返す。普通の飲み屋。
こんなにも沢山の喜怒哀楽がつめこまれていると考えると世の中怖くなる。

2007/02/02

楽しいよ。しんどいのは確かだけど。今度の町は生活感があっていい。自転車に乗りながらワクワクした。都心もよかったけど自分にあってるのはこっちかな。ただチンピラがみたいなのが多すぎる。まあこれからだな。