山口日記

その日を記し、その日を残し、来るべき日を見据え、来るべき日を迎えるために。

道程

2008年06月29日 | 日記
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る

高村光太郎の詩。
小学校の時、花巻に行って存在を知った。
そして今その詩を見て心揺さぶられた。
本屋さんへ行こう。








上の文章を書いてから急に気が変わり、海パンをはいて車からフィンとマスクを取り出して、歩いて海に向かった。
坂を下り5分も歩けば海岸にたどり着く。
今日は南東の風で、ちょうど向かい風になっていて水が少し濁っていた。
珍しく耳抜きがうまいことでき、散々一人で素もぐり。
水中から見上げる水面はいつ見ても違う世界につながっている様に見える。
陸から見てると水中はいつも違う世界が広がっているように見えるのに。
小一時間ほど一人黙々とシュノーケリングをして陸に上がると、ぐったりと体は疲れていた。
それでもジリジリと照りつける太陽は気持ちよく、海を背に行き来た道とは違う急な坂道を登って家に戻った。
シャワーを浴び、洗濯機に海パンを放り込んで街の本屋に向かった。
無性にマックが食べたくなって買い物ルートを頭の中で組み立ててみるけれど、どうしても行きにマック、帰りに本屋のルートが効率よくイライラした。
少しでも早く家に持ち帰って食べたいから。
でもここは日曜日ということであまり焦ることは止めて、マックを通り過ぎて国道をUターンして本屋に行き、散々物色して高村光太郎の詩集を購入してからまた反対車線のマックを通り過ぎてUターンしてマックに行って、国道を走りUターンして本屋の前を通り過ぎて岐路に着いた。
家で食べようと買ったポテトを車でつまみ食いするのは、とてもおいしい。
ジーパンに汚れた手をこすりつけながら、忙しなくギアチェンジして海岸の通りをかっ飛ばして帰った。

ここには大物海外アーティストのライブも、レアなブランドの服もないけれど、こんな生活がある。

馬鹿
自ら害うものよ

馬鹿
自ら卑しむるものよ

これ

2008年06月24日 | 日記
いいね。安いし。ビールとビールのつなぎのビールですかね。

ひとつの決断をした。間違いないと考えていた。でも行動に移した瞬間、自分の愚かさに嫌気が差した。理屈で考えた行動なんて多分ろくなことがないのだろう。

過睡眠

2008年06月19日 | 日記
RACONTEURSのセカンドを聞きながら、部下にもらったちくわときゅうりで一番搾り。ブレンダンベンソンはいったい何をしてるのか。最近やたらと眠いし、眠る。今日も外部からのセミナー中に意識朦朧。徹夜で仕事をしていた頃が信じられない。晩飯をビールとつまみだけにしていることが原因かな。晩飯を減らした分発泡酒がビールに昇格して、朝ごはんがおにぎりひとつから二つに増量。夏に向けてシェイプアップしないと。毎晩ラウンジでたむろする新入社員から酒の気配を感じないことに驚き残念に思う。すでに眠い私はもう寝ます。おやすみなさい。

転職(しないよ)

2008年06月18日 | 日記
またもや9時半にしておねむ状態。今日は寝て朝の5時から釣りに行こうかな。来週は第二新卒の採用を目的とした東京の説明会でスピーチ。何を伝えればいいのか。サービス業は当たり前のように職場を変えるから、あまり転職という感覚がない(そもそも転職というのは業種を変えてしまうことをいうのか?)。転職を目的としたフォーラムに平日に来るくらいだから、よっぽど次の環境を求めた人たちが来るのだろう。次の環境に思いを馳せた状態では現在の職場で完全燃焼することはなかなか出来ないだろう(実際私は出来なかった)。ちょうど先週に以前の店に居たアルバイトの子が沖縄に来て久々に会ったこともあって、その頃のことを思い出していた。あの頃まさかこんな生活をすることになるなんて考えたこともなかった。沖縄には行こうと思っていたけれど、ホテルの立ち上げに立ち会えるなんて考えてもいなかった。せっかく転職するなら想像もしなかったところにいくのもいいかもしれない。

あさ5時の

2008年06月18日 | 日記
昨日はたいして疲れていないのに、9時過ぎに寝てしまっていた。久々に長々と夢を見たのも、電気もPCもステレオもつけっぱなして寝たからだろう。どこかわからないけど北国の私の部屋でくつろぎ、風呂に入っていると兄貴がそこら辺で遊んでいた学生の男女5、6人を引き連れて部屋に入ってきて宴会を始めた。そんなに悪い気がしたわけじゃないけど部屋を出るとゲレンデの麓で、高校時代の先輩達が滑り降りてきた。やたらとデカイ板に乗っていたので、「これじゃあトリックしにくいでしょ」と言うとぶちギレてどこかに行ってしまった。そこからはどうしてか東京にクルマで向かい(とはいっても所要時間は数秒でしたが)、懐かしい友達と(これも東京には関係のない人間が多数出演していた)買い物めぐり。そこにはなぜだかさっき兄貴が連れてきた学生も居てこそこそ話しているから気にしていると、昔付き合っていた女の子の友達であることが分かった。気が付くと本人も登場していた。でも顔や声はなくて、そこに居るという認識だけがなされていた。その後また部屋に戻り風呂に入っていると変な鳥の声が聞こえてきて、目を開けると朝5
時の現実だった。

どんな

2008年06月03日 | 日記
混沌とした混乱の中で、事実ベクトルだけは上を向いているのかもしれないけれど、真実は下を向いていたのかもしれない。謎かけのような状況を、謎解きのような行動だけが重ねられ、意識は朦朧とし、気付けば酩酊している。

そんな夢を見た。